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(No.4813)  DVD「ピアノマニア」

2015.09.11 (Fri)



DVD「ピアノマニア」を見ました。
監督:リリアン・フランク 出演: シュテファン・クニュップファー(調律師)/ピエール=ロラン・エマール(ピアニスト)/アルフレート・ブレンデル(ピアニスト)ほか

一年後に、バッハの〈フーガの技法〉の録音を控えて、理想のピアノの響きを追求していくその過程を追ったドキュメンタリー映画です。
ピアノの老舗ブランド・スタインウェイ社の技術主任を務める、ドイツ人調律師シュテファンは、スポットライトを浴びるピアニストではなく、彼らを陰で支える存在です。けれど調律師がいないとピアノは弾けません。次々と高いハードルを課す完璧主義者のピアニストと、職人としての意地とプライドを懸けて、無理難題を丹念にクリアしていく調律師。

ホールの違いによる響きや、音のタッチ感覚、ハンマーや反響板その他、究極の響きを求めて「ピアノマニア」同士の共同作業が繰り返されます。時に緊迫したり、時に平穏な空気の中でユーモアのセンスも楽しいです。シュテファンの感覚の絶妙さがみごとに映し出されていきます。時代の寵児・エマール、引退を目前に控えた巨匠ブレンデルから、人気道化コンビのイグデスマン&ジョーまで、世界の名だたるピアニストたちから絶大なる信頼を寄せられる、現代最高峰の調律職人がすばらしかったです。
20:05  |  映画  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4716)  映画「天才スピヴェット」

2014.11.26 (Wed)



映画「天才スピヴェット」監督:ジャン=ピエール・ジュネ 出演:カイル・キャトレットほか

カウボーイの父、昆虫博士の母、アイドルを目指す姉とモンタナの牧場で暮らす10歳の少年T・S・スピヴェットにかかってきた一本の電話。それは彼が最も優れた科学者に贈られるベアード賞を受賞したというスミソニアン博物館からの知らせだった。初めは受賞式への出席を断ったものの、家族から理解されない天才の孤独を常々感じていたスピヴェットは、一転、受賞スピーチをするためにワシントンDCを目指し、家出を決行する。
双子の弟の死で、心に深く傷を負っているスピヴェットと、家族のコミュニケーションに欠けているものがひしひしと伝わってきます。一人旅で出会う人の心理を観察し、理想の家族像との違いに涙する少年がせつないです。それぞれが救われる最後がいいですね。

(写真:オキザリス:日差しが出ると開花します:ベランダ)
13:27  |  映画  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4672)  映画「トランセンデンス」「GODZILLA」

2014.07.27 (Sun)



ひさびさの映画です。
「トランセンデンス」は人工知能研究の科学者(ジョニー・デップ)が、自らの脳をアップロードさせ万能の力を持ってしまいます。怪我人を治療しパワーのある労働力として、広大な施設で仕事をさせます。恋人はそんな彼に違和感を持ちますが、逃れられません。ラストはあっさりの愛の力で・・・。竜頭蛇尾的な印象でした。

「GODZILLA」日本の原発が大地震のような揺れにおそわれ、事故が発生。妻を目の前で失なう科学者ブロディ(ブライアン・クランストン)は、その後も研究を重ねます。兵士となった息子フォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、原発跡から出現した放射能を摂取して生長したムートーを目撃。アメリカに向かう巨大生物と闘う科学者(渡辺謙)やアメリカの戦力も歯が立ちません。そこへ海から巨大なゴジラが姿を現します。低予算ということですが、巨大な姿や凶暴性、危険性を伝え、アメリカの都市が崩壊する迫力はさすがです。ムートーの繁殖を阻止したフォードと、ゴジラのアイコンタクトが印象的です。ゴジラはたぶん以前の2倍の姿に巨大化し、背中の恐竜のような針山だけでもすごいです。楽しめる映画でした。

(写真:サルスベリ=百日紅:赤い花は暑ければ暑いほど、花を咲かせます:市内)
10:29  |  映画  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4573)  DVD準新作疑惑

2013.12.13 (Fri)



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新作レンタルDVDは、話題のものはなかなか借りられません。
図書館のように順番待ちはないし、たまたま返却されていたところを借りられたらラッキーですね。やむなく、準新作などから借ります。期待値は低いのですが、先日は海外作品で明らかに旧作と思われるものがありました。5枚中2枚がそうでした。あくまでも私見ですが「準新作疑惑=偽装・誤表示」という印象でした。シールを再作成し貼り直したか、単純に店に入荷した日付か。旧作棚より手が伸びるのですが、見てがっかりです。返却の時に指摘したいけれど、気の小さいわたしは言えない・・。

(写真:エリカ・クリスマスパレード:華やかさがなく地味で、名前負けしてます
   :エリカ・ウィンターファイア:小さな囲炉裏火のようです:花屋さん)
09:35  |  映画  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4566)  映画「かぐや姫の物語」

2013.12.04 (Wed)



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(写真:キク=菊:小菊にもいろんな表情があります:市内)

スタジオジブリ最新作、映画「かぐや姫の物語」を観てきました。
監督・高畑勲による「竹取物語」を原作に、かぐや姫が地球に姿を現した理由と、やがて月へ去らねばならなかった波乱の運命を「かぐや姫の罪と罰」という視点で描いた作品ということでした。
のびのびと村で育つ娘を、都で高貴な姫にしなければという翁の思いも、人間社会での幸せとはなにかの限界も感じさせられます。媼(おうな)の素朴な娘への愛情が、心の支えになったことでしょう。なんのために月から地球に来たのかを娘が自覚を持ったときには、もう月に助けを求めた後でした。やがて月からの迎えが来てしまいます。自分のせいと知りつつ、月に戻るしかない娘の切ない涙が印象的です。
美しい自然と表情の物語に、引き込まれ感情の発露に一緒に翻弄された時間でした。こんなにも美しく、激しい思いを受け止めるのは久しくなかったような気がします。夢のひとときでした。

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09:46  |  映画  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4565)  映画「SPEC 結(クローズ) 爻ノ篇」

2013.12.03 (Tue)


(写真:ツルウメモドキ=蔓梅擬:壁のリースにかざっておきたいです:公園)

映画最終「SPEC 結(クローズ) 爻ノ篇」を観てきました。
SPECと、持たない人間たちとの葛藤を、描き切ったと思いました。初回ドラマから脹らませてきての、ラストはこれしかないでしょう。過去何度も歴史がリセットされた人類は、そのことさえ知らず日々生きていきます。戸田恵梨香と加瀬亮の演ずるラストが、いままでの伏線を収斂してうまく印象的に終わりました。セットの規模も大きく、見応えがあります。「THE RiCECOOKERS」の主題歌もいいです。
第二弾というより、別な作品での二人の役作りを見てみたいです。

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08:53  |  映画  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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