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(No.4496)  夕立ではない、ゲリラ豪雨

2013.08.31 (Sat)



今年の関東南部の、ゲリラ豪雨の発生数は400件もあったそうです。
去年の5倍だと言います。10年くらい前は夏場は夕立があり、20分ほどで上がるので、雨宿りでやり過ごしていました。けれどゲリラ豪雨は、質が違うのです。空を見て、高温多湿で、なんとなく予感があります。黒い雲が被い始めるともう、雷があります。大粒の雨が一気に降ってきます。落雷と思われる稲妻や大きな音が、幾度も響きます。しばしばJRも地下鉄も停電が発生します。気象が変わってしまったのを、実感しますね。

<バレーボール女子FIVBワールドクランプリ2013>決勝ラウンド。ブラジル戦は、いいチームプレイができたけれど惜しいところでストレート負けです。世界一との力の差には、まだ対抗できません。セルビア戦は、日本のゲームの組たてができず、ミスも目立ち、戦力の木村沙織選手がほとんど点を取れません。セッターの宮下選手はよく立ち向かっていると思いますが、このままでは崩れてしまいます。きょうの中国戦で、いいプレーを期待したいです。

(写真:アベリア:暑さを感じさせない、さわやかさです:公園)
15:41  |  季節  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4495)  受け入れてしまう

2013.08.29 (Thu)



昨日の<バレーボール女子FIVBワールドクランプリ2013>決勝ラウンドの対イタリア戦は、ストレート勝利でした。
木村沙織や大竹里歩、更にはセッターの宮下遥のサーブで崩し、宮下のトス回しが格段にうまくなりました。岩坂名奈のブロックも、以前とは別人のように気迫がありました。木村、大竹、新鍋理沙、江畑幸子と、誰がスパイクを打つのか特定させない作戦もいい働きをしました。きょうはブラジル戦です。強豪にどこまで立ち向かえるか、がんばってほしいです。

消費税増税に世論を誘導するような政府の姿勢と、追随する報道のあり方にも疑問を感じます。歳費の削減、議員削減はどこ吹く風。福祉限定税という当初の話もなくなり、結局は一般財政への繰り入れになる。東京電力福島原発は後手後手。オリンピックもいいけれど、原発政策が最優先ではないのか。
事故や災害、増税、どんなに困難でも怒りを爆発させることもなく受け入れてしまう、よくも悪くも国民性がそうさせてしまうのでしょうか。と、わたし一人がつぶやいても、どうにもならないのですが・・・。ふーっ。

(写真:オエノテラ・フルティコサ:ひと足早い、夏の月見草です:公園)
08:37  |  思い  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4494)  暑気払いお食事会

2013.08.28 (Wed)



昨日は暑さの中に、涼しい微風がありました。
風があるだけで汗のかき方が違ってきます。湿度も少し下がってきて、癖っ毛の髪も落ち着いています。もう少しで秋が来る、そう言い聞かせながら暑さをやり過ごしましょう。

先日、くらさんのお誘いで、「暑気払いお食事会」に参加してきました。ホームページの読書サイトの繋がりでの、オフ会です。年に4〜5回、もう10年にもなる長いお付き合いをしています。ホームページからブログへ、そしてツィッターへと変化しても、オフ会という言葉はまだ死語にはなっていないようです。

早め参加の方たちは、東京ステーションギャラリーで開催中の「大野麥風展 「大日本魚類画集」と博物画にみる魚たち」を見てからです。楽しいおしゃべりは、東京駅近くの茶店と和食の店です。「大日本魚類画集」を見せてもらいました。魚の絵とキャプションがおもしろく、フグではイカとの戦いを講談調のユーモラスな表現で印象的でした。本や映画の話で大笑いしつつ、おいしい食事をいただきました。食が落ちていたわたしも、いつもの3倍は食べたと思います。甘味を済ますともう9時になっています。
改築した東京駅の外観と天井を見上げると、報道通りの丁寧な造りです。建物への思入れは特にはないので、ビルが林立する中の明治の雰囲気が、独特な感じがしました。次回の約束をして解散しました。
いつも思うのですが、年齢職業がまるで違う男女が、遠慮なく共通の話題で盛り上がり、そしてプライベートには踏み込み過ぎずにいることが心地いいのだと思います。女子は意志のはっきりとしたさっぱりした性格、男子は優しいだけではなく意見を述べる性格です。これらの要素が奇跡的に、強い繋がりを維持してきているのでしょう。次回また、お誘いくださいね。

(写真:ヒマワリ "ココア"=向日葵:黒に近い暗赤色に驚きます。確かにココアです:公園))
08:38  |  思い  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4493)  診断の結果で、ほっと

2013.08.27 (Tue)



昨日は30度で、かなり涼しく感じました。
きょうも同じくらいの気温の予報で、ほんの少し体が楽になりました。

昨日の脊椎脊髄病外科の診断では、いま手術をする必要はないということでした。いままでのペインクリニック科の治療と、積極的なストレッチで改善すると思われるというのです。ひと月ほど悩み、手術を受ける覚悟をして行ったので、医師の言葉に一瞬、返事ができませんでした。肩すかしを食らったというか、医師によってこんなに判断が違うものかと驚きでした。
とりあえず、手術なしということでほっとしました。ずっとネット情報で症例を検索したり、長期入院となったら何が困るか先々を心配していたのが、いきなり重い蓋を外されたようです。
ご心配いただいたみなさん、お気遣いありがとうございました。これからも愚痴るかも知れませんが、見守ってくださいませ。

(写真:ヒマワリ=向日葵:少しうつむいた花姿と、淡い黄色がお気に入りです:公園)
08:29  |  健康  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4492)  ネレ・ノイハウス「白雪姫には死んでもらう」/池井戸潤「最終退行」

2013.08.25 (Sun)



どうやら深夜から雨だったようです。
湿度は高いけれど気温は27度で、数日振りにようやく部屋の空気を入れ替えました。11時にはまたエアコンに逆戻りです。

先週の2作。
ネレ・ノイハウス「白雪姫には死んでもらう」
池井戸潤「最終退行」

ノイハウス。空軍基地跡地の燃料貯蔵槽から人骨が発見された。検死の結果、11年前の連続少女殺害事件の被害者だと判明した。その頃、犯人として逮捕されたトビアスが刑期を終え、故郷に戻ってきた。親は離婚し牧場は荒れ果てバーは店を閉め、クラウディウスの見えない金の力で、村は一変していた。トビアスは冤罪だと主張したが村人たちに受け入れられず、暴力をふるわれ、母親まで歩道橋から突き落とされてしまう。捜査にあたる刑事オリヴァーと部下・ピアは、狭い村での人の繋がりや利害の深いところまで探っていく。
トビアスの冤罪を証明してしまう、少女の白骨の発見からスリリングです。ラストで明かされる、強向精神薬を与え続けられた口の利けないティニーの真実まで、一人一人の像が見事に描かれています。狭い人間関係だからこそ生まれる、やさしさと残酷さ、光と陰。誰の背中にも闇が潜んでいます。それらを重すぎず、テンポよく、余すところなく収斂させた作品です。

池井戸さん。都市銀行の中でも「負け組」といわれる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。一方、かつての頭取はバブル期の放漫経営の責任をもとらず会長として院政を敷き、なおも私腹を肥やそうとしている。リストラされた行員が意趣返しの罠を仕掛けるが、蓮沼はその攻防から大がかりな不正の匂いをかぎつけ、ついに反旗を翻す。
蓮沼は毎日のように遅くまで残業し、最後に支店を出る「最終退行」の常連です。公的資金に頼りながら、なおも会長として院政を敷く元頭取、その会長に策謀を巡らすリストラに遭った行員との攻防が、明確になります。ストーリーの構成が若干、類型的な面はありますが、現場の行員の苦悩が深く描かれています。作品での本筋ではありませんが、ほとんど父親が家にいないことが、どれほど家族に取って過酷なことかと思いました。エリート行員の範疇ですら(あるいは、だからこそ)、日本の滅私奉公的な労働の実態を見せます。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:リコリス=別名:夏水仙:子どもの頃の庭に、1年だけ咲いて消えた花。どこかなつかしい:市内)
09:35  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4491)  そろそろバテて

2013.08.24 (Sat)

nigera.jpg

昨日は夕方から雷雨でした。
朝の気温は28度と、いくらか下がりましたが、最高気温は真夏日のままです。湿度が高い分、とにかく蒸し暑いです。外出すると、暑さで汗びっしょりになりながら体温調節ができていますが、戻ってから体温を下げて落ち着くまで時間がかかります。疲れも一気に出て来る感じです。その繰り返しの夏ですから、体の調整機能がバテてきているように思います。高齢になると夏が越えられないというのは、無理もないことだと実感します。

きょうは外出するので、気をつけて行ってきます。

(写真:ニゲラ:幾何学模様の花と葉が、いいですね:ベランダ)
08:25  |  季節  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4490)  蚊に刺される

2013.08.22 (Thu)



昨日は雨が降ったものの、気温は下がりません。
蒸し暑い。きょうも晴雨両方の準備をして出かけます。

それにしても蚊に刺されやすいです。12時間効くという殺虫スプレーを、布団の上で噴射し、パジャマの上から体全体にさらに防虫スプレーを振りかけます。強烈な匂いです。それでも朝起きると、間隙を突いて蚊が刺した痕が赤くなっています。そんなにわたしの血は、美味しそうな匂いでも出しているのでしょうか。

腰椎すべり症の手術のメリット、デメリットがたくさんネット情報にあります。デメリットを見ると迷いますね。わたしの体力や回復力、筋力を考えると、このままブロック注射での温存療法を続けたくなります。迷い出すと眠れません。きょうのペイン科の医師に相談してきます。

(写真:サルスベリ=百日紅:白は輝くようにきれいです。フリルのあるおしゃれ服のよう:公園)
08:45  |  季節  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4489)  世界一か、東京は

2013.08.21 (Wed)



昨夜は久しぶりの雨、きょうも雨の予報が出ています。
熱帯夜の30度越えは、中東の暑さに匹敵するそうです。最低気温としては、東京が世界一暑いかも知れないといいます。最高気温は福岡や四万十など、連日記録が出ていますが、体感的には日中も東京が特に暑いと感じられます。
亜熱帯から熱帯へ。いつからこんなに暑くなったのでしょう。ビルの高層化、海岸線のマンションの林立、緑でかなりカバーしていても、暑さに歯止めはかかりませんね。

大病院は整形外科が細分化され、昨日は診断が出ず、26日に脊椎脊髄病外科の診断を受けることになりました。やれやれです。

(写真:クレオメ:雫がついていると、とてもきれいです。お気に入りの1枚:ベランダ)
08:39  |  季節  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4488)  噴水のある風景

2013.08.20 (Tue)



今月一杯は暑さが続きそうです。
そろそろ体がバテてきました。熱帯夜の影響が大きいような気がします。朝、目が覚めても体が重くて、また眠ってしまいそうになります。
豪雨のところもあれば、渇水地もあり、うまくいかないものですね。

京都の花火大会の悲惨な事故。亡くなられた方が3人もいらっしゃいます。重体、重症の方もいます。どんなにか熱かったことでしょう。楽しいはずだった花火大会が、一転して地獄絵です。心からお悔やみ、お見舞い申し上げます。

きょうは通院です。腰椎すべり症の治療方針が出る予定です。

(写真:サルスベリ=百日紅:公園の噴水に赤い花を重ねてみました:公園)
08:14  |  思い  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4487)  川村元気「世界から猫が消えたなら」/伊代原新「ルカの方舟」

2013.08.18 (Sun)



暑さが応えますね。
<バレーボール女子FIVBワールドクランプリ2013>予選ラウンド。対ブルガリア戦とアメリカ戦を見ました。きょうは チェコ戦です。存在感のあったセッターの竹下の後を、18歳の宮下が務めています。全体を引っ張る力はさすがにまだなく、監督が苦労して指示している様子がうかがえます。木村沙織、新鍋、江畑、石田、長岡のアタッカーも、身長差のある相手ブロックに阻まれます。予選なので、対戦相手と若手がどこまで闘えるかの試験的な段階でしょう。8月28日からの決勝ラウンドには、また違った試合が見られると思います。

PS:チェコ戦勝利。宮下が成長しています。7勝2敗で決勝へ。

先週の2作。
川村元気「世界から猫が消えたなら」
伊代原新「ルカの方舟」

川村さん。30歳郵便配達員の僕の余命は、あとわずかだった。アロハを着た陽気な悪魔が現れ、僕の周りにあるものと引き換えに1日の命を与えると言う。突然チョコレートが消えたなら、電話が消えたなら、映画が消えたなら、時計が消えたなら、猫が消えたら、そして僕が消えたなら。世界はどう変化し、人は何を得て、何を失うのか。
タイトルの「猫」に反応して読んでしまいました。まずは電話が消え、客が誰も携帯電話を開かない電車に乗り、彼女に会いにいきます。彼女との1,000時間の携帯での会話で繋がっていた心が、なぜ壊れたのかを映画で思い出します。次に消すのは映画です。というふうに、けれど一緒に暮らしてきた猫はどうしても消すことができません。軽いタッチの笑いの中に大事な涙があり、生きることがどんなにすばらしいかを、死の間際にようやく知る主人公に、思わず「よかった」と言いたくなります。わたしが死ぬ時は「おもしろい人生だったよ」と、言い残したいです。

伊代原さん。パタゴニア北氷床の、35億年前の地層で採取した火星からの隕石に、生命の痕跡が発見された。帝都工科大学の笠見教授が発表し、アメリカの学術雑誌の表紙を飾った。科学誌ライターの小日向のもとに、当該論文の偽装を告発するメールが届き、研究室を訪ねた小日向は死亡している教授を発見する。実験室には、方舟の形をした黒い物体が残されていた。物体を鑑定した科学警察研究所の女性研究者・佐相は、それが火星隕石であったことを証明する。真相の究明は、惑星科学者・百地に託された。天才惑星科学者が人類史を変える謎を解き明かす。
地球の生命誕生に、火星からの隕石落下が関わっていたという壮大なテーマに引きつけられます。それとは逆の、大学教授の席を目指す院生たちが博士号を取るために必死になる、人間の狭い世界や論文出版の裏事情が見えてきます。発見の真実はどこにあるのか。おもしろく一気読みしました。デビュー作のあとパッとしなかった伊予原さん。やはりいいものを書けるじゃないですか。大きく成長した作者にこれからも注目していきたいです。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:サルスベリ=百日紅:夏が暑いほど、見事な花を開きます。青空に映えます:市内)
09:20  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(NO.4486)  気にせずにできたら

2013.08.16 (Fri)



夏休みモードのブログも、来週からは通常に戻ります。
紫外線アレルギーを30歳で発症してから、海や山のレジャーはしていません。湿原の花の撮影も難しいです。水泳やシュノーケルもできません。屋久杉も滝も見られません。体験が限られるのが、悔しいですね。気にせずにできたら、大きく違う人生を歩いたかも知れませんね。
道路を歩く時はもちろん、電車やバスに乗るときに、どちら側が日差しが少ないかを常に確認しています。席が空いていても、日差しがあると立っています。電車はUVカットガラスと表示していますが、それでも日差しを避けたいです。
35度の外出は、紫外線対策グッズで汗びっしょりです。建物内は冷房が効いているので、外したマフラーや長袖ストールが汗臭いです。それを着け直して、再び外に出るのがとても嫌です。秋はいつ来るのでしょう・・・。遠い眼差し。

(写真:イヌヌマトラノオ=犬沼虎の尾:かすかに、秋の訪れが一足早い気がします:公園)
09:27  |  健康  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4485)  作家と出版社

2013.08.15 (Thu)



猛暑日のきょうも出かけてきます。
家にいる日は、読書が以前より進むようになりました。これもブロック注射で血行が良くなったせいかも知れません。10時から読み始めて、昼食とFOX昼ドラマを見たあとまた読み、夜には1冊読み終わります。2日がかりの日もあるけれど、時間がある今だからできることですね。
デビューの頃、数冊読み離れていた作家が、おもしろくなって再び読めるのは嬉しいです。このところ3人立て続けに遭いました。あるいは出版社の意向を受けて、かなり改稿していると思われるところもありますが、生業ですから必要なことでしょう。注目していたのに2作目が出ない作家は、その辺りがうまくいかないのではと心配します。作家も長く書き続けるのは、容易なことではないでしょう。

(写真:ハツユキソウ=初雪草:なんどか登場しますが、目にさわやかですね:市内)
08:16  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4484)  残暑お見舞い申し上げます

2013.08.13 (Tue)



残暑お見舞い申し上げます。
ご家族でお盆をお過ごしの方も多いと思います。家族や先祖を思い、ゆったりとした時間が流れていく貴重な時期かも知れません。

それにしても、10分ほど歩くと全身汗びっしょりになる暑さです。タオルハンカチが2枚でも足りないくらいです。最高気温のネーミングとともに、最低気温25度以上の「熱帯夜」も、30度以上では変えたくなります。「赤道直下の夜」。「経験したことのない暑い夜」。「熱中症危険域の夜」・・・。どれも嫌ですね。

(写真:オニドコロ=鬼野老:小さな小さな花が、きら星のようです:公園)
09:17  |  季節  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4483)  伊坂幸太郎「死神の浮力」/フェルディナント・フォン・シーラッハ「コリーニ事件」

2013.08.11 (Sun)



昨日の最高気温38度でした。
最低気温31度って、時間は何時のことでしょうか。朝は5時頃から気温が上がって目が覚めます。きょうも同じ気温の予報が出ています。
30度以上が真夏日、35度以上が猛暑日、40度以上はまだ名称がありません。酷暑日、炎暑日、火炎日、などを思い浮かべてしまいます。

先週の2作。
伊坂幸太郎「死神の浮力」
フェルディナント・フォン・シーラッハ「コリーニ事件」

伊坂さん。小説家・山野辺の娘・菜摘が殺されます。けれど逮捕された容疑者・本城には無罪判決が下ります。有益な証言や証拠は、裁判が始まった途端に次々と翻ったのでした。マスコミが大挙して山野辺家の前に押し寄せます。ちょうどその頃、死神・千葉は1週間の間に対象者を見極め「可否」を決めるために近づいてきます。山野辺夫妻は千葉の関わりに戸惑いながら、死について思索し、憤り、詠嘆、絶望はついに行動に移すことにします。
8年前の短編集「死神の精度」がとても印象的だったので、ひさしぶりに読みました。サイコパスの犯人の心理的な動きがさらりとし過ぎて、対する被害者の決断を弱いものにしてしまいます。雨と音楽を伴う死神・千葉の、人間とのずれた会話がユーモラスです。人間に頼られてしまう千葉の緩さが、少し期待を裏切られました。生と死を考えさせられながら、死もいいかと、つい感じてしまいます。生きることの希望や力が、何を足がかりにするかは一人一人違うのでしょう。自分に引き比べてしまいました。

シーラッハ。2001年5月、ベルリン。67歳のイタリア人、コリーニが殺人容疑で逮捕されます。被害者は大金持ちの実業家で、新米弁護士のライネンは仕事始めに国選弁護人を買って出ます。けれど、コリーニはどうしても殺害動機を話そうとしません。さらにライネンは被害者が少年時代の親友の祖父であることを知り、公職と私情の狭間でライネンは苦悩するのです。被害者遺族の依頼で辣腕弁護士マッティンガーが、法廷で繰り広げる緊迫の攻防戦。コリーニを凶行に駆りたてた秘めた想い。そして、ドイツで本当にあった驚くべき「法律の落とし穴」を見てしまいます。
これ以上削るところがない、シンプルな文体です。歴史的な法律の事実の論証を積み上げていく法廷劇は、この短い分量でよくひるがえしたものだと新鮮な驚きがあります。ライネンを始め裁判長やマッティンガーの性格も顔の表情までが、くっきりと浮かび上がります。熟練した筆が到達した印象的な作品です。短編だけでなく、長編もうまいです。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:センコウハナビ=線香花火:打ち上げ花火のような、赤い花がきれいです:公園温室)
09:23  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4482)  お盆休み

2013.08.10 (Sat)



連続の猛暑は、部屋の空気の入れ替えができないくらい、朝から熱気を帯びています。
日中出かけるのは、通院に限っています。買い物は午後7時くらい、日が落ちてからにしています。紫外線対策をせずに済むのはいいのですが、生鮮食品は鮮度が落ちていたり売り切れていたりするのが難点です。ネットスーパーと組み合わせて、なんとかやり過ごすしかありませんね。
去年までは、短くてもお盆休みがうれしかったけれど、今年は日々同じような暮らしなので休みの喜びは味わえません。わずか1年前、体調を崩して点滴を打ちながら、5時間の仕事をしていた頃です。無理をせず退職しようと考え、後任の募集に入ったのです。
家族でお盆を迎えることもなくなって久しく、体調が良ければ帰省し、お墓参りもしたいところですが、来年にしましょうか。

(写真:ツユクサ=露草:もらい種からか、鉢植えに咲きました:ベランダ)
08:49  |  思い  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4481)  第四腰椎すべり症

2013.08.08 (Thu)



デスクワークを長年続ける女性に多いそうです。
去年の3月に整形外科で指摘されましたが、ペインクリニック科で他の部分の治療を優先してきました。2カ月前から、すべり症の骨の周辺の痛みが、次第に強くなり薬の効果も薄れたようです。同病院の整形外科の予約を取るのに2ヵ月待ちで、ようやくきょうが検査日です。合わせて正規の腰での骨粗鬆症検査も、きちんとすることになりました。
午前はペインの治療。午後から整形外科の検査で、一日病院にいることになりそうです。治療方針は20日に決まります。すべり症の骨を固定することになると、入院手術が必要です。暑くて長い夏になりそうです。

(写真:フウセンカズラ=風船葛:涼し気な小さな花と、ハートの種が好きです:ベランダ)
08:21  |  健康  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4480)  柔軟剤の匂いが

2013.08.07 (Wed)

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車やバス、隣家などから来る柔軟剤の匂いで、体調不良を訴える人が増えているそうです。
高残香タイプの柔軟剤は、多種類の化学物質を組み合わせた人工香料でつけられているのですから、当然という気がします。「香り」と言っても、人によって感じ方はさまざまです。柔軟剤のCMを見て、たぶんひどい「匂い」だろうと想像してしまいます。

わたしは化粧品や洗剤なども無香料を使っています。コンサートの時に、隣の女性の香水の匂いでやられたことがあります。ハンカチで押さえても入って来る匂いに、頭痛がし始め動悸が始まり、我慢できずに席を立ちました。飲食店のトイレのブルーの消臭洗浄剤で、吐き気がしたこともあります。気がつかず購入した「ムシューダ」の衣類の防虫剤が、匂い付きだったのもひどかったです。ビニール袋にきっちりと入れて捨てました。

平安時代の上流公家では、髪を洗うのは月に一度で、体を洗うのも行水やサウナのようなものを4〜5回だったそうです。悪臭を消すために香袋を使い、香を焚いていたのです。中世ヨーロッパに匹敵する不潔さだったといいます。いまは毎日入浴、洗髪、洗濯が多いでしょうし、過剰な匂いはやめてほしいですね。

(写真:ムラサキシキブ=紫式部:花が終わると、きれいな紫の実が揺れます:公園)
08:34  |  思い  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4479)  血行がよくなり

2013.08.06 (Tue)



先日の、反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)ブロックで、両足の血行がよくなりました。
指先1本1本まで血が通っているのがわかります。左足が右より痩せていて、左靴に追加して使用していたインソール1枚が不要になりました。手指も同様です。体温サーモグラフィでは、おそらく全身、指先まで赤く見えるのではないでしょうか。
左が改善された後、2週目に点滴をする際「腕にいい血管が見えますね」と、生まれて初めての言葉がかけられました。いつもはゴム管を巻き直したり、叩いてようやく2〜3度目で針が入るのです。
1週間で痛みが元通りに復活してしまったのが残念ですが、血行の良さは持続しています。

そう言えば、朝の眠気もあまりなくなり読書が進んでいます。1日1冊読んでしまうこともあります。脳の血流もよくなったら、頭脳明晰になり、思考回路や記憶力よくなったらいいですね。

(写真:ブラシノキ:花姿からのネーミングは、国によっても同じところが多いようです:公園)
08:34  |  健康  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4478)  池井戸潤「オレたち花のバブル組」「ロスジェネの逆襲」

2013.08.04 (Sun)



昨日は戸田橋&板橋花火大会でした。
ベランダから、新築マンションの連なりの間から、わずかに花火の上部が見え隠れします。10年近く前に亡くなった母と見た、花火大会です。もう随分、時が流れたのですね。

先週の2作。
池井戸潤「オレたち花のバブル組」
池井戸潤「ロスジェネの逆襲」

TVドラマのおもしろさから、読んでみました。
「オレたち花のバブル組」
東京中央銀行営業第二部次長の半沢は、巨額損失を出した老舗のホテルの再建を押し付けられます。おまけに、近々、金融庁検査が入るという噂があるのです。金融庁には、史上最強の「ボスキャラ」が、手ぐすねひいて待ち構えていると思われます。一方、出向先で、執拗ないびりにあう近藤はまた、精神のバランスを崩してしまうのか、心配です。空前絶後の貧乏くじをひいた男たちが、そのはずれくじを当りに変えるのは自分次第だと、絶対に負けられない闘いに挑みます。
しばらく離れていた作家ですが骨太になっていました。しっかりとテンポのいいストリー展開と、一人一人の銀行マンとしての悩みと葛藤、人間関係、情報網が巧みに組み合わされています。ついドラマの俳優を思い浮かべてしまいますが、ドラマはより鋭角的に切り取っているし、作品は作品として成功しています。大きくなった作家をまた読めるのはうれしいです。

「ロスジェネの逆襲」。実力とは無縁な、理不尽な人事評価が通用する銀行で、半沢直樹が出向させられた、銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばずでした。出向社員と正規社員との軋轢もあります。そこにIT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受けます。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスです。ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入ります。責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出たのです。
企業買収と大規模融資のセットで、大きな利益が出る仕組みが実にわかりやすいです。IT企業の社長それぞれの性格の違いも、経営の意志の高さの違い、合併後の事業方針まで見通しての、壮大な逆転劇です。
「人事が怖くてサラリーマンが勤まるか。仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。身勝手な都合で醜く歪み、そういう人間が増えれば組織が腐り、世の中が腐ってゆく」
そんなスカッとする台詞を言ってみたいものですね。常に上司の背中を見て仕事をせざるを得ない、いまの会社員の内に秘めた思いを代弁するから、強い共感を得られるのでしょう。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:戸田橋&板橋花火大会:数年前のお気に入りです)
09:09  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4477)  過酷な通勤電車で

2013.08.03 (Sat)



入院のため、着替えの入った2輪キャリーバッグを引いて電車を降りました。
下りエスカレーターが停止しています。腰の痛みを考えると、持ち上げて降りるのは無理です。1段づつ降りていると「下ろしましょうか?」と男性の声がかかり、すっとキャリーバッグを持って降りてくれました。「ありがとうございます。助かりました」とお礼を言うと、さりげなく会釈をして去っていきました。さわやかな20代の青年の心遣いが、うれしかったです。
先日の南浦和駅で電車とホームの隙間に落ちた女性を助けようと、駅員さんと一緒に電車を押した40人の乗客のすばやい助けも、すばらしいと思いました。血相を変えて電車に乗り込む通勤ラッシュの一方で、深いところに根付いている助け合う心があると、改めて思います。

(写真:ミソハギ=禊萩:川のそばや湿地帯に咲く花です。お盆を連想させます:公園)
09:16  |  思い  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4476)  立秋が近いけれど

2013.08.02 (Fri)



きょうは比較的涼しい朝です。
けれど明後日からは、連日30度越えが2週間以上続く予報が出ています。豪雨に見舞われている地方がある一方で、関東は小雨の心配もあります。逆に東北はまだ梅雨明していず、低温が懸念されています。長い日本列島の極端な気象、何とかならないものかと思ってしまいます。
8月8日は立秋です。その後の残暑の、暑さと期間の長さは考えただけでうんざりします。体力が保つかと、少し今年は不安があります。栄養と水分補給に、充分注意したいですね。

(写真:トラデスカンティア・ブロスフェルディアナ:8年前に都内で見かけて以来の、懐かしい露草です:市内)
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(No.4475)  医療保険の見直し

2013.08.01 (Thu)



医療保険に入って20年経ちますが、一度も入院、手術給付を受けていません。
医療技術が発達し、長期入院させない仕組みもあります。わたしは、いつもあちこち故障がありますが、重症の病気にはなりませんでした。もちろん仕事をしていたら、長期入院もできませんので必死に通院で治しました。
今回の神経ブロックの手術は対象外で、1泊入院4回も通算しても給付対象外だそうです。仮に適用したとしても1日五千円と手術料です。支払には到底不足です。保険というのは何かあったときのためです。いまさらですが見直しが必要なのかも知れませんね。
通院と入院は別なので、ひと月の高額医療までも微妙に及びません。結局、年間の所得税からの、わずかな医療費控除だけになりそうです。

(写真:マツバボタン=松葉牡丹:懐かしい、子どもの頃を思い出します:花屋さん)
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