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(No.5993)  松田華音ピアノリサイタルを聴いて

2017.10.31 (Tue)



松田華音ピアノリサイタル(オペラシティホール)を聴いてきました。
音質が重くて好みではなかったのですが、生で聴いて一層その思いを深めました。しっかりとした音楽世界を構築できています。まるでロシアの冬の世界に閉じ込めたような音は、音楽学校の指導なのでしょう。その中でもピアノが歌っている箇所があり、解放してほしいなと思います。まだ20歳ですから、師事して得た個性を通すのも、自由なピアノを選択するのも本人の考えですから期待したいです。

-----プログラム-----
チャイコフスキー:リスト編:ポロネーズ〜「アフゲニー・オネーギン」
プロコフィエフ:「ロミオとジュリエット」より10の小品op.75

ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」第1曲〜第10曲
-----アンコール-----
ムソルグスキー:古典様式による間奏曲
パッヘルベル:藤萬健編曲:カノン
09:19  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.5990)福間洸太郎ピアノリサイタル〜『鳳凰がみたもの』〜

2017.10.12 (Thu)


(コスモス;日射しがうれしいと言ってます:公園)

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福間洸太郎ピアノリサイタル〜『鳳凰がみたもの』〜(サントリーホール)を聴いてきました。
ホール改修後初めてです。化粧室までの階段がスロープになり、シャンデリアが現代的なものに変わってきれいです。水飲み器が高さの違う2台もうれしいです。

正装に黒シャツで登場すると静まり返った空間に、ソフトな1音が響きます。繊細な音のつらなりから引き込まれていきます。ソナタ3番で、なにか胸が一杯になります。冷血人間のわたしの心が揺れています。
暑過ぎたのでしょう。二部は上着を脱いでいらっしゃいました。ラフマニノフを聴きながら、俯瞰図で人間の営みや感情を感じていました。スクリャービンの激しく超難度の曲が想像を絶する集中力でやすやすと繰り広げられます。「火の鳥」の弾き初めへの集中の仕方がすごいです。熱い熱い炎が天上を飛び交います。これで終わらせてほしいと思うほどの熱演です。ブラボー!スタンディングオベーションがすごい!

アンコール2曲は指を休ませる印象。そしてショパン:バラード第1番は、ゆづくんへのエールも感じ取りました。美しくも激しい情熱を秘めた長い曲をアンコールに持ってくるとは。すごい体力と精神力です。連日のコンサートを、追っかけて聴いてみたい衝動に駆られます。聴く体力もないのに。

-----プログラム-----
リスト:オーベルマンの谷「巡礼の年第1年スイス」より
ショパン:ソナタ第3番ロ短調op.58

ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調 op.3-2『鐘』
:13の前奏曲 op.32より第12番ト単調
            第13番変ニ長調
スクリャービン:ソナタ第5番op.53
ストラヴィンスキー:火の鳥(アゴスティ編曲)
-----アンコール-----
徳山美奈子:flyig birds
クロード・ダカン:クラブサン曲集第1巻第3組曲より「かっこう」
ショパン:バラード第1番ト短調op.23
09:39  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.5988) エフゲニ・ボジャノフ ピアノリサイタル

2017.10.08 (Sun)


(シュウメイギク八重咲き:かわいらしいたたずまいにひとめぼれ。お持ち帰り:ベランダ)

エフゲニ・ボジャノフ ピアノリサイタル(浜離宮朝日ホール)を聴いてきました。
長身でスレンダーでクールなピアニストです。ピアノはスタンウェイ。持ち歩く自分用の「FAZIOLLI」の椅子は低く、それで体をコントロールしているそうです。最初の一音がピアニッシモかという繊細さで始まり、すべての音がシルクのベールを転がっていきます。一瞬の空白もない、割れのない、みごとな指さばきで、彼の音楽世界に引き込まれました。口元で歌っているような余裕、音楽を自身も楽しんでいる印象です。ここまで構えや力みのない滑らかな演奏は初めてでした。濃厚な彼にしかできない音楽世界にひたっていました。
ベートーヴェンは、こんな柔らかに弾く曲だったのか。他の曲もすべて彼の色に染まるのです。終わってから、ふと我に返ると多少の疑問が浮かびました。魔法にかかるとクセになりますが、冷めたいわたしは、またコンサートに足を運ぶかは微妙です。音楽に求めるものや、受け取るそれぞれの感性が違いますから。
それにしてもホールまで1時間半は遠いな〜。

-----プログラム-----
ベートーヴェン:ピアノソナタ第18 変ホ長調  31-3「狩」
               14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」
ラヴェル:ラ・ヴァルス
シューベルト:ピアノソナタ第21番変ロ長調D.960
-----アンコール-----
ラフマニノフ:組曲第1番「幻想的絵画」より「舟歌」
リスト:コンソレーション第3番
08:45  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.5981)  歌のレッスンとボイストレ

2017.08.20 (Sun)


(ペラルゴニウム・シオドイデス:花の少ない夏。紅色が絶え間なく咲いてくれます:雨のベランダ)

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レッスンで選んだ曲は、オーソドックスな歌曲です。
「Piacer D'amor 愛の喜びは」。もう1曲は悩み中です。
ボイストレーニングの課題曲は「Sento nel core 私は心に感じる」。希望曲は「Sogno 夢」。
どちらもイタリア語の発音が一段と難しくなりました。装飾音符や連符が混み入ってます。旋律がきれいなので、歌っていて楽しいです。旋律とイタリア語を覚えるのが最初の練習です。発声にようやく気を配れるようになり、歌詞の対訳も見て、曲のイメージをつかみます。
ICレコにレッスンを録音し、再生しながら覚えていくのですが、時間がかかりますね。

7月の猛暑。そして8月はまるで梅雨のようなお天気が続いています。長い間青空を見ていません。
昨日の夕方は、帰宅後すぐに雷と豪雨になりました。都内では落雷や雹も降ったようです。朝は25度くらいと低めですが、蒸し暑く、日中は30度超えと服の調整も難しいです。変わらないのは、紫外線アレルギー対策だけでしょうか。
08:56  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.5977)  歌の発表会

2017.07.23 (Sun)



音楽教室の発表会で歌いました。
続けている歌のレッスンと、別の先生のボイストレーニングを1年あまり、音楽漬けの日々を過ごしてきました。選曲はテノールが得意とする「誰も寝てはならぬ」というとんでもない曲です。もう1曲は二重唱で「メリーウィドウワルツ」です。
ボイストレーニングで発声の根本から学び、ようやく声が変わりました。呼吸も変わり声が前に出て、高音が楽に出せるようになりましたが、腹筋がなかなか付かないので声量はまだまだです。
知られている曲だけに「誰も寝てはならぬ」は難しかったです。リズムを正確につかみ、さらに歌いこなし、ピアノ伴奏と合う必要があります。落ち着いているつもりでしたが、喉は緊張していたようで開き方が足りず声が細くなったのが残念でした。
「メリーウィドウワルツ」は男声と初めてソロ部と重奏と、間奏のダンスまがいを入れて楽しくできました。
練習と発表会。楽しくできているのがうれしいです。ときどきの体調不良をコントロールするのも、目標があるから苦と思わずに済みます。
秋には、ボイストレーニングの先生が独自に開く発表会にも出ることになりそうです。
08:27  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.5972)  チャン・ユジン ヴァイオリンリサイタル

2017.06.26 (Mon)



チャン・ユジン ヴァイオリンリサイタル(浜離宮朝日ホール)を聴いてきました。(ピアノ:小澤佳永)
仙台国際音楽コンクール優勝記念と銘打っての演奏は、芯のあるボウイング、構成力、もちろん技術、音の美しさ。すばらしい演奏でした。自分の音楽世界をすでにしっかりと確立していて、風格を感じさせます。ピアノが遠慮し過ぎたのか、ほとんど耳に残らないのは初めての経験です。それほどヴァイオリンの音に聴き入っていたのです。こういう若い演奏家が育っていける環境にありますように。

-----プログラム-----
メンデルスゾーン:ヴァイオリンソナタ ヘ長調
グリーグ:ヴァイオリンソナタ 第2番ト長調op.13

ストラヴィンスキー:ディヴェルティメントⅠ〜Ⅳ
シベリウス:6つの商品op.79から 思い出・牧歌的舞曲・子守歌
サンサーンス:序奏とロンド・カプリッチオーソop.28
------アンコール-----
ポンセ:エストレリータ
15:21  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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