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(No.5961)  2CELLOSコンサート

2017.05.23 (Tue)


(月下美人=ゲッカビジン:夜咲いて朝にはしぼむ、幻の花:市内)

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(孔雀サボテン:昼まで咲くゴージャスな花:市内)

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2CELLOS(TOKYO DOME CITY HALL)
共演:TOKYO STAR ORCHESTRA VIRTUOSO

ルカ・スーリッチ&ステファン・ハウザーは、スロヴェニア、クロアチアを祖国に持つ、各種コンクールで優勝しているすばらしいチェリストです。特にハウザーは巨匠ロストロポーヴィチの最後の弟子でした。

会場がサントリーホールが改修中での大ホールのせいでしょう。エレクトロ・チェロでの激しいパフォーマンスに、弓の糸が切れていきます。少し心が痛みます。アコースティック・チェロで聴きたかったというのが正直なところです。彼らの演奏を分類するとポップスからロックになるかも知れません。久々に座席でロック系の音楽を聴けたのは楽しかったです。もうスタンディングは無理ですね。アリーナ席のスタンディングは熱いです。10代から中高年まで幅広いファン層です。(平然と録画している客には係が注意すべき)

2CELLOS詳細▼

-----プログラム-----
スムース・クリミナル/ゴッドファーザー:愛のテーマ/ブロークン・ハート/ムーン・リバー/ある愛の歌/タイタニック/エンドレス・ラヴ/抱きしめて(アブラサメ)/スコア/ほか
13:42  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.5960)  タマール・イヴェーリ ソプラノリサイタル

2017.05.21 (Sun)


(ボタン:光に花びらが透けて美しい:都内公園)

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タマール・イヴェーリソプラノリサイタル 浅野菜生子(P)(紀尾井ホール)を聴いてきました。
若さから抜け、ちょうど円熟した声の持ち主でした。選曲も意欲的です。オペラのガラプログラムのようでした。チレーアやカタラーニを聴く機会があまりなかったのでうれしいです。「蝶々夫人」は日本向けサービスでしょう。中低音も力強く、高音はもちろん艶やかな伸びがあります。情熱的でいて愛らしさも残した表現がさすがです。オペラの主役クラスの、いい歌声を久しぶりに聴いて、心が浮き立ちました。聴かせどころをおさえた伴奏も好感が持てます。

-----プログラム-----
ラフマニノフ:リラの花
チャイコフスキー:もし私が知っていたら/それは早春のことだった
ラフマニノフ:美しい人よ、私のために歌わないで/春の水
チャイコフスキー:昼のかがやきの中にも

チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」より「私はつつましい芸術のしもべ」
レオンカヴァッロ:「道化師」より「大空をはれやかに」
ドヴォルザーク:「ルサルカ」より「月に寄せる歌」
カタラーニ:「ラ・ワリー」より「さようなら、ふるさとの家よ」
プッチーニ:「蝶々夫人」より「ある晴れた日に」

-----アンコール-----
プッチーニ:「ジャンニスキッキ」より「わたしのお父さん」
トスティ:「かわいい口元」
ロッシーニ:「踊り」
11:17  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.5946)二期会BLOC"LiebesIieder"第19回定期演奏会

2017.02.22 (Wed)



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(ミモザ・プルプレア:あまりの美しさに、枝の中に入って満喫。花粉症なのに:市内)


二期会BLOC"LiebesIieder"第19回定期演奏会「ブラームスとブルックナーの世界」(日暮里サニーホール・コンサートサロン)を聴いてきました。

ソプラノ:千葉慶子 沼田真由子 畠山和子 山口和子
メゾソプラノ:高柳佳代 森川朋子
テノール:手島英
バリトン:浜田耕一 米谷毅彦
ピアノ:対馬圭祐 真島圭

朝から雨の日で、会場に着く頃には強さを増していました。けれど行ってよかったです。聴いてその歌に圧倒されました。個性の明確なソリストたちの集団が独唱、二重唱、四重唱を歌うというのは、緊張感あふれる競演です。特に女声がみごとな響きでした。テノールが弱い、バリトンももう少しほしかったところです。また聴きたくなる格調の高い、いい演奏会でした。
ボイストレーニングを受けている高柳先生は、落ち着いて豊かな声が魅力的でした。

-----プログラム-----
ブルックナー:無伴奏モテットより
"処女達は王の前に導かれ行き"
"基督は己を低くして死に至る迄"
"エサイの杖は芽を吹き花を咲かせ"

ブラームス:二重唱を集めて
"海" Op.20-3
"愛の使者達" Op.61-4
"響き"且の弐 Op.66-2
"斬く彷徨いて" Op. 75-3

ブラームス:4手のピアノによるLiebeslieder"愛の円舞曲"(全18曲)

-----アンコール-----
ブラームスの子守歌
09:57  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.5943)千住真理子&スーク室内オーケストラ

2017.02.17 (Fri)



千住真理子&スーク室内オーケストラ(オペラシティ)を聴いてきました。
前に聴いたヴァイオリン・リサイタルはホールの音響が悪く、もう一度機会があってうれしいです。豊かな音の表情で深みがあります。スークのメンバーもなかなかいい音です。今回は2台のチェロがしっかり聴けました。ヴィオラがすてきですね。最近音色に魅せられます。久々の「四季」に体が喜んでいました。
五嶋みどりが理系、千住真理子は文系と言ったら叱られるでしょうか。満足の行くコンサートでした。
バレンタインの翌日でスポンサーが明治チョコということで、女性客に終演後チョコのプレゼントがありました。

-----プログラム-----
グリーグ:ホルベアの時代から Op.40 第1曲〜5曲
カッチーニ:アヴェ・マリア
モーツァルト:アダージョ K.261
モーツァルト:アレルヤ
バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調BWV1043

ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」Op.8-1〜4

------アンコール------
クライスラー:愛の喜び

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(カカオ70%でビターですが、とてもおいしかったです)
07:41  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.5941)  ベルリンフィル八重奏団

2017.02.01 (Wed)



樫本大進=第1ヴァイオリン、ロマーノ・トマシーニ=第2ヴァイオリン、アミハイ・グロス=ヴィオラ、クリストフ・イゲルブリング=チェロ、エスコ・ライネ=コントラバス、ヴェンツェル・フクッス=クラリネット、シュテファン・ドール=ホルン、モル・ビロン=ファゴット

すばらしい!の言葉さえ不要な、ただ引き込まれ圧倒された演奏でした。コンサートマスターの樫本の、絶妙なアイコンタクトでの指示と、演奏による牽引力もみごとです。華やかさも聴かせどころもさすがです。クラリネットがこれほど雄弁に曲を奏でるのを、初めて聴きました。弦の音の柔らかく艶やかな響きはもちろん、ホルンの音も実に美しいです。わたしの席からチェロの音がコントラバスと絡み、あまり聴こえなかったのが残念でしたが、8人全員の動きを見られ、それぞれの気持ちまでも伝わってくる席だったことがよかったです。演奏家同士のかもし出すハーモニーが最高です。

1時間10分に及ぶシューベルトのこの曲を弾くために、80年前に結成されたのがベルリンフィル八重奏団だそうです。連綿と続いている歴史の積み重ねが、深みのある音楽を響かせるのかも知れません。世界最高レベルの音楽が聴けた喜びが、しばらく続きそうです。

----プログラム----
ニールセン:軽快なセレナード
ドヴォルザーク:5つのバガテルOp.47
シューベルト:八重奏曲D.803
----アンコール----
シューベルト:八重奏曲より第3曲 スケルツォ
17:05  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.5940)  俳優座:音楽劇「人形の家」

2017.01.30 (Mon)


(ガーベラ:寒さで花が少なく寂しさでお迎え:ベランダ)

俳優座:音楽劇「人形の家」 原作:イプセン 演出:西川信廣 ノーラ:土居裕子 ヘルメル:大場泰正 リンデ夫人:古坂るみ子 他

クリムトやミーシャの絵が効果的な舞台装置です。良き妻・母が最良と思っていたノーラが、夫の病気で知人から借金をし保証人を偽ってしまいます。脅されるノーラがリンデ夫人の考えに刺激され自分の意思を固めていきます。夫メルヘルは仕事の名誉のために働き家長を全うし、ノーラを愛しているが心の揺れに気付きません。そういう時代なのです。
クリムトの絵を分割した使い方が秀逸です。シャンソン歌手・古坂るみ子のあでやかさと、ぴしりと締まりのあるコーラスが効果的で、下手なミュージカルよりよかったです。
平日昼公園にも関わらず、若い客層がある程度いるのはいいですね。劇団の世代交代もうまくいっていそうです。
09:13  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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