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(No.4275)  バイクの廃車

2012.10.31 (Wed)



いまのバイクは15年ほど乗り、愛着がありました。
その前3台は中古で短期間しか保たず、新品で購入したものです。長期間乗らずに、2度バッテリーが上がって交換しましたが、故障はなく愛着のある貴重な足でした。植物園や花火大会、隣市の温泉や日常の買い物にとても便利でした。
体調を考慮し、事故を起こした場合の危険が大きいと判断したのです。型式が古いので引き取りには買い取り価格は付かず、引き取りと廃車手続きが無料になっただけです。駐輪場にぽっかりと空間ができました。

(写真:シャクチリソバ=赤地利蕎麦:手打ちそばが食べたくなりますね:公園)
19:24  |  思い  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4274)  朝の最低気温が、10度を切ると

2012.10.30 (Tue)



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寒いですね。最低気温が、12度くらいでも手袋を着けたくなります。
週末はまた9度の予報が出て、いよいよ晩秋になっていく感じです。関東では11月末から12月上旬が紅葉の季節ですが、そろそろ気の早い樹木は、紅葉しそうな気がします。
今年はまたゆっくりと、新宿御苑の写真を撮りに行こうかと思っています。

(写真:アカソバ(赤蕎麦)"高嶺ルビー" :数年前のお気に入りです。きれいな景色です:千葉の公園)
20:38  |  思い  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4273)  遅咲きの花

2012.10.29 (Mon)



ネジバナ(捩花)は、初夏の芝生でよく見かける花です。
淡いピンクから紅色まで、捩じれ方もさまざまあって好きな花です。春に購入した、遅咲きの白のネジバナがもうすぐ11月になろうという時期に、咲きました。遅咲きという説明に、なんとなく夏の終わり頃かとイメージしていたのです。
芝生に這いつくばって、汗をかきながら写真を撮ってきたわたしとしては、驚きです。花の形は確かにネジバナです。でも、なんだか季節外れ過ぎの花に喜びが薄いのはなぜでしょうか。人間って、わがままですね。

(写真:ネジバナ=捩花:別名=モジズリ:遅咲きで待ちくたびれました:ベランダ)
20:22  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4272)  吉永南央「RE*PAIR リペア」/フレッド・ヴァルガス「彼の個人的な運命」/乾禄郎「海鳥の眠るホテル」

2012.10.28 (Sun)



たまに電車の席に座ると、読書が進みません。
いつのまにか居眠りをしているのです。かろうじて乗り過ごしはしないものの、気づくと目的駅であわてて降りてしまいます。疲れは休日で取ろうと、掃除もせずまったりとしています。

先週の3作。
吉永南央「RE*PAIR リペア」
フレッド・ヴァルガス「彼の個人的な運命」
乾禄郎「海鳥の眠るホテル」


吉永さん。革製品のリペア職人・透子は、元婚約者・ケイの家族が近くのマンションに帰ったことを知ります。鍵がなく家に入れない幼いケイの息子・圭に、透子はつい声をかけます。かつての詐欺事件、殺人事件、消えた大金、透子の周囲で封印したはずの過去が、音を立てて動き出します。
精緻な革製品の知識やそこに注ぐ愛情が際立ち、製品に込められた所有者の人生までが見えてきます。そして透子の揺れる心や、一線を画す断固とした姿勢に共感してしまいます。未練がましい男と、決断力のある女性。革製品の匂いや、食堂の美味しい香りまで立ち上ってきます。それらの上に、人の暮らしはあるのだと強く思いました。吉永さんはこの作品で、大きく転換したようです。

ヴァルガス。歴史学者のマルクたちと元刑事が住むボロ館に、元売春婦・マルトを頼って女性連続殺人事件の容疑者・クレマンが身を寄せます。知的障害のある彼にかつて読み書きを教えたマルトを助けるべく、彼らは事件を探り始めます。
障害があるけれど嘘はつけないクレマンや、学校関係者、庭師やかつての警察仲間まで証言のひとつひとつを検証する構成は、かなりの説得力があります。10数年前の強姦殺人事件や、事故として処理された古い事件までも掘り起こされていきます。迷路のような事件の結末は救いがあり、読後感がよかったです。

さん。千佳はアルバイト先で出会った新垣と撮影場所に選んだ廃墟で、何者かの気配を感じます。認知症を患った妻の介護に専念するため退職した靖史は、精神的に追い詰められていきます。一方記憶を失った男が、カメラを持った女性を見つけを追います。次第に三人の記憶と現実が交差していきます。
死を濃厚に感じさせながら、幻想的で心に迫ってくるものがあります。構成力に支えられたシーンが、セピア色を重ね次第に色濃い現実にたどり付くのです。感覚的にはおもしろいですが、素材がありきたりなのが惜しいです。

「Book」読書日記に、詳しい感想をアップしましたので、見てくださいね〜♪

(写真:オオマツヨイグサ=大宵待草:荒れた草地にほっこりさせる黄色は、宵の月待ちかも:公園)
08:58  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4271)  街のグリーンは、剪定時期

2012.10.27 (Sat)



通勤途中の街路樹の、剪定が始まっています。
芽吹きを考えて形を整えながらも、電線に触れないようにする気配りを感じます。落ちた枝葉は熊手でかき寄せ、小型トラックに積み上げられます。
2、3年前に建てられたマンションのエントランスのハナミズキは、六角形の網状柵で覆われ枝をロープで固定されていました。これは幹が傾くのを直すためでしょうか。
別なビル前のアスナロ3本は、一度全部が枯れたため植え替えられ、1本が再び枯れてしまいました。それでも3度目の植え替えがあり、いまはグリーンを保っています。うまく根付いたらいいですね。
街のグリーンを維持するのもなかなか大変そうです。

(写真:ナガエコミカンソウ=長柄小蜜柑草:花は1~2mmのちっちゃなもので、ミカンのような実がつきます:草丈30cmで、エンジュの葉に似ています:公園)
10:20  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4270)  ファッションも、深まる秋

2012.10.25 (Thu)



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朝晩の気温が14度と下がり、ファッションも、深まる秋に衣替えです。
カットソーも襟元が狭いものに、ジャケットもコーデュロイに、そして手袋も登場です。ひと雨ごとに1度気温が下がるとか。ということは来週は更に寒くなりそうです。デパートもウールのストールや、ダウンジャケットまで並んでいます。秋は駆け足で通り過ぎていくのでしょうか。

(写真:コウヤボウキ=高野箒:カールしたリボンがおしゃれで、花後もピンクのパフがきれいです:公園)
20:14  |  ファッション  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4269)  木枯らし一号か

2012.10.23 (Tue)

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日中の25度、短時間の強雨と強風、そして夕方から冷たい北風に変わりました。
夜半からの風は、木枯らし一号になるかも知れません。秋雨前線の通過による変わりやすい天気は、まさに秋の空ですね。
最近定着してきた「女心と秋の空」ですが、もともとは「男心と秋の空」だったようです。確かにひたすら思い続ける女性も見かけなくなりましたから、ことわざも世に連れて変わっていくのでしょう。

(写真:アキノウナギツカミ=秋の鰻掴み:トゲトゲが痛そうな、秋の花です:公園)
20:09  |  季節  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4268)  ストラップ、いろいろ

2012.10.22 (Mon)



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通勤途中の女性のショルダーバッグのストラップに、目が釘付けになってしまいました。
それは小さなタワシなのです。グリーンの縞が数本入った、茶色のタワシ。これがなぜストラップになるのか。しばらく考えてしまいました。日常的に使うキッチン清掃用品のどこに、おしゃれ感が刺激されるのでしょうか。
観光客が食品サンプルのストラップを購入することなどを考慮して、あの女性はタワシのない国の方だろうと思うことにしました。美的感覚の違いは、如何ともしがたいものがありますね。

(写真:サラシナショウマ=晒菜升麻:また群生が見たいと思っています:公園)
19:48  |  ファッション  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4267)  中山七里「ヒートアップ」/大島真寿美「ゼラニウムの庭」/越谷オサム「いとみち 二の糸」/小野上明夜「死神姫の再婚(16)」

2012.10.21 (Sun)

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小春日和です。日差しがあると暑いくらいです。
DVDもめぼしいものは見終わり、積み本もなくなり、休日のお散歩をかねて図書館に受け取りに行って来ます。あとはネット予約とネット通販で計画を立てる予定です。最近、日本の作家が続いたため読書量が増えて、「読みたい本リスト」に残っているのは海外作家だけになりました。海外の単刊本は物理的に重いので、少し遠退いています。リスト更新が必要です。

先週の4作。
中山七里「ヒートアップ」
大島真寿美「ゼラニウムの庭」
越谷オサム「いとみち 二の糸」
小野上明夜「死神姫の再婚 怪物王子の死神姫(16)」


中山さん。麻薬取締官・七尾は、特異体質が一役買っておとり捜査を許されています。人間の破壊と攻撃本能を強化し兵器に変えてしまう薬「ヒート」が、流通して起きたと思われる事件に着手します。暴力団の一人から「ヒート」売人の捜索に共闘の接触があります。裏の狙いに気を付けますが、売人が殺され凶器から七尾の指紋が検出され窮地に陥ってしまいます。
薬物取り締まりの現場の激闘シーンも、秘密裏の研究所のリアリティもうまいです。約束、信用、組織、さまざまな人間の思惑の絡みをうまくまとめています。七尾がスーパーヒーローになるのも、やむを得ないところでしょう。ラスト近くの研究所殲滅シーンは、アクション映画そのものです。賞狙いか、映画化狙いか、路線変更か、出版社の思惑もありそうです。様々なジャンルを書ける、注目の作家です。

大島さん。小説家の「るるちゃん」は70歳を超える祖母・豊世に家の秘密を書き残してほしいと言われます。若い親戚のおばさんと思っていたのは、豊世の双子の妹・嘉栄でした。豊世が高等女学校へ行くときにもまだ幼児でしかないほど成長が極端に遅い嘉栄は、別棟に隔離され専属の医師や家庭教師を配され、一時期はイギリスや満州に行き、対外的にはひた隠しにされたのでした。
生きる時間の流れが2倍も違うということは、不老長寿ですが周囲からは受け入れられない存在でしょう。不思議な生命体とも言える嘉栄に、一生を捧げようとする医師たちがいます。逆にその「磁場」から逃れられなかった家族たちの心情も実に複雑です。ある年齢時点で生死不明、戸籍記載もれとして死亡届を出すことになり、その書類を嘉栄とるるちゃんが見るシーンが印象的です。豊世が90歳で亡くなったあとも、戸籍なしに軽やかに生き続ける嘉栄もまた、その心情は屈折していたのです。今までの作品から大きく飛躍した、すごい作品です。

越谷さん。濃厚な津軽弁と三味線の使い手、相馬いとは高校二年生になりますが、アルバイト先のメイドカフェでは先輩たちから避けられて、三味線コンサートもマンネリ気味になります。写真同好会に入ったものの親友と大げんかし、学校も居心地が悪くどうにもため息ばかりが出る毎日です。
撮影でのハプニングや、大人の恋の目撃、親友の漫画の受賞と盛りだくさんの中で、ほっこり守られているいとが、少しづつ周囲の人の心を知っていく成長物語です。前作「いとみち」の続編で気楽に楽しめます。こんな時代もあったと、後々懐かしく思えるシーン満載です。

小野上さん。着実に終わりが近づく王城で、ゼオルディスは強引にアリシアとの結婚式を行おうとします。だが、西の大国クルセージュの兵力を借りたカシュヴァーンは、囚われのアリシアを救うため王城に乗り込んできます。
ゼオルディスとの結婚寸前に駆けつける夫・カシュヴァーンたちという、ラストにふさわしい乱闘と心憎いゼオルディスの退場シーンがいいですね。改めて開かれた結婚式で、登場人物総出演になり終わりました。シリーズ物を初めて読み、続刊を待っていらいらを抑えラストまでなんとか読み終わりました。やはり性格的には単刊で読もうと思います。

「Book」読書日記に、詳しい感想をアップしましたので、見てくださいね〜♪

(写真:ジュウガツザクラ=十月桜:まだ暑さの残る中、咲き出した、冬の桜。
    コブクザクラ=子福桜:八重咲きがかわいらしいです:公園)
09:13  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4266)  上野動物園・オフ会

2012.10.19 (Fri)



最近すっかり幹事役に定着したくらさんのお誘いで、今回は女性陣が全員参加でした。
久しぶりにお会いする方の笑顔がうれしいです。大人になってから誰も入ったことがない、上野動物園探索です。まずは軽く昼食を取ってから回ります。世界初のモノレールはわずか1分半ですが、楽しいですね。ペンギン、アシカが目の前で泳ぎ、巨大なホッキョクグマが水中に飛び込む迫力が楽しいです。オカピがイメージより大きく、きりりとした表情が魅力的でした。食事中のパンダ、オオアリクイのふさふさの尻尾、子猿のかわいさ、バーバリーシープが壁の装飾品のように見えたり、カバの迫力に圧倒され中身はなんでできているのか、などなど、他愛のない会話が弾みました。
途中小雨から少し雨脚が強くなり木陰に避難してやり過ごし、なんとか全体を見て回れました。

甘味処で小休憩し、わたしの抹茶汁粉は甘過ぎました。それでも疲れが取れた感じです。
二次会は久しぶりに長靴グラスのキ◯ンホールで、チョイスを楽しみ、映画や本、仕事などあちこちに話題が広がり、あっという間の時間の経過でした。
それにしても10年近いオフ会のお付き合いが、なんとも心地よかったです。それぞれに仕事や家庭や体調など抱えているものがあるのに、お会いしているときは無邪気な笑顔でお話しできる、距離感の取り方がいいのですね。またお会いしましょうね。

(写真:セキヤノアキチョウジ:関屋の秋丁字:パープルが秋の光を映し出します:公園)
19:28  |  思い  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4265)  車内のメーキング

2012.10.17 (Wed)



揺れる電車の中で、器用に化粧をしている人をいままでも見てきました。
きょうは究極の「つけまつ毛」を見ました。席に座っていて、つけまつげセットを取り出し、のり付け部分を爪で剥がし鏡を見ながらまぶたに貼付けていきます。自毛の4倍はある重そうな物です。周囲の視線を気にすることもなく、鏡を見る感覚には、少しばかり感心もしました。
電車で化粧ができるなら、朝起きの時間を遅らせることができます。ということは、電車まではスッピンです。う〜ん、わたしにはとてもできません。

(写真:アキノノゲシ=秋の野芥子:ススキの根元に、ひっそりと開く楚々とした美人です:公園)
19:15  |  ファッション  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4264)  ダイヤモンドの惑星

2012.10.15 (Mon)



地球からそう遠くない恒星系に「ダイヤモンドの惑星」が存在するとした仏米合同チームの論文が、10月11日の英学術誌「Astrophysical Journal Letters」で発表されたそうです。
「かに座55番星e」と呼ばれるこの惑星は、地球からわずか40光年の距離に位置し、その大きさは地球の約2倍、質量は8倍もあるようです。2011年に初めて観測され、グラファイトとダイヤモンドで覆われている可能性が高く、総質量の最大3分の1がダイヤモンドで構成されている可能性もあるというのです。
ただし地表の平均温度は摂氏2,148度にも達しているといいますから、近づくこともできそうにありませんね。

(写真:グレビリア・ジュビリー:小さな苗で小さな花ですが、けなげに開花しました:ベランダ)
20:30  |  思い  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4263)  乾禄郎「完全なる首長竜の日」/越谷オサム「いとみち」/沼田まほかる「九月が永遠に続けば」

2012.10.14 (Sun)

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日差しが傾き、道路に映る影の角度も変わってきました。
秋は着実に進んでいきます。先日までの30度越えが信じられないですね。きょうも今週も、穏やかな秋晴れが予想されています。季節は確かな歩みです。

先週の3作。
乾禄郎「完全なる首長竜の日」
越谷オサム「いとみち」
沼田まほかる「九月が永遠に続けば」


さん。少女漫画家の和淳美は、植物状態の人間と対話できる「SCインターフェース」を通じて、意識不明の弟と対話を続けますが、淳美に自殺の原因を話しません。ある日、謎の女性が弟に接触したことから、少しずつ現実が歪みはじめます。
淳美は漫画の連載が打ち切られ、次の道が見つかりません。弟との対話にちょっと未来型の装置を設定した、夢と現実とのあわいが次第に混沌としていきます。途中で淳美の状況を推測できてしまいますが、ラストまで読ませます。多少狭い世界だとは言え人間の心理を見据え、「首長竜」の小道具で希望を残します。感覚的には好きな作家です。

越谷さん。本州最北端のメイドカフェで、泣き虫でなまりの強い津軽弁で「ドジッ娘」高校1年生の相馬いとが、先輩メイドや優しい店長、お客に助けられて成長していきます。
津軽三味線の師でもある祖母に育てられたいとは、メイド服にあこがれてアルバイトを始めます。失敗にもめげず、乗り越えていく若さがいいですね。故郷に近いのですがなまりが特に強い地域で、いまでは使われることもない津軽弁に苦笑しながら読みました。説明的な補足や文章の流れがあるので、方言が分からなくても楽しめる作品だと思います。津軽三味線を弾くシーンがとてもいい雰囲気が出ています。久々に、本格的な演奏を聴きたくなりました。作中にれんげ草が出てきますが、青森県は北限から外れていますので咲きません。

沼田さん。高校生の一人息子・文彦が、ゴミ出しに降りたまま失踪してしまったのを機に、母・佐知子の周囲で次々と不幸が起こる。愛人の電車事故死、別れた夫・雄一郎の娘の自殺。雄一郎とその後妻の忌まわしい過去が、佐知子の恐怖を増幅します。見かねた同級生のナズナとお節介なその父は、なにかと面倒を見ます。
引き込まれて読んでしまったが、美しい少女の設定やお決まりのかつての少女暴行事件を、膨らませて1作にする力量は確かにあります。うまい作家だと思います。けれど、どのシーンも読んだことのある出来事ばかりの、積み重ねに感じられてしまうのです。ナズナとその父に向ける視線にさえ不信が感じられ、後味が悪かったです。

「Book」読書日記に、詳しい感想をアップしましたので、見てくださいね〜♪

(写真:シュウメイギク=秋明菊:白の群生も、紅色のたたずまいもきれいですね:公園)
08:49  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4262)  紅葉が遅れて

2012.10.13 (Sat)



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北海道の紅葉旅行に出かけた方が、まだほとんど緑の状態だったと言います。
暑さが長かったせいでしょうね、10日から2週間あとが見頃と知りがっかりだったそうです。それでも壮大な自然に触れ、満足したようです。
関東は11月下旬から12月に見頃になる紅葉は、さらに遅れるのでしょうか。それとも駆け足で追いつくのでしょうか。きょうも秋晴れのお出かけ日和です。

(写真:ムラサキシキブ=紫式部-実:鮮やかな実に平安の頃に思いを寄せます。
    ハナミズキ=花水木-実:春のくるりの花と対照的に、真っ赤な実がきれいです:公園)
08:30  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4261)  さまざまな人、その人生

2012.10.11 (Thu)

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時間待ちで、たまたま銀行の前に10分ほど立っていました。
仕事をしている人、髪をアップにして夜の気配を残した女性、歩行困難な若い男性、年配のご夫婦、じつにさまざまな人が通りました。表情もまったく違います。顔に刻まれた思いにも、それぞれに生きてきた長い時間があるのでしょうね。
ふっと自分を振り返ると、他の人にはどう見えているのでしょう。歩き方は勤め人、服装はラフだけれどおしゃれではない、裕福な家庭でもない、それでも真っすぐ前を向いて進んでいる。そんなところでしょうか。

(写真:キンモクセイ:金木犀:強い香りが花を思い出させてくれます:公園
    ヒイラギモクセイ:柊木犀:甘い香りと真っ白な美しさが夢のようです:数年前のお気に入り)
20:04  |  思い  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4260)  新入社員あれこれ

2012.10.09 (Tue)



中途採用の社員に、ため息です。
必要書類の説明をしたところ、年金手帳も雇用保険被保険者証もないというのです。以前の職歴もあるから、どこかで発行されているはずです。「ねんきん便」もどこかにあるはずと、はっきりしません。社保庁では個人情報保護の観点から、本人の承諾書がないと前職の確認もできず、それまでは手続きが受け付けられないのです。
それにしても40代にもなって、意識が低過ぎるでしょう。いや、わたしはゴミ部屋を想像してしまいましたが・・・。
仕事能力とは別の、生活能力に問題がありそうな気もします。ちなみに独身男性です。ふーっ。

(写真:ギンモクセイ=銀木犀:近づくと、やわらかな香りがします。そろそろ金木犀も咲くでしょう:公園)
21:02  |  仕事  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4259)  森深紅「アクエリアム」/森谷明子「れんげ野原のまんなかで」/深町秋生「ダウン・バイ・ロー」

2012.10.08 (Mon)



昨日は雨から晴れへ、そして今朝はさわやかな秋晴れです。
25〜28度なので、エアコンなしでなんとかやり過ごせそうな室温もうれしいです。大物の洗濯には最適です。玄関外回りの掃除はできましたが、根本的な建物の老朽化で思ったイメージのようにはきれいになった気がしませんでした。

先週の3作。
森深紅「アクエリアム」
森谷明子「れんげ野原のまんなかで」
深町秋生「ダウン・バイ・ロー」


さん。深い森の中に建つ、全寮制の女子校二年生の少女・瞳子は、同級生の遊砂から「夜の水族館を見に行かないか」と誘いを受けます。瞳子は魚の分類コードを知りたかったのです。魚の分類コードから、販売部の品や、ついには外してはいけないと言われてきたピアスにも個人の分類コードを見つけます。
他の世界を知ることができない狭い学校の中だけの息苦しさと、管理システムのほころびを見つけ、逃走した瞳子と遊砂がたどり着いた場所もまた、多少の違いはあるものの閉ざされた場所でした。見出すのが絶望だとしても、進もうとする強い意思は人間の持つ生命力でしょうか。見えない世界が現実の社会を表わし、なんとも皮相です。

森谷さん。新人司書の文子が配属されたのは、ススキ野原のど真中にある、のどかな秋葉図書館です。利用者もまばらですが、図書館を訪れる人々がささやかな謎を投げかけていきます。頼もしい先輩司書の助けを借りて、それらの謎を解こうとします。
忘れ物のギターケースに、なぜか即席麺が詰め込まれていた事件。書架の上に並べられた洋書絵本。個人情報の流出騒ぎ。などの5編の短編集です。深い雪や、花の咲く野原の空気までを、じっくりと味わいたくなる本です。なんとか伝えたいメッセージと、伝わらないもどかしさ、振り回されながらも楽しむ余裕の司書たちの姿も、ふんわりと心に染みてきます。童話のようでもあり、大人のミステリでもあって楽しめます。

深町さん。錆びれていく街の高校生響子は、幼なじみの遥が目の前で線路に突っ込み自殺してしまう場に立ってしまいます。自殺の原因を疑われ、煩悶を続ける響子でしたが、さらに連続しておこる不可解な事件と、謎の人物が登場します。死んだはずの遥が響子の耳元にささやき、響子は事件の泥流に絡め取られていきます。
細々と営業している、店主たちと家族たちの息詰るような暮らしが浮かんできます。明るい未来の見えない高校生たちが、必死に足掻いています。密かに探りを入れる警察官が関わり、暗い組織が近づいてきて、ラストで弾けさせます。慣れた作風という作りで印象が薄かったのが残念です。山形弁が少しわかりづらかったです。

「Book」読書日記に、詳しい感想をアップしましたので、見てくださいね〜♪

(写真:シロバナホトトギス=白花杜鵑:5つの花が並んで開花しました。急ぎ足だったのね:ベランダ)
09:00  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4258)  雨が降ると、なぜか

2012.10.07 (Sun)



外は重い雨空です。
特に出かける用事もないと、つい部屋の汚れが気になります。腰痛をひどくしないように、少しづつ掃除をしましょうか。
入り口ドアの外回りがかなり汚れが目立っていて、大家さんは階段はもちろんまったく手をかけないのです。フロアの上階段数段から、ワンフロア下の踊り場まではいままでもきれいにしていましたが、きょう明日と、掃除機と雑巾がけをしてみようかと思います。
充分に腰に気をつけて、というちょこちょこ掃除で終わるかも知れませんが・・・。

(写真:タイワンホトトギス=台湾杜鵑:少しブルーがかった小さな花が、秋の日差しを求めているようです:公園)
09:49  |  思い  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4257)  秋の花が、追いかけて

2012.10.06 (Sat)



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10月上旬に、ようやく街路樹下の彼岸花を見かけるようになりました。
長かった暑い夏が終わるのを待っていた秋の花が、急ぎ足で追いかけて咲いていくようです。ベランダの鉢植えも、少し整理しました。

新顔で加わったのが、白花のホトトギス(杜鵑)です。清楚な日本らしい美しさです。黄花はまだつぼみのままです。
オーストラリアでひと目惚れした「グレビレア・ジュピリー」。白に赤のツートンとグリーンのバランスがとてもきれいな不思議な花ですが、つぼみの付いた苗が手に入りました。意外にも市内の花卉センターにありました。花期は見てきた春とは逆で、11月から3月とあります。開花が楽しみです。

(写真:シロバナホトトギス=白花杜鵑:ベランダ   
    グレビレア・ジュピリー:オーストラリア)
20:35  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4256)  仲道郁代&横山幸雄 デュオ・リサイタル

2012.10.04 (Thu)



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仲道郁代&横山幸雄 デュオ・リサイタル(ヤマハホール)を聴いてきました。
仲道さんはなかなか聴く機会がなかった方で、しなやかで思い切りのいい打鍵で叙情性、豊かな表現に魅了されました。横山さんは昨年の「オール・リスト・プログラム」に続いての2度目です。高音部の繊細さと全体の力強さと構成力がすばらしいです。

連弾も2台ピアノも初めてでした。連弾では通常とは逆に、低音部を仲道さん、高音部を横山さんが受け持ち、一人での演奏とは別な曲になるのだと感じられました。お互いを意識し、合わせたり突き放したり、それでいて1曲としてのよさが伝わってきます。2台ピアノも、向かい合わせた2台から聴こえてくる音の変化が不思議な音空間でした。
気さくなMCも入り、楽しめました。それにしても仲道さんは華奢な体格で美人ですね。筋肉だけでできた細い腕から出る強い音は、すごいです。

ヤマハホールは木をうまく使った小さめのホールです。客席の左右は大ホールの中央ほどの幅ですが、2台ピアノの向かって右の横山さんの音が聴こえ辛かったことと、仲道さん付きの符めくりが下手で演奏への集中が途切れたのも惜しいです。
指定席は前列でしたが、隣の男性客がお酒を飲んできたらしく匂いが我慢できず、ホール係に席を交換してもらえて幸いでした。気持ちよく演奏を楽しめました。
雨の日の演奏会で、帰りはかなり雨が強かったのも気にならないほど、気持ちは晴れやかでした。

-------プログラム-----------
ラフマニノフ:ピアノ連弾のための6つの小品 Op.11より 第1・2・4・6曲(連弾)
ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23(仲道郁代ソロ)
アンダーソン:トランペット吹きの休日(2台ピアノ)
シューベルト:ピアノ連弾曲「幻想曲」ヘ短調 Op.103,D940(連弾)
シューマン:子どもの情景 Op.15 第1〜13曲(横山幸雄ソロ)
ラヴェル:ラ・ヴァルテス(2台ピアノ)

--------アンコール-----------
ラヴェル:「マ・メル・ロワ」より ”美女と野獣の対話”(2台ピアノ)
プーランク:シテール島への船出(連弾)
ラヴェル:「マ・メル・ロワ」より ”妖精の園”(連弾=二人の位置の変更)

(写真:コスモス:秋桜花:数年前のお気に入りです。ピンクは子どもの頃の記憶を呼び覚まします:公園)
20:01  |  音楽  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4255)  映画「白雪姫と鏡の女王」

2012.10.02 (Tue)

映画「白雪姫と鏡の女王」
監督:ターセム・シン  出演:ジュリア・ロバーツ、リリー・コリンズ、アーミー・ハマー他



童話「白雪姫」を題材にしたファンタジーコメディ。継母の女王に国を牛耳られていた白雪姫は、舞踏会で出会った王子と恋に落ちる。財産目当てに王子との結婚を狙っていた女王は白雪姫を森に追放し、惚れ薬で王子を強引にモノにしてしまう。白雪姫は、森で出会ったギャングや7人の小人たちの助けを借り、女王を打倒するため立ち上がる。

童話の解釈を自由奔放に、現代的な感覚で作り上げてしまったコメディです。女王のジュリア・ロバーツのコメディ悪役はさすがにベテランの味で、お間抜けでちょっぴり哀切なところも見せます。白雪姫のまゆ毛が太すぎて苦笑。王子役は軽過ぎます。ノリとCGの楽しさが見せどころです。
ラストはインド映画か、という舞踏シーンでした。
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(No.4254)  映画「闇金ウシジマくん」

2012.10.01 (Mon)

映画「闇金ウシジマくん」
監督:山口雅俊 出演:山田孝之、大島優子他



金融の世界をリアルに描いた漫画を、山田孝之主演で実写化したドラマの劇場版。10日で5割という違法な金利で金を貸し付ける闇金業者・丑嶋馨は、仕事は徹底している。借金の回収のためにセレブたちのホームパーティに現れ、イベントサークル代表のジュンと出会う。数日後ジュンは、イベント資金調達のための借金を丑嶋に懇願する。

原作の漫画はどうも想像力を掻き立てられませんでした。
映像的に暴力も、崩れた暮らしの男女もありながら、DVD(1〜3)で妙にハマり、劇場版を観てきました。ウシジマくんの瞬きをしない、わずかな目の表情の演技に引きつけられます。こんなうまい俳優がいたとは知りませんでした。「金は金。いいも悪いも、ない」。自分の中の矜持を持ち、相手の気持ちや行動の予測を掴み対処します。

母親の借金を肩代わりしたことで受け追い詰められていく女性・鈴木未來を大島優子が好演しています。デートだけでお金を手に入れる仕事を始めます。敷居の低くなった悪の世界の一線を越えて、失うものは何か。ウシジマくんが一番よく知っているのですね。
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