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(No.6031) 樫本大進&キリル・ゲシュタイン コンサート

2018.07.05 (Thu)


(オレガノ・ケントビューティ:土の入れ替えで花をたくさん付けてくれました:ベランダ)

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(西洋ニンジンボク:初々しいブルー:公園)

樫本大進&キリル・ゲシュタイン(P)コンサート(オペラシティホール)

久しぶりの樫本氏のヴァイオリンを聴いてきました。音色の美しさに、ヨーロッパ風の味が加わってきたように思いました。ピアノとの馴染んだ息遣いもいいし、完璧!という演奏でした。すばらしいです。4曲の作品の味が素人の耳にも心地よかったです。
弦楽器の音のひびきは、心の芯に共鳴します。ビオラやチェロはより深いところで、胸を弾かれて揺さぶられるし、もっと多くの時間を弦のコンサートに使いたいです。
猛暑の中、ホールにたどり着くまでにかなり体力を消耗していたようで、1曲目3楽章で数分の間、意識がなくなったのが無念でした。

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第2番イ長調Op.12-2
ブラームス:ヴァイオリンソナタ第3番二短調Op.108

モーツァルト:ヴァイオリンソナタ変ロ長調K.378
R.シュトラウス:ヴァイオリンソナタ変ホ長調Op.18

-----アンコール-----
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化
ブラームス:FAEソナタより 第3楽章スケルツォ
16:42  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.6028)キュッヒル・クァルテット&福間洸太朗

2018.06.15 (Fri)



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キュッヒル・クァルテット&福間洸太朗(サントリーブルーローズ)コンサートを聴いて来ました。

「ブラームス・ツィクルス Ⅰ〜Ⅲ」
長年クァルテットを積み重ねてきた音の年輪を感じさせました。第1ヴァイオリンとビオラ奏者が特に美しい音色です。臨時のチェロが違いがありましたが、他の3名が一層熱演でカバーしました。陰影のある旋律と高まっていく緊張感をぎりぎりで押しとどめていく進行が、終章で解き放たれます。
福間さんのピアノはさすがです。クァルテットに溶け込み、ピアノでこんなふうな影のある音が出せるのかと驚きでした。コンマスをよく見ていて弾ききったのはすばらしいです。
アンコールは喜びを感じさせる力強い演奏でした。いい音楽に出会う機会はあとどれくらいあるのでしょう。胸がしっとりと満たされたコンサートでした。

-----プログラム-----
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番ハ短調op.51-1

ブラームス:ピアノ五重奏曲へ短調op.34
-----アンコール-----
ピアノ五重奏曲へ短調op.34より第3楽章
09:09  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.6020)ウラル・フィルハーモニー管弦楽団:指揮=ドミトリー・リス/福間洸太朗(ピアノ)

2018.05.05 (Sat)


(バラ:小さな花の美しさは格別です:市内)

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(バラ:大輪の華やかさがみごとです:市内)

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同じく「ラフォルジュネ TOKYO2018」(東京芸術劇場)で、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団:指揮=ドミトリー・リス・福間洸太朗(ピアノ)を聴きました。
ウラル・フィルの低音楽器の厚みのある響きがいいですね。バス8台、チェロ8台。バスーンの音の良さ。フルートもうまい。ヴァイオリンにもう少し花がほしかったのは欲張りな希望ですね。
福間さんのピアノが際立って美しく、軽やかに力強く、リズムが心地よく、魂を注ぎ込んだような演奏に心が震えました。思わずスタオベしてしまいました。 やはり音響のいい会場は違います。最近のいまいちの演奏会のもやもやを、吹き飛ばしてくれました。音楽の喜びはなに物にも代えがたい感動があります。生きている喜びを感じます。ピアノに人生を賭ける姿勢は、羽生結弦選手の演技に通じるものを感じます。
指のクールダウンのような「トロイメライ」も、誰も真似できない美しさ、曲調に、胸にこみ上げるものがありました。

メンデルスゾーン:「夏の夜の夢」から序曲
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲op.43
-----アンコール-----
シューマン: 子供の情景 - トロイメライ

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20:45  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.6019)「ラフォルジュネ TOKYO2018」ラケル・カマリーナ(ソプラノ)ヨアン・エロー(P)

2018.05.05 (Sat)


(ガウラ:背丈が小さい品種でも、華やかです:ベランダ)

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国際フォーラムと池袋の東京芸術劇場周辺で、今年もたくさんの本格的なコンサートが開かれました。30〜45分程度で料金も¥2,500と、3日間でいくつも聴けます。いつもなら2時間で1万、2万円はなかなか手が出ないクラシックを若い層に広めるには、楽しめる企画だと思います。

その中のひとつ「ラケル・カマリーナ(ソプラノ)ヨアン・エロー(ピアノ)」を聴いてきました。
ポルトガル出身で、フロビル・バロックというジャンルを聴いてみたいと思いました。とても魅力的なソプラノです。声を曲調に合わせて自在に楽器のように鳴らす、というすばらしい歌い方でした。全曲が初めてという初体験です。オペラと違う旋律と、たぶんフランス語の歌詞と思われますが、きりりとした民族的な味がしました。違う解釈かも知れませんが。

ウルマン:ルイーズ・ラベの6つのソネットop.34
デュティユー:女流刑囚の歌
メシアン:ヴォカリーズ・エチュード
プーランク:ルイ・アラゴンの2つの詩
ヴァイル:セーヌ哀歌
-----アンコール-----
ラヴェル:2つのヘブライの歌より「カディッシュ」

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20:39  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.6018)「マリア・サバスターノ ソプラノ・リサイタル」(日経ホール)

2018.04.29 (Sun)


(ピラカンサ:大木がみごとな花を見せてくれました:市内)

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(ハゴロモジャスミン:垣根が美しいですね:市内)

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(マリア・サバスターノ&碓井俊樹)

「マリア・サバスターノ ソプラノ・リサイタル」ピアノ:碓井俊樹(日経ホール)を聴いてきました。久しぶりのソプラノでした。
低音のソプラノです。安定した歌唱力で、オペラに慣れた表現がよかったです。途中で風邪を引いているとMCで知りましたが、さすがはプロですね。歌い切りました。モーツァルトが似合う印象です。
ピアノはマシュマロのように溶け込み、独奏でも個性は出しませんでした。
アンコール選曲は主催者側の意向でしょうね。最近見かけない花束贈呈も引いてしまいます。
客席が小ホールの半分程度で寂しいです。しかも大量の招待券が出回ったようで、いつもの開始前のワクワク感を持つ客層が少ないです。音楽はその演奏家を好きな受け手がいないと、緊張感や聴き手の感情の高まりを生むのも難しかったでしょう。別な機会にまた聴いてみたいです。

モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」より伯爵夫人のアリア“愛の神よ"
プッチーニ/歌劇「ジャンニ・スキッキ」より ラウレッタのアリア“私のお父さん”
プッチーニ/小さなワルツ(ピアノ独奏)
ドンナ・エルヴィーラのアリア“あの人でなしは私を欺き”
プッチーニ/歌劇「トゥーランドット」より リューのアリア“氷のような姫君の心も”
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マスカーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 間奏曲(ピアノ独奏)
モーツァルト/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より ツェルリーナのアリア“みていらっしゃい、かわいい人”
モーツァルト/歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」より フィオルデリージのアリア“岩のように動かずに”
R.シュトラウス/歌劇「薔薇の騎士」より ワルツ(ピアノ独奏)
プッチーニ/歌劇「蝶々夫人」より 蝶々夫人のアリア“ある晴れた日に”
-----アンコール-----
日本歌曲/さくらさくら
見岳章/川の流れのように
10:10  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.6015)ダン・タイ・ソン&日本フィルハーモニー交響楽団(大宮ソニックシティ)

2018.04.09 (Mon)


(ハナミズキ:青空で撮れるとうれしくなります:市内)

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(カロライナジャスミン:見上げる大木がみごと:市内)

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ダン・タイ・ソン&日本フィルハーモニー交響楽団(大宮ソニックシティ)を聴いてきました。
指揮=小林研一郎
ダン・タイ・ソンのピアノが聴きたくて行ってきました。粒の揃った打鍵、整った大人の演奏は安心して聴いていられます。ただ、初期の勢いや個性は薄れたように感じます。少しだけ惜しい気がしました。
日フィルはやはりまだパワーを維持していて、いい演奏を続けて聴けました。弦楽器の分厚い音の流れ、チェロやコントラバスの響きの良さ、管楽器のうまさが光ります。
指揮者の小林氏の解説は邪魔です。指揮そのものも、繊細さに欠ける間合いのなさ、メリハリを強調し過ぎは好きではありません。つい、山田和樹氏、西本智実氏なら別な音楽になっていたのにと考えてしまいました。

そして、ホールとしてはどうしても納得がいきません。1階席後方なのに、あまりにもステージの音が届かないのです。ステージの反響板の問題なのか、ホールの構造の問題なのか。ステージと客席が一体になれません。10月のコンサートも行く予定だったけれど、止めておきます。

-----プログラム-----
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調op.21
(アンコール)ショパン:マズルカop.13

ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲
ドヴォルザーク:ユーモレスク
シベリウス:交響詩《フィンランディア》op.26
リスト:交響詩《レ・プレリュード》S.97

(アンコール)ブラームス:ハンガリー舞曲第4番
18:32  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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