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(No.3571)  雪と火山

2011.01.31 (Mon)



日本海側の大雪も、酷暑の対極ですね。
どちらも異常気象という感じです。関東も昨夜から冷え込み、今朝は氷点下になりました。道路脇の草花がぐったりしていました。
そして新燃岳の噴火は怖いです。爆発的噴火が発生した場合、火口から約3キロ圏内に火砕流が到達する可能性があるという気象庁の発表は、地元の方はどんなに不安なことでしょう。江戸時代の噴火では1年半続いたそうです。記憶に新しい三宅島の噴火や、海外の火山も活発になっている気がします。
政治経済の大変さと自然の災害。どちらを見ても難しいですね。

(写真:ハーデンベルギア:2枚目の写真です。淡いピンクがほんのりの桜色です:ベランダの新顔)
20:26  |  思い  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3570)  ダニエル・ケールマン「名声」/杉井 光「すべての愛がゆるされる島」

2011.01.30 (Sun)



気温はまだ低いけれど、水道水の温度が少しづつ上がってきています。地熱が上昇し、春に向かっているのを実感しますね。

先週の2作。
ダニエル・ケールマン「名声」
杉井 光「すべての愛がゆるされる島」


ケールマン。ケータイを購入して始まった間違い電話の、ぶつけようのない怒りの不条理。現実に存在していることの危うさと、迷宮のような展開がおもしろいです。 ミステリではないけれど、楽しめます。

杉井さん。太平洋の真ん中の小さな島の教会では、ほんとうに愛し合っているかぎり、同性愛、近親愛、不倫愛、 あらゆる愛が祝福されます。論理的に理解しようとする姿勢と、真っすぐ行動するひたむきさがあります。好きな分野とは言いにくいですが、この作品はアリですね。

「Book」読書日記に、感想をアップしましたので、見てくださいね~♪

(写真:ハーデンベルギア:淡いピンクにハートをつかまれました。白と紫もあります:ベランダの新顔)
09:58  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3569)  自由度が増して

2011.01.29 (Sat)



あと2週間、晴天が続いてほしいわたしです。
昨日は病院でレントゲンを撮ると、中足骨の折れた部分が繋がってきているということで、ほっとしました。まだ痛みがあり、あと2週間ギプスを装着したままです。足を抜けるように、ギプスの一部をカットしました。ギプスカッターが電動ピザ・カッターのようなもので、刃物針物が苦手なわたしは心配でした。でも、腫れが引けた足はすんなり抜けてラッキーです。踵と指の上部分が少なくなっただけで、指の自由度が増しました。昨日までのギプスはウェイト・筋トレかという重さだったので、帰宅時には足を切り落としたくなった辛さも、半減しました。

3週間ぶりに見る足は、2倍近かった腫れが引け、くるぶしから下全部の内出血がほぼ吸収されていたのがよかったです。足を高く保つのも、足の裏の筋肉や腰や背骨に負担が来ていましたので、これで楽になります。片足サンダルの歩きにくさは、まだ続きます。これで足の筋肉が強くなったら、怪我の功名でしょうか。

(写真:シナマンサク=支那万作:枯れ葉のコートにくるまって、防寒対策もばっちりです:小石川植物園)
10:03  |  健康  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3568)  路線変更で

2011.01.27 (Thu)



足への負担軽減のため、東京駅乗り換えを止めアキバで地下にもぐっています。
このメトロ線があまり好きではない理由のひとつが、当然ですがホームの閉塞感です。低い天井で、駅員さんの手持ちマイクでのアナウンスのうるさくて耳に痛いです。あとは乗客が、ホワイトカラーの年齢の高い男性がどうしても多いのです。どこか殺伐とした雰囲気は、山手線の年齢アップ版という感じです。

そしておしゃれ度が、ぐっと下がり、ビジネススーツだけという感じです。女性もビジネスっぽい黒が多いのです。
京葉線はTDLへ向かうファミリーや若いグループがいるので、変化があっておもしろいです。あと二カ月は難しいかも知れません。すたすたと早足で駅構内を歩けるようになりたいですね。

(写真:ツバキ=椿"落花":落ちてもなお椿です。花びらがはらりと落ちるのが、わたしは好きだったりします:公園)
21:20  |  ファッション  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3567)  税務署からなにか

2011.01.26 (Wed)



1月は年末調整後の給与や、各種報酬や外注費の源泉徴収票の集計があります。
その最中の怪我だったのですから、仕事が山積みです。頭痛も目の焦点が合いにくいことも、納得できていないのでちゃんと診断を受けたいし、早退して少しでも休養したいと思いながら、出社した途端押し流されてしまいます。償却資産の申告書はまだ手を着けていません。加えて銀行からの借り入れのための計画書の作成があり、退職社員の手続きがあります。そのケータイの解約に必要な書類を、法務局に取りに行くのは考えただけでため息が出ます。わたしの労災手続き書類も、自分で準備しなければならないのです。
税務関係の仕事に対し、税務署あるいは国から担当者に、なにか手当がほしいくらいの急がしさです。あ。また愚痴になった・・・。

(写真:ロウバイ=蝋梅:青空に小さな黄色は、遠くの春を感じさせます:新宿御苑)
21:31  |  仕事  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3566)  花粉症です

2011.01.25 (Tue)



年明け以来ドタバタの日々が続き、一週間ほど前から鼻水がでていましたが、寒いせいかと思っていました。数日前涙目になり、ようやく花粉症の時期だったと思い出しました。あちこちの痛みに気持ちが向いてしまい、うっかりしていたのです。やれやれですね。

今年は例年より多い花粉の飛来が予想されています。鼻穴に着けるタイプのものはよさそうですが、お高めです。塗り薬やスプレーはあまり効果がありません。結局マスクになるのです。マスクとギプスのサンダルというのは、どうにも異様で、怪し過ぎます。骨折と打撲と花粉症の三重苦は、身も心も疲れます。

(写真:コウヤボウキ=高野箒"花後":淡いピンクのパフが、乾燥肌にやさしそうです:公園)
19:10  |  季節  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3565)  アントニオ・タブッキ「イタリア広場」/佐藤憲胤「ソードリッカー」/北林一光「ファントム・ピークス」

2011.01.23 (Sun)



雪国の大雪が山脈を越えると、空っ風になって関東に吹き下ります。
嘘みたいな冬晴れの空を見上げていると、体調を忘れてお出かけしたくなりますね。いえ、骨折と打撲を治すためには、静養あるのみです。

先週の3作。
アントニオ・タブッキ「イタリア広場」
佐藤憲胤「ソードリッカー」
北林一光「ファントム・ピークス」


タブッキ。またまたすごい作家との出会いです。セピア色の映像の物語を基調に、カラーのシーンは人と人との関わりと強烈な言葉が浮き上がります。さらりとしていながら、濃い意思と激しい感情がぶつかり合い、一家とイタリアの歴史を描いていきます。

佐藤さん。ピンホールカメラのように部屋に逆さに 映る屋外の光景や、刀をながめる男の狂気とのすれすれの描写がさまになっています。おもしろい作家ですね。

北林さん。山での事故や思いなど、自然への造詣と経験を活かしたものですが、ミステリとしてもパニックものとしても新鮮みに欠けました。

「Book」読書日記に、感想をアップしましたので、見てくださいね~♪

(写真:冬の木立の、長い影が描く造形が美しいです:新宿御苑)
12:07  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3564)  固定電話

2011.01.22 (Sat)



ケータイがあると、ほとんど使わない固定電話です。
ただ身元保証のひとつにもなるという理由で、残しています。先日故郷の友人と話していたとき、電池が切れる警告音が出てしまいました。購入していた電池を交換しても、反応しません。製品の説明書では対応している電池なのですが、だめでした。サポートセンターに電話をする気力もなく、新しい電話機を購入しました。前の電話器の後続機種です。コードレスの便利さを考えると、このタイプが好きです。これで当分電池の心配をしなくてもいいので、ほっとしています。

denwa11.jpg

(写真:タネツケバナ=種付け花:エリカの鉢に、生えてきました。春を告げる花のひとつです:ベランダ)
17:38  |  思い  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3563)  弱り目に祟り目

2011.01.20 (Thu)



昨日の朝の通勤です。
電車が数駅先の車内トラブルで遅れ、ホームは満員で改札止め寸前でした。3本見送って乗りましたが、後ろから更に押し込まれ、ぎゅう詰めです。ひと駅先の赤羽では、降りる人が強引に押しのけていきます。力づくで人波に流され、踏ん張りの利かない足元が体を支えきれず、あっと思ったら頭に衝撃がきました。ホームに仰向けで転倒していました。

周囲の人が起こしてくれました。ああ、やっちゃったと思い、後頭部に手をやるとコブができ、肘も痛みます。めまいと吐き気もしてきたため、改札で駅員さんに休ませてほしいとお願いすると、すぐに救急車の手配をされ病院に搬送されました。救急車も車椅子も、揺れると吐き気がして気持ちが悪かったです。意識があるかどうかを確認しているらしく、搬送中ずっと名前や連絡先などを聞かれ、忘れていた会社に連絡を入れてもらいました。

CTとレントゲンで異常はないとの診断で、ほっとしました。タクシーと電車を乗り継ぎ帰宅。疲労と頭痛とめまいで、昨日はほとんど寝ていました。
今朝は気分が楽になりましたが、まだ頭痛が残り顔もむくんでいたため、もう一日仕事を休みました。午後からなんとか、体と思考回路が回復した感じです。今年は怪我に要注意の年になりそうです。

病院で警視庁の人に、事件性がないかを聞かれました。単なる転倒事故が、大ごとになってしまいました。

(写真:エリカ "ホワイト・ディライト":今年も真っ白な花を咲かせてくれました:ベランダ)
17:13  |  健康  |  CM(8)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3562)  直木賞/道尾秀介・木内昇

2011.01.18 (Tue)



5度目のノミネートでようやく、道尾秀介さんが直木賞を受賞しましたね。
ほとんどの作品を読んできた読者としては、喜んでいます。最近は、明らかに賞を意識していると感じさせる気迫がありました。最後の詰めのやさしさ(希望がほの見える)が弱点でもあり、道尾さんの個性でもあると思っています。
35歳という若さですから、これからどんな作品を書いてくれるか楽しみです。
木内さんはまだ読んでいないので、手に取ってみようかと思います。

◯川賞はいつもの通り、美人で話題作りで読者層を広げたい選考です。しばらく前から読まなくなっていました。出版界の不況を少しでも救えるのは、いいことでしょう。

(写真:スイセン=水仙:地面からの、春の足音が伝わってきそうです:公園)
21:25  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3561)  ケータイのおしゃべり

2011.01.17 (Mon)



朝の通勤電車の中です。
ドア付近によりかかった女性のケータイが鳴り、おしゃべりがはじまりました。読書に集中できないほどの声量で、ひたすらしゃべり続けていました。二十歳前後のぷっくり体型で、ピンク系の服と濃い化粧は、どうにも朝の車内で浮いています。
話の内容は、勤めているキャバクラの女性たちとそのお客さんのことです。源氏名らしい響きが、ぽんぽん飛び出してきます。仕事の自慢のつもりなのか、東京のキャバクラにいると勉強になるという言葉も出ます。
あまりにもうるさく注意しようかと思ったのですが、体力的にも気力的にも負けそうで、止めておきました。周りの女性たちも、距離を取って敬遠しています。
わたしが秋葉原で降りるときも、まだおしゃべりは続いていました。

(写真:昨日の夕景です。オレンジの残る空に、月が出ていました。しばらく空を見上げていました)
20:46  |  思い  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3560)  佐藤憲胤「サージウスの死神」/ナンシー・ヒューストン「暗闇の楽器」/北國浩二「アンリアル」

2011.01.16 (Sun)



昨日は曇り空でしたが、きょうは朝からまぶしいほどの光が射す、冬晴れです。
ひさしぶりに明るい気分での目覚めです。足の痛みが薄れてきたのが、うれしいです。

先週の3作。
佐藤憲胤「サージウスの死神」
ナンシー・ヒューストン「暗闇の楽器」
北國浩二「アンリアル」


佐藤さん。イカサマでもないのにルーレットでぴたりと数字を当てる男が、求めたものとは何か。紅玉髄(サージウス)という縁起の悪い石に魅惑され手に入れます。 血と狂気の世界でありながら、哲学的な思考回路に共感してしまうのは、わたしにもアブナい血が流れていることなのかも知れません。
血の色の石は難しかったので、誕生石のガーネットを密かに購入しました。

ヒューストン。現代のマンハッタンと暗黒の中世フランス、二つの世界が時空を超えて交錯して、変奏曲のように奏でられていきます。作家が悪魔的なものの力を借りて物語を始め、その物語が作者を動かしていく。そんな過程をうまく描いていると 思います。

北國さん。リアルでの暮らしと、ゲーム内でのストーリーが交差します。ゲームの世界だと認識していながら、その中での「心を殺すのは人間として犯罪なのか」と考えていくところが、 リアル世界に通じる視線を感じさせます。理論的な構築をしてしまい、突き抜けたものがなかったのが惜しまれます。

「Book」読書日記に、感想をアップしましたので、見てくださいね~♪

(写真:オンシジウム:小さな花の世界が、幻想的です:公園温室)
10:23  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3559)  アップル・パイ

2011.01.15 (Sat)



谷中の美味しいアップルパイを食べたいと思いながら、なかなか足を伸ばせないでいます。
それで地元商店街で購入した小さめのリンゴで、甘さを押さえたジャムを作りました。少し形を残した状態が好きです。熱湯消毒したふた付きの瓶に保存しています。ヨーグルトに入れてもいいです。クロワッサンを2枚に切って、ジャムを挟むと自前のアップル・パイになりました。これはイケますね。甘すぎるパン屋さんのパイより美味しいです。

母の手作りのアップルパイやパンプキンパイ、リーフパイやクッキーが、恋しくなります。蒸し煮のおからも、作り方は知っているのですが、手間がかかるのが面倒で作れません。甘酒は作れるようになりましたが、肘を痛めていてはこれもできません。お赤飯も特別な小豆だったようですし、お漬け物もおいしかった亡くなった母の味を、いつまでたってもわたしには作れそうにありません。

(写真:ソシンロウバイ=素心蝋梅:満開時には甘い香りがただよってすてきです。背景の木は梅です:地元公園)
12:02  |  思い  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3558)  孤独を埋めるもの

2011.01.13 (Thu)



親戚が集まった時の話です。
A子さんが従弟のB男くんに、しきりに電話をかけていたそうです。最初は電話する相手もいなくて寂しいのかと思い、相手をしていたのですが、そのうちある新興宗教への勧誘に変わりました。しつこさに負け、会合に一度顔を出しました。でもあまりの胡散臭さに呆れて、次からの誘いはきっぱりと断りました。すると「地獄に堕ちるよ」と言われ、B男くんは「地獄を見てみたいからいいよ」と言ったそうです。
地方から出てきて派遣社員で採用されたものの、不安定で友人もなかったのでしょう。そこを誘われて取り込まれてしまったのかも知れません。
最近は大学生などの間で、広まっているとも聞きます。社会の不安があるところに、宗教ありです。吸い取られるお金がなくなると、借金までさせるところもあるようです。怖いですね。

(写真:サンバガワフユザクラ=三波川冬桜:寒さが厳しい公園で、小さな桜がいとおしいです)
21:44  |  思い  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3557)  小寒から大寒へ

2011.01.12 (Wed)



寒さが厳しいですね。
朝夕の気温が0度に近く、最高気温が10度以下が続いています。体を突き刺すような寒さは、いつまで続くのでしょうか。小寒は1月5日頃で20日頃には大寒になります。「日本列島がすっぽりと冷凍庫に入った状態」と気象予報士が例えています。

街路樹のイルミも寒々と感じられ、帰宅を急ぐ人も足早に、買い物もせずにお店を素通りしていくようです。デパ地下もかけ声ばかりで、お客の姿も少ないです。こんな寒さの時は、食材だけを買ってお鍋に限りますね。

(写真:コブクザクラ=子福桜:八重咲きの淡いピンクの小花が、けなげです:公園)
20:48  |  季節  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3556)  映画「バーレスク」

2011.01.11 (Tue)



映画「バーレスク」を、年末に観てきました。
監督:スティーヴ・アンティン 出演:クリスティーナ・アギレラ、シェール他

歌手になりたいアリ(アギレラ)は故郷を飛び出し、伝説のスターのテス(シェール)が経営するLAのバーレスク・クラブで、押し掛けで働き始める。バーレスクは、毎夜ゴージャスなショーを繰り広げる、大人のためのエンターテインメント・クラブだった。アリの才能に気づいた舞台監督のショーンは彼女を抜擢し、アリはステージで輝き始める。歌と踊りを開花させたアリは人気を博し、クラブも大盛況を極めていく。だが、クラブの経営は行き詰まっていた・・・。

アギレラの歌と踊りは、インパクトがありました。シェールはかなりのお年と思われますが、低音のくっきりとした歌がいいです。さすがロスという感じがあります。ひさしぶりに、音楽そのものでわくわくしました。踊りの映像の見せ方もキレがよく、心地よく楽しめます。
アギレラのステージとプライベートとの、顔の落差ににんまりです。かわいいのです。周囲の人間関係は、シンプルに描かれ彩りを添えます。すぐ傍にいる彼のシャイな思いと、ビジネスの実力者に心が揺れるアリですが、実力者と言いながらあまり魅力的でないのが惜しいです。

今年は何本の映画を見られるでしょうか。楽しみです。
20:41  |  映画  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3555)  宇崎竜童プロデュース「シブイおとなのコンサート 長谷川きよし」

2011.01.10 (Mon)



宇崎竜童プロデュース「シブイおとなのコンサート 長谷川きよし」
(日本橋三井ホール:2011.1.9)
ゲスト:加藤登紀子  仙道さおり(per)、林正樹(p) 

宇崎竜童プロデュースということで、始めと終わりの挨拶ときよしさんとのセッションもありました。きよしさんは昨年秋のヨーロッパ・ツアーを終えてのコンサートなので、各地で歌った曲が聴けました。変わらない音楽への姿勢と冷静さと熱さでいながら、30年ぶりの宇崎竜童との出会いでテンションが上がっているのが伝わってきます。ギターの激しいリズムと、揺らぎのある透明な歌をなぜ同時にできるのだろうと、いつも思います。「別れのサンバ」もいつも以上にすばらしく、ホールの音の良さも一層演奏を引き立てていました。
ファドの「難船」「暗いはしけ」は初めてですが、不思議なリズムの曲でした。
パーカッションの仙道さんの音は、美しくていてキレがありリズム感が抜群です。ピアノは伴奏に徹しているようですが、もう少しオリジナリティがほしいですね。

宇崎さんがきよしさんのために作曲の「砂地獄」はいつにも増して、秘めた熱い思い入れが感じられました。リハでは一緒に歌う予定だったのが、直前に「俺は聴きたいよ」と宇崎さんが言って変更したそうです。「黒の舟歌」のデュエットは、透き通るきよしさんの声と、宇崎さんのハスキーなバリトンの声の違いが魅力的でした。宇崎さんが「30年前よりうまくなって、すごいな」と、大変好意を持った言葉でとてもいい演奏家同士の友情が感じられました。一度宇崎さんのコンサートも聴いてみたい気もしました。ただスロー・テンポなのが微妙です。

加藤さんは高音が出なくて苦しそうでしたが、名曲はなんとか雰囲気が伝わり、持ち歌はかなりの低音で歌い切りました。

ラストとアンコールで、きよしさんがギターを弾かずに歌ったのは、なにかトラブルがあったのでしょうか。演出と受け取れる自然な流れでしたが、幾度か聴いているわたしとしては気になりました。

(曲順は違いがあるかも知れませんが)
1.人生という名の旅
2.透明なひとときを
3.黒いオルフェ
4.別れのサンバ
5.組曲「ふるいみらい」から4曲のハイライト
6.コムダビチュード ~いつも通り~
7.ラ・ボエーム

8.灰色の瞳(長谷川&加藤)
9.パーマ屋ゆんた(加藤)
10.君が生まれたあの日(加藤)

11.難船
12.暗いはしけ
13.砂地獄
14.黒の舟歌(長谷川&宇崎)
15.ミラボー橋
16.ダニー・ボーイ
17.愛の讃歌
---アンコール---
夜はやさし

できたばかりの日本橋三井ホールに入ってみたいという不純な動機でしたが、予想通りのすてきなホールでした。きらきらのエントランスの天井も、水紋のような壁の照明もきれいです。道路を挟んだ三井本館のたたずまいも重厚で、さすが三井財閥と内心でつぶやいてしまいました。

(写真:クリスタル・ツリー:雪が朝日で融け、きらきら光っていました:弘前)
11:23  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3554)  佐藤友哉「333のテッペン」/エリック=エマニュエル・シュミット「ノアの子」/小路幸也「ラプソディ・イン・ラブ」/貴志祐介「悪の教典」

2011.01.09 (Sun)



ギプスの足にも少し慣れました。
フロアではコツコツ音がするので、階下への配慮が必要です。寄せ集めたラグ・マットを敷き詰めました。初体験というのは、いろんなものが見えてきておもしろいです。

年末から先週にかけての4作。
佐藤友哉「333のテッペン」
エリック=エマニュエル・シュミット「ノアの子」
小路幸也「ラプソディ・イン・ラブ」
貴志祐介「悪の教典 上・下」


佐藤さん。あまりにもよく知っている東京タワー、東京ビッグサイト、東京駅、東京スカイツリーが、 ミステリー空間に変わり、普通を望む主人公の過去が姿を見せていく構成が、うまいです。 胡散臭くて、人間臭くて、危ういキャラ設定も、微妙に好みです。

シュミット。ナチスに追われる少年を匿う協会は、ユダヤ教を救うために神父が作ったノアの箱舟だったのです。神父が言った「神は人間のすることに干渉しない。神は『自由な』人間を創造したのだから、人間は自分のすることに責任を持たねばならない」といった言葉が、少年の真っすぐな目とともに印象的でした。

小路さん。日本の映画界を支えてきた名優とその前妻や家族が演ずる家族の姿を映画にするという、二重三重の演技が作り出す雰囲気がすばらしいです。心理や小道具のひとつひとつまでじっくり味わってください。

貴志さん。サイコパスの気持ちになり切って描かれ、饒舌なまでの会話で繋いでいく展開の、文字の間から 立ち上がってくる怖さがじわりと背筋を寒くさせます。計算されたキャラ設定の殺戮のシーンは、まるでゲームのようです。総ページ850はあっというまに読め、エンタメとしておもしろかったです。

「Book」読書日記に、感想をアップしましたので、見てくださいね~♪

(写真:ベゴニア:赤い小さな貝殻を思わせる、かわいさです:公園温室)
11:51  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3553)  中足骨の骨折

2011.01.08 (Sat)



yuki-bul11.jpg

先日掃除のときにイスから落ちて、足を痛め打撲ということで湿布をしていたのですが、一向によくなりません。転院したところ、右足中指と薬指の2本の中足骨(先端から4番目の骨)骨折でした。すぐギプス包帯で固定されました。ギプスは3週間、完治まで3カ月かかるそうです。最初の病院での診断が間違っていたということですね。なかなか治らなかったら、医師を変えてみるのも必要なのかも知れません。

ギプスをした足は靴が履けないので、病院からサンダルで戻りました。外はこの冬一番の寒さで、ギプスの先から出ている指が冷たいです。通勤には靴がほしく、ネットでギプス・ウォーカーを注文しました。たかが3週間とは言え、できればサンダルでは歩きたくありません。格好を気にしている場合ではないのですが・・・。

(写真:歩道は雪が踏み固められています。車道はほとんど雪がありません。こんな除雪車が片付けてしまいます:弘前)
11:22  |  健康  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3552)  虎谷亜希子ミニコンサート

2011.01.06 (Thu)

nanakama-yuki11.jpg

虎谷亜希子ソプラノ・コンサート(ピアノ:村田恵理)を、聴いてきました。
プリマドンナだった友人が亡くなって、数年経っています。故郷での、その娘・亜希子さんのコンサートです。
会場の名曲喫茶ひまわりは、1959年創業のレトロな喫茶店です。かつてはコーヒーを飲み、タバコをくゆらしながら長時間クラシックを聴くのが、ある種のステータスだったそうです。

友人より一段と華やかな顔立ちで、声の張りとのびがあり、音響効果の悪い会場でしたがそれでもコンサート・ホールでの声を想像させるみごとなソプラノでした。今回はドイツ・オペラが中心でした。秋に開かれたオペラ「椿姫」はすばらしかったと姉が言っていました。二期会にも所属し活躍しているようです。こういう形で亡くなった友人を偲ぶことができたのも、貴重なひとときでした。

(写真:ナナカマド=七竈-実:故郷の街路樹として、たくさん植えられています。雪の白さの中に浮かぶ、赤い実がきれいです:弘前)
21:07  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3551)  お帰りなさい

2011.01.05 (Wed)



故郷の20代からの大切な友人が病気でしたが、重篤だった状況から2度の手術と治療によって、ほぼ日常生活ができるまでに回復しました。

故郷に帰る度に一年間の近況を話し、知人の話題や日々思っていることなどで5、6時間も語り合うのが常です。
今回もホテルのラウンジで会い、お互いに「お帰りなさい」と言いながら、思わず抱き合ってしまいました。春に下腹痛で病院に行き、腹水が確認され種々の検査で病気が特定され入院になりました。手術で目に見える病巣はすべて除去できたことが、奇跡的だったそうです。あとは潜んでいるかもしれない部分への治療が、まだ3カ月は続きますが、経過は良好です。

蓮の花を育てているという彼女の目が、輝いていました。明るい光が見えて、うれしいです。来年の5月頃、一緒に御苑を散歩しようと約束をしました。木々の剪定にも造詣の深い彼女と、花が咲き乱れる美しい季節に会えるのが、いまから楽しみです。

(写真:岩木山:故郷の暮らしとともにある山です。帰省の度に美しいなと思います:弘前)
20:45  |  思い  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3550)  寿司と魚

2011.01.04 (Tue)



築地の魚店が入っているデパ地下でさえ、関東の魚は匂いが嫌で、お値段も高くてなかなか買う機会がありません。
故郷に帰り野菜と魚の市場に行って、その新鮮さと大きさと安さにため息が出ました。あれもこれもお持ち帰りしたくなりました。購入したのは日持ちのするスルメと、杏の蜂蜜漬けです。

大晦日に故郷でも一番人気のお寿司屋さんから届いた特上寿司には、毎年のように驚きがあります。大きなむき身のボタンエビ、特大のアワビ、ホタテ、ウニ、マグロのとろ、タイ、イクラの軍艦巻きなどなど、ついつい手がのびてお腹が一杯になりました。

大好きなハタハタの煮物も、とろりとした卵の美味しさに、舌も喜びました。ステーキ用のお肉でのすき焼きも、おいしかったです。親戚の食堂がそば粉だけで作ったそばで、年越しそばです。つなぎが入っていない、切れやすいそばがおいしいです。

美食三昧で、歩かずに車移動が多い故郷から戻ると、体重が2キロ増えていました。あ、これはヤバいです。

(写真:ベゴニア "プリンセス・マサコ":ふりるの花びらが美しいです:公園)
20:54  |  季節  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.3549)  いい年でありますように

2011.01.03 (Mon)



新年おめでとうございます。
故郷から戻りました。花、読書、音楽と、いい出会いがある年になりますように。

さっそく黄色いスチーム・クリーナーでお風呂の掃除をしました。基本はスチームを出すために、グリップを握り続ける必要があり、肘の弱いわたしには思いがけない負荷でした。汚れが落ちるまで何度もブラシを往復させ、タイル目地を掃除すると周りに汚れが飛び散るので、そのあとをウェスを着けてもう一度拭かないといけません。けっこう手間がかかります。

1リットルの給水もすぐに使い切り、3リットルくらいのタンクがほしいところです。電気系統の注意をうっかり忘れて、オイルヒーターと同じ回路のコンセントを使ったため、そのブレーカーが落ちてしまいました。古いアパートは容量を考えないといけないのです。
1時間の奮闘でほぼ満足なきれいさになったところで、終了です。フロアは次回またにします。

ブレーカーを戻す足場のイスから滑り落ち、右足指の付け根を強く打ち内出血と腫れが起きたことは内緒です。

(写真:弘前公園のお堀です。桜の枝が、氷面まで落ちています。2月ごろの剪定までこんな風景が見られます)
16:21  |  思い  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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