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(No.4518)  宮内悠介「盤上の夜」/中山七里ほか「5分で読める!ひと駅ストーリー 夏の記憶 西口編」

2013.09.29 (Sun)



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秋晴れが続くと、つい窓ガラスが気になります。
浴室も、キッチンも、フロアも・・・。腰痛が治るまでは、我慢、我慢。でももう一年になるし、ちょこっとづつやろうかと思います。

先週の2作。
宮内悠介「盤上の夜」
中山七里ほか30名「5分で読める!ひと駅ストーリー 夏の記憶 西口編」

「盤上の夜」灰原由宇は四肢を失い、囲碁盤を感覚器とするようになった。一度は棋聖になった相田が、石を持てない由宇の代わりに打つ。若き九段の女流棋士の栄光と、その影となった男の奇異な盤上での緊張感漂う名場面が残される。・・「盤上の夜」
囲碁、チェッカー、麻雀、将棋、古代チェス。対局の果てに、人知を超えるものが現出する6編の掌編です。対局している時には、針1本が落ちても空気が変わるのがわかるほど、研ぎすまされた感覚と論理が集中すると言います。なんという、過酷な世界でしょうか。勝っても負けても、何を目指していくのかの自問自答が常にあります。由宇が最底辺から這い上がり、頂点を迎える短い栄光のときを、ジャーナリストの視点で深く寄り添い描いています。おもしろいですね。

「5分で読める!ひと駅ストーリー 夏の記憶 西口編」中山七里「盆帰り」から始まり、乾禄郎「死体たちの夏」で終わる、夏のショートストーリーです。季節柄か幽霊がテーマになっていたようです。いろんな立場の幽霊が、愛おしく思えてきます。人間臭く、まだ成仏できない幽霊たちの心の揺れが、さらりと描かれています。タイトルの通りのショートですが、全編を通して感じたのは、人間の生き方でした。心残りのない人生を生きる。なんと、難しい選択を常にしなければならないことか。それでも尚、残るかもしれないやり残したこと、あの人に言いたかったこと、そういうのが人生なのかも知れませんね。すべて満足して成仏するなどできないからこそ、人間なのでしょう。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:ミズヒキ=水引:2mmのお花の造形美。ツートンがきれい
   :ギンミズヒキ=銀水引:白を撮るのが難しい。揺れる、揺れる:公園)
09:27  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4517)  歌に救われる

2013.09.28 (Sat)



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きょうも、からりとさわやかな秋晴れです。
膝の打撲から一週間が経ち、片手の支えで立ち上がれるようになりました。歩くのも歩幅を小さくすると、引きずらずに歩けます。あとは階段の上り下りができると、楽になると思います。一昨日のペイン治療で、膝に届く位置をブロックしてくれたのもよかったです。
昨日は童謡コーラス、きょうはオペラ合唱団コーラスです。落ち込みがちな気分を明るくしてくれます。歌に救われている、そう思います。

(写真:シャクチリソバ=赤地利蕎麦:白の気品としべのかわいらしさ
   :アカソバ=赤蕎麦:赤からピンクまでさまざま。今年も千葉の公園で咲いているかな:公園))
08:10  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4516)  季節の先取り

2013.09.26 (Thu)



台風20号が逸れて行きました。
午前中の雨の予報だけで、午後からは晴れそうです。気温が24度と、下がりそうです。薄手のジャケットまでも必要なさそうな、紫外線対策グッズでよさそうな気がします。
デパートのファッションフロアは、かなり前から秋物になっていましたが、長かった30度続きではほとんど見向きもされなかったのではないでしょうか。ようやく、秋、あるいは一足飛びに冬物シーズンになるかも知れません。ちらほらショートブーツを履く女性も見られます。
体調と気象予報をにらみながら、出かける服選びに悩まされそうです。

(写真:クジャクアスター=孔雀アスター:玄関アプローチにずらりと並べたこともある、お気に入りの花:公園)
08:17  |  ファッション  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4515)  秋分は、確かな変わり目

2013.09.25 (Wed)



秋分の日は最高気温が24度と、なんと3ヵ月ぶりに夏日の25度を切りました。
暑くて長い夏がようやく終わったようです。残暑でも30度をわずかに下回り、真夏日もなくなりそうです。「秋分」。確かに季節を分けてくれました。きょうは台風20号の接近で、朝から雨が降っています。明日の午前が強い雨になりそうです。
昨日は左膝の打撲以来、初めて近場まで出かけました。最大の難関は、マンションの階段でした。降りるのも上るのも、一段づつ移動するしかありません。歩くのも室内と違い、膝に力が入って痛むため伸ばした状態に近く、引きずる感じでした。いつもの2倍の時間がかかります。
戻った時には疲労困憊でした。右足に負担をかけてしまったので、体のバランスが崩れたのでしょう。明日の通院が思いやられます。

(写真:アキノノゲシ=秋の野芥子:ススキの根元にひっそりと咲く、可憐なお花です:公園)
08:12  |  季節  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4514)  梓崎優「リバーサイド・チルドレン」/中山七里「七色の毒」

2013.09.23 (Mon)



朝夕の気温が20度まで下がりました。
日中の30度で暖められたマンションの室内は、朝でも28度は下がりませんが、空気の入れ替えだけはできるようになりました。ひと雨ごとに気温が下がる秋。台風も多くなります。どんなに暑い残暑でも、10月の半ばまででしょう。秋の花の移ろいを、感じたいですね。

先週の2作。
梓崎優「リバーサイド・チルドレン」
中山七里「七色の毒」

「リバーサイド・チルドレン」カンボジアの地を彷徨う日本人少年・ミサキは、現地のストリートチルドレン・ヴェニィに拾われた。「迷惑はな、かけるものなんだよ」過酷な環境下でも、そこには仲間がいて、笑いがあり、信頼があった。しかし、ゴミの山からペットボトルや空き缶を拾い集めた、ささやかなお金で得られる安息は、突然破られる。動機不明の連続殺人が彼らを襲う。日本のホームの職員や名前も知らない旅人からのヒントで、ミサキが苦難の果てに辿り着いた真相とは、決して夢ではなく現実だった。

デビュー作から3年待った甲斐がありました。大胆でいながら怯えて暮らす少年たちの一人一人が描き分けられ、ちょっとしたあだ名を付けて、ミサキは結束を固めます。実の父との離別の理由には少し無理があると思いますが、ミステリとして骨の太さを感じさせます。海外ものを思わせる、空気感と展開や文章は、次作でどんな変貌を遂げるか期待が持てます。また3年待ちはちょっと辛いですが、本人が納得できる作品を読みたいです。よく取材をしている中で、得たものは大きかったのではないでしょうか。

「七色の毒」「赤い水」「黒いハト」「白い原稿」「青い魚」「緑園の主」「黄色いリボン」「紫の献花」の七編の短編集です。
捻ってみせる。二転させる。三転させる。実在の事件をヒントにした話や、実在の人物をモデルにした話など、かなり練り込まれていると思います。ただそれが少し鼻に付くという気もします。短編よりはやはり長編で力を発揮する作家なのでしょう。多分次の作品が、年末の賞狙いのものになるような気がします。つまり、うまいけれどやっつけ仕事なのではないかと。好きな作家なので次作に期待したいです。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:コスモス=秋桜:やさしく秋風を感じさせます。反面、倒れても立ち上がるしぶとさも:公園)
08:38  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4513)  バレーボールアジア女子選手権大会ファイナルラウンド

2013.09.22 (Sun)



どうしてTV放送してくれないのか、いらいらが募ります。
10/13日放送って、あんまりですよね。動画サイトでファイナルラウンドを観ました。優勝争いのタイ戦は負け、2位でした。でも、連日の試合で選手・監督・スタッフの皆さん。お疲れさまでした。木村沙織選手、新鍋選手、もう一人か二人、飛び抜けた選手がほしいです。もちろん長岡、江畑選手などもいます。たぶんに、どういうメンバーでチームを組み立てていくのか、監督は試している部分もあると思います。五輪に向けての選手の成長、チーム作り、長い目線での作戦があるのでしょう。全ての試合を見たい、わがままな視聴者の声が届きますように。
11月の、女子ワールドグランドチャンピオンズカップ2013は会場が日本だから放送しますよね。

(写真=ヒガンバナ=彼岸花を撮っていると、必ず飛んでくる黒揚羽蝶。自意識過剰かも:公園)
10:17  |  スポーツ  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4512)  派手にダイブ

2013.09.21 (Sat)



腰痛で足の動きが悪く、気をつけていたのに転倒してしまいました。
木曜日、いつもの通院途中、駅近くの駐輪場でブロックにつまづき、派手にダイブしました。左手に日傘、右手に返却のDVDと図書館の本を持っていました。左膝に激痛が走りました。肘と手首も捻りました。膝は骨折したかも知れないと、そのまま病院に向かいました。傘は軸が真ん中で折れ、布に穴が空き使い物になりません。
痛みをこらえ、電車、バスでペイン科到着時には、膝の痛みで歩けなくなりました。先に整形外科紹介で受診することになりましたが、広い院内の移動ができないため、ペイン科の看護師さんに車椅子を押してもらいました。新患扱いなので、車椅子のままの2時間待ちは辛かったです。
検査の結果、奇跡的に骨折はなく、打撲で済みました。腫れがひどいので、水と血を注射器で250cc抜きました。血の中に油がないので、骨折していないことが確定しました。鎮痛テープの処方だけです。
ペイン科に戻り、治療を受けて帰宅しました。マンションの階段を上がるのが大変でした。痛みは緩和したものの、右足だけで一歩づつ上りました。

昨日は全身痛で動けませんでした。膝に力を入れて、立ち上がることができないないのです。足を伸ばしたままつかまり立ちで、すり足で移動でした。鎮痛テープを膝と、凝りがひどい右肩に貼り、頭痛薬と筋弛緩薬を飲み、食事以外ほとんど寝て過ごしました。
きょうはようやく気分もよくなり、歩きやすくなりました。体の回復力が頼りです。

(写真:シロバナマンジュシャゲ=白花曼珠沙華:白からピンク、黄とさまざまです:公園)
09:11  |  健康  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4511)  ようやく秋の訪れか

2013.09.19 (Thu)



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さわやかな、中秋の名月が楽しめそうです。
日中の気温が30度でも、夕方は冷房なしでも過ごせます。週末にはまた湿度も気温も上がりそうですが、少しづつ秋の気配があります。虫の声が今年はあまり聞こえないのは、暑さのせいで弱ったのでしょうか。

癖っ毛で雨や汗で広がってしまう髪との格闘も、そろそろ終わりでしょうか。セミロングの髪が長くなったので、カットするかどうか迷います。短くて跳ねると子どもっぽくなるし、長いままでは手入れをサボって見えるし。癖のない髪の方にはわからない、悩みでしょうね。

(写真:ススキ=薄:雲の形も秋らしです。
   :シロシキブ=白式部 "実" :十五夜のお団子代わりになります:公園)
08:39  |  季節  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4510)  秋の花をベランダに

2013.09.18 (Wed)



駅前広場で開かれる、毎年恒例の「秋の園芸フェスタ」に立ち寄ってみました。
花卉栽培が盛んな安行地域から、たくさんの珍しい草花や樹木苗が並びます。つい山野草に引かれますが、過酷なベランダではすぐ枯れてしまうでしょう。背丈が高くなる花木も置けません。鉢植えを、これ以上増やせないのですが、見るとやはり心をつかまれてしまいます。
梅鉢草(ウメバチソウ)、エクセントマム"ピコ "(小菊)のピンクと濃い紅色、アカバセンニチコウ(赤葉千日紅)と4種も購入してしまいました。今を楽しめる花です。来年の夏を越えられるかどうかは、考えないことにします。

(写真:エキセレントマム ・ピコ:深い紅色が魅力でした。1cmほどの小菊:ベランダ)
08:28  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4509)  台風一過の青空

2013.09.17 (Tue)



台風18号が去りました。きょうは青空が広がっています。
京都の堤防の決壊浸水を初め、たくさんの被害を受けた方に、心からお見舞い申し上げます。
自然の力の前には、人ができることは限られています。とても小さい存在だと改めて思います。治山治水に取り組んできた昔から、あまりにも前進していないのです。台風を海側に逸らすとか、威力を弱めるとか、気象科学に期待したいです。

ベランダの鉢植えは無事でした。途中で遮光ネットを外す作業が、高いところの紐の結び目をほどくのに力と時間がかかり、また腰が痛みました。やれやれです。
夜、習慣で冷房を入れて就寝し、途中で寒さに目が覚めました。半袖パジャマの腕が寒く、起き出して長袖に着替えて寝直しました。これから残暑と秋の冷気に、体を合わせていかないといけないですね。

(写真:エノコログサの雫:ころころとした雫が輝いています:市内)
08:47  |  思い  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4508)  池井戸潤「シャイロックの子供たち」/朱川湊人「なごり歌」

2013.09.16 (Mon)



深夜から、幾度か目を覚ましました。
強い風と雨で、立て付けの悪い室内のドアが揺れました。朝起きてみると、激しい雨と風です。これからが本格的な台風の影響が出ると言うことなので、外出はせず過ごそうと思います。ベランダの鉢は昨日から避難させています。遮光ネットは大丈夫かと思っていましたが、揺れ具合を見ると外した方がよさそうです。雨が小振りになった隙を見て、作業をします。しかし、止む時があるのでしょうか。

先週の2作。
池井戸潤「シャイロックの子供たち」
朱川湊人「なごり歌」

「シャイロックの子供たち」。ある町の銀行の支店で現金紛失事件が起こった。女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪する。「たたき上げ」乙採用(高卒)の副支店長の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上らない成績。事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤。銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮すことの幸福と困難さを描く。
副支店長の必死に成績を上げようと部下を叱咤するシーンは、危ういです。現金紛失を数人で穴埋めするという、規定違反をせざるを得ない立場に立ってしまいます。どうしても新規顧客を取れない行員が、ついに大口の融資を決めてきます。ハイになる行員と一緒に会社を訪れた上司が見たのは、悲惨なものでした。一人一人を丹念に描くと、読みながら気持ちが暗くなります。銀行員になどなるもんじゃないなと、作者の意図とは違う感想を持ってしまいます。どんな会社でも同じことがあります。日本の経済を支える大組織の銀行ならではの、悲哀と喜びが入り交じります。

「なごり歌」。あの頃、ひとつの町のような巨大な団地は、夫婦と子どもたちの笑い声が響き、夢があった。三億円事件の時効が迫り、TVに夢中になったのも、団地とともにあった。洋服の仕立てをこっそりする人がいたり、模型飛行機を飛ばし続ける男がいたり、妻を亡くし自殺した男のがいるとも。子どもたちは、小さな祠にいるという雷獣に興味を持ち、ささやかな冒険をしてみる。
連作短編集で、底辺に流れるのは夢だった過去への懐しさ、失われたものの哀しさでしょうか。雷獣も幽霊もホラーというより、ファンタジィです。追憶は今の現実に通じる道なのだと、作者は伝えたかったのかも知れません。それにしてもなんと、現在の子どもたちの、大人たちの、立つ環境の厳しい変化を思わずにいられません。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:エキセレントマム ・ピコ:あまりの可愛らしさにひと目惚れ。1cmほどの小菊:ベランダ)
09:07  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4507)  台風18号接近

2013.09.15 (Sun)



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今朝は激しい雨音で目が覚めました。
一時は雷もなりました。いよいよ台風18号は、関東を直撃しそうな気配ですね。お仕事の方はお気を付けてください。強風になるとベランダの鉢を避難させます。雷は怖いけど、実は安全な室内から見るのが好きだったりします。子どもの頃、母も好きで一緒に空を見上げていたことを思い出します。写真を撮るのはタイミングが難しいです。動画は撮れますが、一瞬を撮りたい願望が強いです。

(写真=トラデスカンチア・シラモンタナ:12年目の生命力の強い花。去年根の整理をしたのですっきり。蕾のピンクのゼリーが可愛い:ベランダ)
09:01  |  季節  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4506)  バルトーク:歌劇「青ひげ公の城」

2013.09.14 (Sat)



(東京芸術劇場)
第一部 オッフェンバック:バレエ音楽<パリの喜び>
第二部 バルトーク:歌劇「青ひげ公の城」
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管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 指揮:井上道義
青ひげ公:コヴァーチ・イシュトヴァーン(バリトン) ユーディト:アンドレア・メラース(メゾソプラノ) 吟遊詩人:仲代達矢

青ひげ公に嫁いできたユーディトは、城にやってきた。 青ひげ公は「この城で本当に暮らしていけるのか」とユーディトを心配するのだが、 ユーディトは「いつまでもついていきます」と慕情の念を情熱的に語る。陰気な城を明るくしてみせるという。城には7つの扉があり、彼女は次々に開けて光を入れていくが、扉を開けるごとに、血があることに少しずつ不信が募っていく。ついに前妻たちが幽閉されている扉を開けてしまう。

とてもいいコンサートオペラを聴きました。青ひげ公とユーディトの作り上げる緊迫したやりとりが、次第に高まっていく世界に引き込まれました。オケの真ん中に黒い階段を配し、華麗なすばらしいパイプオルガン室を、美しい照明でドアに見立て効果を上げていました。コヴァーチとアンドレアの作る歌劇の世界は、長い歴史に培われた文化の違いを見せつけられます。導入部分の仲代の演技がむしろ違和感がありました。
オケもすばらしく、コントラバス6名、チェロ8名、弦楽器はもちろん管・打楽器も充実し、指揮の井上は明快でよどみがなく、それでいてしっかりと歌わせる多才な力を存分に発揮しました。
一日過ぎても、まだ演奏の興奮が残っています。機会がありましたら、是非お聴きになってください。

(写真:ゼフィランサス:白に混じり、黄色は鮮やかですが劣勢です:ベランダ)
16:47  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4505)  故郷の味覚

2013.09.12 (Thu)



数日の涼しさから一転し、きょうはまた32度の予報が出ています。
湿度がいくらか真夏よりは低いのか、朝はさわやかな空気にはなってきているのですが。そんなとき、故郷から高地で採れるトウモロコシが送られてきました。毎年、舌にしみ込んだ故郷の味をいただけるのがうれしいです。いつも通り生食、茹で、冷凍と分けました。
姉の話では、秋雨前線で激しい雨の後、気温が下がり、就寝時にはそろそろ冬用の布団にしようかという寒さだそうです。この季節の違いに、改めて南北に長い地形を思い知らされます。

(写真:ゼフィランサス:ベランダにようやく賑やかさが戻ってきました:ベランダ)
08:43  |  思い  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4504)  80億光年先の銀河

2013.09.11 (Wed)

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チリのセロ・トロロ汎米天文台は、アメリカ国立科学財団(NSF)が運営しています。
ビクター・M・ブランコ望遠鏡が搭載する、ダークエネルギーカメラ(DECam)は口径4メートルで、80億光年先まで観測可能だそうです。今後5年間で、銀河3億個と銀河団10万個のカラー画像を撮影する予定だといいます。 カメラ技術のすごい発展にも圧倒されます。なにより、80億光年という想像もできない距離に絶句です。
いくらか涼しくなってきた夜空を見上げ、実際に目では見ることのできない遠い銀河を想像してみましょうか。ちっぽけな存在の人間の、壮大な科学の知恵。過去の光だけでなく、未来も見てみたいものです。

(写真:ジンジャー:真っ白な大きな花びらが踊っています:公園)
08:13  |  思い  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4503)  汗をかく

2013.09.10 (Tue)



3日ほど、いくらか朝の気温が下がりさわやかに感じられます。
ただ、再び30度越えの残暑が戻る予報が出ています。9月の半ばまでの残暑はありますが、それを過ぎ秋分以降も残暑というのでしょうか。毎年確実に気温が上がっていますね。

外出から戻ると、全身汗びっしょりになります。シャワーを浴びて着替えるとほっとします。2週間前、紫外線避けの生地のしっかりしたパンツを脱いだ時に、足に違和感がありました。両足とも汗で表面がひんやりしているのに、脛の横の皮膚が赤くじりじりした痛みがあります。大きさは掌大で、触れると全く汗をかいていません。冷やせず熱がこもっているのです。2日後には範囲が広がり、右膝下から足底までになりました。体全体なら経験したことがあるので、わかります。交感神経の働きが悪くなる自律神経失調でした。
先週の受診のとき話し、続くようだったら考えると医師が言っていました。今週はなにか治療方法を考えてくれるところに期待です。やれやれ。満身創痍。討ち死にしそうです。

(写真:ミズタマソウ=水玉草:3mmほどの小さな花。実に白い毛があり水滴のようです:公園)
08:29  |  健康  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4502)  熊谷達也「調律師」/朱野帰子「駅物語」

2013.09.08 (Sun)



世界バレー女子。予選ラウンド通過し、来年の決勝ラウンド進出です。
おめでとうございます。きのうは木村選手の最後のサーブ、みごとに締めてくれました。2戦目よりはチームとしてまとまってきた印象です。きょうのタイ戦も勝って4連勝で終わりたいです。
男子も、ニュージーランド戦、韓国戦2勝して来年へ期待したいです。

2020年東京オリンピック決定に沸いています。東京電力福島原発を、約束通り解決してください。公共工事の増加で、復興が遅れませんように。

先週の2作。
熊谷達也「調律師」
朱野帰子「駅物語」

熊谷さん。成瀬玲司は国際コンクールで優勝し世界で活躍するピアニストだったが、10年前の交通事故で引退しピアノ調律師で生計を立てていた。成瀬は、音を聴くことによって香りを感じる「共感覚」を持つ。「共感覚」は、もとは色で見えていたが、同じ「共感覚」の調律師だった妻の死後に、香りとして認識する変化が起きたのだ。学校や家庭の嫌な匂いを持つピアノに向かうと、的確な微調整ができる他に演奏者の心の陰にも気付き、アドバイスができた。ただ所属事務所からはコンサートチューナーとしての、仕事を期待されていたが、あえて避けてきた。それでも断り切れなく向かった仙台で、大事故と遭遇する。
ごく限られた人間が持つ色の「共感覚」は知っていました。設定がおもしろいのは、静かに調律をしている中でピアノを弾いている人間の心も、感じ取るところだと思います。単に正確な周波数に合わせるのではない、小さなドラマがあるのです。成瀬自身も抱えている心の内が、1台づつのピアノと共に変化していく過程が丁寧に描かれています。きちんと人間を見つめる作者だから、執筆の途中に起きた東日本大震災で、作品のラストを変更せざるを得なかった、というのも納得できます。いい作品です。

朱野さん。「大事なことを三つ言っとく。緊急時は非常停止ボタン。間に合わなければ走れ。線路に落ちたら退避スペースに入れ」 酔っ払う乗客、鉄道マニアの同期、全自動化を目論む副駅長に、圧倒的な個性をもつ先輩たち。毎日100万人以上が乗降する東京駅に配属された若菜は、定時発車の奇跡を目の当たりにし、鉄道員の職務に圧倒される。弟の夢を叶えるつもりで仕事に着いたが、路線や運賃計算が完璧に頭に入った有能な改札係員や、人身事故、最新の劇的に変化・進化し続ける巨大な東京駅に、悩み、傷つき、それでも逃げ出さずに進む若菜たち、スタッフの物語です。
東京駅を通勤経路にしていたわたしに取っても、ここまで厳しい仕事とは知りませんでした。通勤客が心を閉ざし貨物化して押し込められる車内で、ときどき起きるトラブルはやむを得ないし、でもアクシデントが発生した時の暖かい周囲の対応もまたあります。駅員や上司の人間関係など、いままで知らない世界をしっかりと取材して書いています。それらとたくさんの登場人物を物語として、展開し、収斂させた作者がすごいです。前作からまた大きく、情に流されず骨太に棒高飛びを成功させたと思います。自作がまた楽しみな作家です。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:ノブキ=野蕗:小さな花が、愛おしいです:公園)
10:32  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4501)  30度を下回ると

2013.09.07 (Sat)



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昨日から、気温が30度を下回っています。
28度、ときどき32度の夏なら楽勝ですね。けれど今年の暑さはまだ終わりそうにありません。月曜日からは再び30度超えの予報が出ています。まだまだ秋は遠いようです。
ベランダの鉢植えも、レイウシアの一株がだめになりました。一年ごとに減り、3株から1株になってしまいました。サフィニアもピンクが消え赤だけが残り、お気に入りの初雪露草は虫が発生し根をほとんどかじられ、数本だけ救出しました。ハーブ系が暑さに強いので、切り戻しては花を楽しめます。ベランダの環境は、本当に過酷ですね。

バレーボール女子世界選手権は、きょうはオーストラリア戦、明日がタイ戦です。あと1勝で来年の本戦に進めます。かなり主力選手の疲れが見えます。新人たちとゲームを組み立てて、強力なチームにしていこうとする監督の強い意思を感じます。頑張れ、と応援していきます。目先だけでなく、3年後までには最強のチームを確率できるように。
5日の男子は3セット目だけの放送でした。人気がなくスポンサーが付かないのでしょうか。次の放送枠も同様になりそうです。

(写真:ヤブミョウガ=薮茗荷=花と実:透明な花と、黒いつやつやの実がきれい。蚊に刺されます:公園)
09:01  |  季節  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4500)  地震、雷、竜巻、豪雨

2013.09.05 (Thu)



昨日の朝は、しばらく発生が少なくなっていた地震でした。
震度4、震源は鳥島近海ということです。照明器具や吊るしていた額が、大きく揺れました。様子を観察しながら、これは震度3〜4だろうと判断できます。余震もなく心配はなかったです。
午後のニュースで栃木での竜巻発生が伝えられました。2日前の越谷に続いてのことでした。豪雨被害も流れました。異常気象としか言いようがありません。
深夜、雷の音で目覚めました。遠い音のようでした。今朝は、先ほどから激しい雨と雷が鳴り出しました。落雷しそうな音です。
きょうは都内までの通院予約があります。出かけるまでに雨が止んでくれたらいいのですが。大気の不安定な状態はしばらく続くようです。皆様も充分、お気をつけ下さいね。

(写真:ツルボ=蔓穂:プラタナスの木陰で、たくさんのピンクが咲く季節です:公園)
08:19  |  季節  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4499)  音楽と人間性

2013.09.04 (Wed)



昨日は、県内の合同コーラス発表会に参加してきました。
午前中は2〜5地域が初顔合わせで、一曲をづつ歌いTV収録です。一度のリハーサルで、注意点をおさらいし本番です。運営に慣れているコーラス指導の先生たちが、それでも声を張り上げて入場から別室での昼食の誘導まで、頑張ってくれていました。
午後から、全国のコーラスの顔になる先生による、司会進行と曲指導の収録です。関西お笑いキャラの受け狙いのギャグが、TV放映でもそうでしたが不快極まりないのです。人間性の下品さに歌う気も無くなっていきます。そうなると我慢していた古いホールのイスが、次第に腰に響いてきて痛みが増します。
一時間は座っていましたが、途中退場しました。その後の指導員の先生のコーラスは聴きたかったのですが、それは別の機会にできます。出口で顔なじみになった指導員の先生に、腰痛を理由として伝えて帰宅しました。
合同コーラスには、二度と行くことはないでしょう。楽しみはオペラ合唱団の発表会です。そちらの練習に力を入れたいと思います。

(写真:アベリア "エドワードゴーチャ" :春から秋まで、花期が長いのです。垣根仕立てもすてきです:公園)
08:43  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4498)  関東で竜巻が発生

2013.09.02 (Mon)



きょうの午後、越谷市と野田市で竜巻が発生しました。
すでにニュースでご存知と思いますが、すさまじい破壊力ですね。全半壊の家が100軒近くになります。数万世帯が停電になりました。
被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。
ゲリラ豪雨の予報が出ていたのに、竜巻とはフェイントです。「スーパーセル」と呼ばれる巨大積乱雲が発生したためということです。関東のまだ続く真夏日の熱気が、引き起こしたのでしょうか。

(写真:センニンソウ=仙人草:真っ白な小さな花が、とても胸にしみ入ります:公園)
18:44  |  季節  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4497)  朱野帰子「真実への盗聴」/池井戸潤「株価暴落」

2013.09.01 (Sun)



<バレーボール女子FIVBワールドクランプリ2013>決勝ラウンド。
中国戦は、ゲームをしっかりと組み立て、サーブ、ブロック、スパイクとも前日の崩れを修復しました。フルセットに持ち込み、2点差の悔しい敗戦です。立ち上がりの悪さと、数点のミス、残念な判定が惜しいです。セッター宮下選手が最後まで高いトスを上げ切り、サーブでも相手を崩しました。きょうが19歳の誕生日。おめでとう。キャプテンの木村沙織の意志の高さ、江畑選手の驚異的なスパイクの決定、リベロの佐藤あり紗選手が光りました。きょうのアメリカ戦が最終です。メダルは取れませんが、いい試合を見せてほしいです。

昨日のオペラ発表会練習の戻りは、最高気温の35度の最中でした。日傘から外れる足が、パンツを通した日差しが火傷しそうに熱かったです。顔はサウナから出た時のように、ゆであがったように赤くなりました。早く、涼しい秋が来てほしいです。
先週の2作。
朱野帰子「真実への盗聴」
池井戸潤「株価暴落」

朱野さん。結婚して間もない七川小春は、勤めていたブラック企業をようやく退職した。新たな就職先を探すが、数百件の応募も落ちてしまう。小春は寿命遺伝子治療薬「メトセラ」を開発しているアスガルズ社の採用試験にようやく仮採用される。面接官の黒崎は、19年前、小春の遺伝子治療を担当した男だった。小春の聴覚の発達を知る黒崎は、「メトセラ」の販売を阻もうとする子会社に、小春をスパイとして派遣するが、そこで孤高の天才の千紗と同僚として心を開ける関係になった。少子高齢化が進み年金負担が激増するなか、苦しい生活を共にする夫、過干渉の母、90歳を超えた祖母、家族とのしがらみもある。
いびつの極にあるワーキングプア、若年層の就職難と年金の徴収、受給年齢まで仕事を手放さない高齢者たちという、厚い壁に阻まれる背景があります。遺伝子治療、長寿薬の開発、秘密結社に体当たりで立ち向かう小春は、社会のちっぽけな存在に過ぎません。その中で、自分の信じるものを貫くことがいかに大変なことでしょう。就職や年金、寿命など多少デフォルメした背景や荒い文章ですが、ある意味では近未来の姿にも見えます。一気読みしてしまいました。

池井戸さん。巨大スーパー・一風堂を連続爆破事件が襲った。企業テロを示唆する犯行声明に株価は暴落、一風堂の巨額支援要請をめぐって、白水銀行審査部の板東は企画部の二戸と対立する。一方、警視庁の野猿刑事にかかったタレコミ電話で犯人と目された男・犬鳴黄の父は、一風堂の強引な出店で自殺に追いこまれていた。
この作品から、銀行内部を描くことの方が、殺人事件よりミステリアスだと作者が目覚めた気がします。融資金の裏を見つめる視点が、より深くなったと思います。警察の追う犯人と、銀行内の「悪人」とが浮かび上がります。企業と銀行が株価で同じく負債を抱え込み、少ないリスクを取る銀行の融資見送りと、企業の倒産が決定的になります。けれど銀行にも企業にも、裏金の暗躍があるのです。しっかり見据えた作品です。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:ベブンリーブルー:青空に美しいブルーが、はっとします:公園)
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