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(No.4636)  川瀬七緒「桃の木坂互助会」/前川裕「酷 ハーシュ」

2014.03.31 (Mon)



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最寄り駅からスケート会場までが、突風と豪雨でした。フード付きポンチョが役立ちました。
エキシビションの楽しさ、選手の仲のよさ、TVではカットされたシーンもたくさんあります。ハビエル選手が4回転を成功させ、羽生選手と町田選手にもやらせて、すっ転んだのをお互いに笑っていました。いたずらが好きですね。フラワーガールたちを、男子選手がだっこしたりおんぶしたりスピンして労をねぎらいました。羽生・浅田選手にあこがれるリプニツカヤ選手のかわいらしさ、選手も観客も笑顔になり幸せ感にいつまでも浸っていたかったです。生観戦の魅力にすっかり取り付かれてしまいました。

先週の2作。
川瀬七緒「桃の木坂互助会」
前川裕「酷 ハーシュ」

「桃の木坂互助会」のどかだった町は、移り住んできたよそ者たちの度重なるトラブルに頭を抱えていた。桃ノ木坂互助会会長の元海自曹長・光太郎は、町に害を及ぼす人物を仲間たちとともに次々と町から追放する。次のターゲットは、大家とトラブルを起こしていた武藤だった。だが男を狙っていたのは光太郎たちだけではなかった。「幽霊代行コンサルタント」の沙月は、DV元夫のストーカー行為に悩む女性から、代行依頼を受けていた。対象者の隣に部屋を借り、動きを監視していたのが武藤だ。

悪を「排除」することが「正義」なのかという深い認識のないシニアの作戦が、一線を越えようとする危うさにはらはらします。タッチが重く、ストーリー展開と微妙に合わないのは、新しい分野への気負いか、元から身に付いている真実を見極めようとする資質でしょうか。もう少し軽めのエンタメにした方がよかったかも知れません。

「酷 ハーシュ」東京吉祥寺に住む若夫婦が営みの最中に手斧で惨殺された。犯人は逮捕され服役したが、18年後、今度は荻窪で新婚夫婦手斧殺人が発生した。血まみれの若妻は、高級ブライダルサロンのパンフレットを犬のように咥えていた。ストーカーの影、二転三転する犯人像、秘密裏にもたらされる捜査幹部と被害者の隠れたつながり。エリート管理官と現場刑事の軋轢が高まる中、またしても新婚夫婦が手斧で殺される。疑心暗鬼の迷宮の果て、ついに真犯人が姿を現した。

刑事の手塚がキャラ立ちしないため、ほかの登場人物も印象が散逸になります。警察の組織内の人間としての範疇も把握していず、個人対個人のやり取りの心理の説明が長いです。人物を言葉で説明してしまうので、深みがありません。血生臭い現場の描写が印象に残りますが、犯人の心理や、セクシュアルマイノリティーへの態度も、作者は理解があり懐が深いのだという自意識過剰が見え過ぎです。警察小説としては失敗だと思います。前作までのおもしろさが感じられません。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:ハナモモ=花桃"源平":ピンクと白が初めて:市内 赤白は以前のものです:公園)
10:18  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4635)  フィギュアスケート世界選手権大会、優勝

2014.03.29 (Sat)



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羽生選手が逆転優勝しました。
ショートプログラムで町田選手が1位、羽生選手は3位でした。昨日のフリープログラムで、今シーズンなかなか試合で成功しなかった、4回転サルコウ、ショートでミスの出た4回転トーループも着氷しました。会場は総立ちでした。それがなによりファンとして嬉しかったのです。結果は僅差で1位をつかみ取りました。インタビューでの「意地です」という言葉に、炎のように熱い負けず嫌いな性格がよく表れていました。
オリンピック後の世界選手権で、プルシェンコ、パトリック・チャンなど強豪がいない大会で、町田選手がいいライバルになったようです。1位が羽生選手、2位は町田選手、3位のハビエル・フェルナンデス(羽生と同じコーチ)は、競技後は仲のよさを見せていました。
TVでは邪魔に感じる解説がなく、いい音量の音楽と、磨き上げてきた選手の思いを込めた演技と、それを知る観客の拍手と歓声に包まれる観戦でした。雰囲気が新鮮で、演技のわずかな違いもわかり、選手の気持ちも伝わってきます。いままで演奏会には足を運んできましたが、機会があったら今度はスケート大会にも出かけたくなりました。今回あとは、明日のエキシビションを楽しんできます。
キャノンの記事がとても心にすとんと落ちました。

(写真:桜"染井吉野":市内で一番早く咲く近所のお庭です。もう5分咲きです)
18:11  |  スポーツ  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4634)  桜の開花とスケート

2014.03.28 (Fri)



きょうは20度以上の陽気になりそうです。
昨日の小雨でつぼみがふくらみ、一気に桜の開花が進みそうです。都内の桜も昨日は一分咲きのところがありました。週末は満開になりそうです。桜が咲くと、浮き足立って来るのはなぜでしょうか。
スケジュール一杯の今週の忙しさは、月曜日まで続きます。朝はオペラコーラス練習で、戻ってからフィギュアスケート男子フリーの観戦です。女子SPの上位者は、ほぼ全員ノーミスの素晴らしい演技でした。きょうの男子フリーでもそれぞれが、最高の演技をしてほしいです。
にわか羽生選手ファンの、直前の馬鹿なかけ声は世界に対しても恥ずかしいことです。尾木ママが羽生にファンに警鐘

(写真:ハチジョウキブシ=八丈木五倍子:青空に映えるすだれがきれいです:公園)
08:39  |  スポーツ  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4633)  フィギュアスケート、観戦行ってきます

2014.03.26 (Wed)



あいにくの雨になりそうな曇り空です。
気温は高めなので、寒さは感じません。昨日は25度近い高い気温で、薄手のジャケットも途中で脱ぎました。花粉対策のマスクと、紫外線よけの顔をおおうサンバイザーの怪しいスタイルで、近所の庭の花を撮ってきました。

きょうは、フィギュアスケート世界大会初日、男子SPを見てきます。午前のペアとダンスは、体力を考慮してスルーします。午後3時前のopenセレモニーから参加します。すっかり名曲になってしまった、羽生選手の「パリの散歩道」はS席観戦です。一応双眼鏡も持参しますが、できればメガネだけで見られたらいいですね。リンクの空気、客席の雰囲気、初めての体験です。

(写真:ハクモクレン=白木蓮:もう満開になっていました:市内)
10:44  |  スポーツ  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4632)  弦楽四重奏演奏会(恵比寿アートカフェフレンズ)

2014.03.25 (Tue)



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昨日は弦楽四重奏演奏会(恵比寿アートカフェフレンズ)を楽しんできました。
チェロ:小林幸太郎/ヴァイオリン:奈須田 弦・佐藤駿一郎・飯 顕

方向オンチでやはり迷い遅れて入場してしまいました。
チェロのソロを聴けなかったのが残念です。ベートーベンの四重奏を聴けたのはうれしいです。二部はM.ジャクソンからピアゾラまでハイレベルでハードな大胆な演奏はリズミックでした。サロン風に円陣配置は初めてでした。客層は音大友人たちやセレブなご夫婦まで、音楽がわかる層の醸す雰囲気がありました。年齢層が若いのもいいですね。
次回も聴きにいこうと思っています。

(写真:ヒメウズ=姫烏頭:うつむき美人の横顔&雨に打たれた美人:公園)
10:44  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4631)  野崎まど「2」/「パーフェクトフレンド」

2014.03.23 (Sun)



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春の雨が降り、日差しが長くなり、一気に春の暖かさが感じられるようになりました。
木々の花が咲き出し、染井吉野のつぼみも膨らんできました。短い春の後は、また酷暑の夏へ一直線でしょうか。
先週の2作。
野崎まど「パーフェクトフレンド」
野崎まど「2」

「パーフェクトフレンド」4年連続学級委員の理桜は、担任に頼まれ去年から不登校のさなかの家へ行く。一緒のやややと柊子たちの前に現れたさなかは、飛び級で博士号も持っている数学者だった。友だちとは何か、何のために必要か、という問いに興味を持ったさなかは、小学校へ通学することになる。しかし、小学生の規格から外れたさなかは、理桜をからかいながら、型破りな行動を連発し、それまでの平穏な学級生活を慌ただしいものに変えてしまう。

理桜は、天才少女さなかと対等に渡り合うシーンがおもしろいです。「あんた、バッカじゃないの」と一刀両断にしてしまいます。一緒に、井の頭の七不思議的な秘密を探っていくなど、さなかは周りの友だちとの関わりで、論理的に数式では解けない答えを見出していきます。不思議探偵団ごっこ的な勢いで展開し、きちんと伝えることは心に残す作家です。

「2」数多一人は、超有名劇団『パンドラ』の舞台に立つことを夢見る。入団試験を乗り越え、劇団の一員となった。遅れてきた応募者の女性・最原最早がテストのたったひと言の台詞を口にすると、劇団員はひとり、ひとりと自分の演技に自信を失い退団し、劇団は解散してしまう。最早から「映画に出ませんか」と誘われ、たった二人で映画を創るための日々をスタートする。監督として最早が撮ろうとする映画とはどんなものなのか、全ての謎を秘めたままとてつもないスポンサーをつけ、動き出す。

この作品「2」の前に、「[映]アムリタ」「舞面真面とお面の女」「死なない生徒殺人事件」「小説家の作り方」「パーフェクトフレンド」を読んでいた方が面白さが増します。天才が創作の果てを想像し見据えて、創作していきます。そこになにが生まれるのか。一人の天才のために周りの余計な出来事が徹底的にそぎ落とされて、その天才だけがみえる理想形のようなものに近づいていきます。創作とは何か、人間とは何か、愛とは何か、感動とは何か、哲学的でもあり根源的でもある問いに、答えはあるのでしょうか。ラストは少しSFだから許されるところだったのは、少しだけ肩すかしを食った感は免れません。全体としてはいい作家であり、いい作品だと強く印象付けられたのは確かです。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:オカメザクラ=おかめ桜:小さなピンクの桜が、愛おしいです:公園)
09:43  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4630)  フィギュアスケート生観戦

2014.03.22 (Sat)



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フィギュアスケートは、TVが最良席と思ってきました。
数年見続けてきて、今シーズン初めて海外サーバのストリーミング映像の臨場感に圧倒されました。オリンピック後の、世界フィギュアスケート選手権大会はさいたまスーパーアリーナです。Twitterで、行けなくなった方からチケットが手に入り、男子のSP、FS、そしてエキシビションを見に行くことにしました。日本で開かれる世界選手権大会は、次回はいつになるかわかりません。欠場の選手もいますが、この機会を逃さずに会場の雰囲気や選手の動きを、しっかりと見て感じ取ってきたいと思います。S席、A席、B席からの見え方も違うでしょう。
浅田選手など女子選手から、より男子におもしろさも見出しました。26日、28日、30日が楽しみです。

(写真:ユキワリソウ=雪割草:数年前の展示会の写真です)
10:48  |  スポーツ  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4629)  詐欺メール

2014.03.21 (Fri)



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(写真:大寒桜=安行桜:雨が上がると一気に開花しました。青空に映えます:公園)

銀行の名前を騙ったメールが来ました。
取引のない銀行です。クリックするとおそらく、個人情報を記入するページになると思われます。ショッピングやブログなどで使っているサブメールなのが、困りものです。一度お遊びの性格診断サイトでHNで入れたことがありますが、メアドは登録していません。でもそこ以外には思い当たりません。皆さんも怪しいメールには、ご注意ください。

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09:56  |  思い  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4628)  10億光年の宇宙の話

2014.03.19 (Wed)



人間の一生も、人類の生存も、宇宙の中では一瞬のことでしょう。
欧州宇宙機関(ESA)の宇宙探査機プランクが、2つの銀河団「エイベル399」と「エイベル401」の間に架かる高温ガスの「橋」を発見したそうです。銀河団のペアは地球から約10億光年の距離にあり、ガスの橋は約1000万光年離れた2つの銀河を繋いでいるといいます。
ESOのプランクは宇宙マイクロ波背景放射(CMB)を超高感度でとらえました。銀河団の影響でCMBに歪みが生じる現象を「スニヤエフ・ゼルドビッチ効果」と呼ぶそうです。プランクはこれを利用して高温のガスをとらえることができたようです。画像は、地上の望遠鏡の可視光データと、プランクのスニヤエフ・ゼルドビッチ効果による観測データ(オレンジ色)を合成しています。
↓↓↓写真はこちら↓↓↓ 
ナショナルジオグラフィック

(写真:ヒマラヤユキノシタ:故郷では地面が暖かくなった庭に、雪の下から顔を出します:公園)
09:27  |  思い  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4627)  春一番が吹いてます

2014.03.18 (Tue)

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朝から、音を立てて強風が吹き付けます。
立て付けの悪いドアが鳴りっぱなしで、室内に塵芥が入ってきます。花粉も、PM2.5も、当然のように飛び散っているでしょう。ベランダの鉢は、第2防風部分に移動しました。
きょうは歯医者さん通院です。クラウンの交換が終わったので、虫歯治療です。小さなものが数カ所なので、もうそろそろ通院を終われそうです。
モグラ叩き状態で一進一退の腰痛は、今週MRIを撮ります。それで問題が明確になり、治療方針が見直されます。秋までには完治したいですね。

(写真:トサミズキ=土佐水木:雨でしっとりとした、雰囲気も好き:公園)
14:56  |  季節  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4626)  野崎まど「小説家の作り方」「死なない生徒殺人事件」

2014.03.16 (Sun)



寝台特急「あけぼの」(上野~青森間)は1970年運行開始だったそうです。
2014年3月3月14日上野発の最終便で、廃止になりました。ブルートレイン人気でチケットは売り切れ、1,500人もファンが集まったようです。数日前の夜から、赤羽駅通過列車をトリテツが5人ほどがカメラを構えていました。寝台列車の寝心地が悪く、わたしは新幹線との乗り継ぎに利用しただけでしたが、まだ雪の残る故郷に少しだけ想いを馳せました。

先週の2作。
野崎まど「小説家の作り方」
野崎まど「死なない生徒殺人事件」

「小説家の作り方」「小説の書き方を教えていただけませんでしょうか。私は、この世で一番面白い小説のアイディアを閃いてしまったのです」駆け出しの作家・物実のもとに初めて来たファンレター。それは小説執筆指南の依頼だった。半信半疑の物実が出向いた喫茶店で出会ったのは、世間知らずでどこかズレている女性・紫だった。50万冊の本を読み尽くしたが、ファンレター以外全く文章を書いたことがないという紫に、物実は「小説の書き方」を指導していく一方で、自分の小説について考えこんでいく。小説を作ることは、世界を作り、キャラクターを作ることであり、特にキャラ作りが得意な物実がたどりついた真実とは。

小説を作ることは現実の世界を認識し、キャラ、つまり人間像を認識していくことです。すでに膨大な知識を持っている紫に欠けているものは、体験することだったのです。物実との共有時間でそれを手にしていきます。ラストの二度三度のどんでん返しもうまいです。この作家の世界、文体に、わたし自身も共振していくようです。さらりとしているようで、深い世界観の作家です。

「死なない生徒殺人事件」「この学校に、永遠の命を持った生徒がいるらしいんですよ」生物教師・伊藤が着任した女子校「私立藤凰学院」にはそんな噂があった。話半分に聞いていた伊藤だったが、悩み相談にきていた天名は、ベッシーというあだ名の識別という生徒と友だちになれない話をする。ふてぶてしい態度や言葉の、当人の識別が入ってくる。自分がその「死なない生徒」だと言ってはばからない彼女は、どこか老練な言葉遣いと、学生ではありえない知識をもって伊藤を翻弄するが、二日後、彼女は首を切られ殺害されてしまう。

学園生活が楽しく描かれ、よくある学校の怪談ふうの出だしから、底知れないあるものの存在に変わっていきます。真面目な生物教師・伊藤に「教えるとは命を永遠につないでいく行為」だと説きます。学校のシステムそのものの驚きの存在意義も知らされます。ラストで彼女が伊藤を信じる、いじらしさがなんとも哀しく切なく感じてしまいました。永遠の命という絶望と希望が交叉しました。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:アネモネ:紫も満開です:次第に花が増えていく:ベランダ)
11:30  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4625)  幸田幸子ソプラノリサイタル

2014.03.15 (Sat)



幸田幸子ソプラノリサイタル(紀尾井ホール)ピアノ:藤満建

アルバム「ふるさと~日本の歌~」発売記念コンサートです。日本語の歌曲は、だれが歌ってもどうしても発声に無理があります。コロラトゥーラも生かされない感じです。東日本大震災を知った菅野祥子の曲「春なのに」の紹介で、震災を忘れずにできることをしていきたいという幸田さんのメッセージが、素直に胸に落ちました。
二部では、彼女の磨き上げられた美しい声と、豊かな感情表現も存分に発揮されました。生誕150周年を記念したリヒャルト・シュトラウスです。3曲目にちょっとしたハプニングがありました。ピアニストとアイコンタクトを取りました。伴奏が間違っているのかと思ったら、幸田さんが歌詞を飛ばしてしまったとのことでもう一度最初からやり直しました。ステージではにかむ姿も魅力的です。プロでも間違うことがあるのかと、逆に微笑ましかったです。続く「ヴィリアの歌」「扉を開けて」の高音の素晴らしさは最高でした。アンコールの「ウィーンわが夢の街」「アメイジング・グレイス」のあと、思わず「ブラボー!」を言いたかったです。

ロビーに假屋崎省吾さんの、お花がが飾られていました。ご本人も後ろの方で静かに聴いていました。金髪がめだちますから。ロビーでのサイン入れのCD販売に、長い行列ができていました。
入場前は激しい雨脚でしたが、帰りには雨が上がっていてほっとしました。上智大学横の桜通りの枝が、かなり折れて集められていました。張り出した枝には支柱が立てられています。雪害が大きかったことを感じる光景でした。

(写真:アネモネ:ようやく満開になりました。種から育つと愛着がわきます:ベランダ)

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21:40  |  音楽  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4624)  オフ会に参加して

2014.03.12 (Wed)


(写真:アセビ=馬酔木:小さな花の透明感が好きです:公園)


くらさん
のお誘いで、オフ会に参加しました。
「星を売る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会」(世田谷文学館)楽しみました。クラフト・エヴィング商會(craft ebbing & co.)は吉田浩美と吉田篤弘によるユニット名です。著作の執筆と、装幀を中心としたデザイン・ワークを主として活動しています。
入り口に「現在棚卸し中」の注意書きがあり、にやりとさせられました。入場チケットに空いた星の穴の紙片を集めた『----』タイトル忘れ、『睡魔のコレクション』『稲妻の先のところ』の標本、『肺に咲く睡蓮の標本』『高く買います』というビンやハサミの標本、『声の棺』。装丁を手がけた本の数々。たくさんのメモ。昭和のレトロな雰囲気の街の看板や自転車。小さな展示物、小さな文字での紹介文は、目を凝らして見つめさせます。確固とした意志で構築されたクラフト・エヴィング商會の展示が、ここまでできる支援環境があるのでしょう。
ソファに座って、紅梅、白梅をあしらった庭園に目をやります。池を泳ぐかなり大きな色の美しい鯉をながめ、ゆるやかな時間の流れが心地よいのです。

新宿でロシア料理のコースメニューをいただきました。「サーモンマリネのブリヌイクレープ包み、マッシュルームのつぼ焼きクリーム煮、ボルシチ、仔牛肉のロシア風ロースト、薔薇&木苺などのジャムを舐めながらのロシアンティー」どれもおいしかったです。おしゃべりもたくさんして、近し過ぎる人には話せない話題で盛り上がりました。 昼から夜まで歩いたり座ったりで1万歩。腰痛がほとんど起きなかったのが不思議です。
10年以上続いている、貴重な、奇跡的な関係だといつも思うオフ会です。みなさん、またお会いしましょうね。

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12:13  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4623)  3年後のいま

2014.03.11 (Tue)



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3・11東日本大震災から3年目を迎えます。
地震と津波による被災と、原発による被災。亡くなった方が16,000人、行方不明者がいまだに2,600人もいます。復興の遅れ、避難住民の暮らし、廃炉への道程と再稼働問題と原発の輸出。挙げていくとキリのない政治力の低さ・・・。
ソチ金メダリストの羽生選手の、復興への支援をまだ10代でありながらひとり背負おうとする姿。わたしはこの間に体調を崩し、まさかの退職。一時的な寄附が精一杯で、日々の暮らしに追われています。小さな力では明るい希望をつかもうとするのが、やっとです。
心から、ご冥福と、復興を願っています。

仕事中の震度5強の揺れとその後の混乱は、 (3605)3/12からの記事を見てください。

(写真:デージー:小さな春を楽しませてくれます:花屋さん)
10:05  |  思い  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4622)  消費税駆け込み需要  

2014.03.10 (Mon)



4月からの消費税増税前の「駆け込み需要」が話題になっています。
値の張る買い物なら差額はありそうです。ただ定価が決まっていない物は、2月からすでに値上げ傾向にあります。いつも買うチーズは300円から400円に。そして3月に入って値下げセールで300円で買い溜めさせようとしています。これはあきらかに意図的に作り出していますよね。無駄な買い溜めはつい消費してしまいがちです。きっと4月で売上が落ち、セール価格が続くことになるでしょう。
無駄な買い物は止めましょう。これって、震災後にも言った記憶があります。それでも煽られると消費者を甘く見られているのが悔しいです。

(写真:レースフラワー&キンギョソウ=金魚草:背景が白なので、白花を撮るのは難しい:生け花展)
12:14  |  思い  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4621)  野崎まど「舞面真面とお面の女」/山田正紀「火神を盗め」

2014.03.09 (Sun)



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染井吉野はいつ咲くのでしょうね。
寒い、寒い。そう言うのも飽きました。もう春にしましょうよ。

先週の2作。
野崎まど「舞面真面とお面の女」
山田正紀「火神を盗め」

「舞面真面とお面の女」工学部の大学院生・舞面真面(まいつらまとも)は、ある年の暮れに叔父の影面(かげとも)からの呼び出しを受け、山中の邸宅に赴く。そこで頼まれたこととは、真面の曽祖父であり、財閥の長だった男・被面(かのも)が残した遺言の解明だった。「箱を解き 石を解き 面を解け よきものが待っている」従姉妹の水面(みなも)とともに謎に挑んでいく真面だったが、謎の動物の面をつけた少女が現われたことによって調査は思わぬ方向に進み始める。

名前の通り「まとも」な思考回路をする大学院生・真面は、水面と一緒に開かない箱を開けるのに苦心し、巨大な石をどうしたらいいのか思案します。そこへユニークな面をつけたみさきは、尊大な態度で二人に接触してきます。わずかな違和感から真面が仕掛けた罠に、誰がどうハマるのか、ラストまでおもしろく読みました。根底の世界観の確かさを感じさせます。

「火神を盗め」最新鋭の原子力発電所・火神「アグニ」。日本の商社からセールス・エンジニアとしてインドへ出張していた工藤篤は、偶然「アグニ」のある秘密を知ってしまう。爆破装置を取り除く命令を受けたのは、日本の商社マン、しかも出世の望みを絶たれた落ちこぼれの会社員4人だった。相手はCIA特殊グループに中国情報部というプロ集団である。鍛えられた技術もなく、ついに追いつめられた主人公たちは、実行不可能な出来事に果敢に挑戦して行く。

普通にサラリーマンとして生きてきた4人が、世界を守るために動かざるを得ない立場に立たされる。銃の扱い経験もなく、泥縄式になんとかしようと必死に立ち向かう姿は、やはり「使命」感に突き動かされるサラリーマンなのです。それが功を奏して多少コメディタッチで、危機を脱する展開は楽しめました。「倍返し」はないけれど、底力を見せ読後感がいいです。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:①セラスチウム&雫
    ②早く咲かないかな〜〜:ベランダ)
10:04  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4620)  アロマに、思わぬ効用が

2014.03.08 (Sat)



今朝も寒いです。
それでも花粉は飛んでいて、主に鼻に来るわたしはマスクが欠かせません。そして鼻の奥がずっとふさがっています。就寝時には口呼吸をするらしく、起きた時に口の中の乾きに驚きます。
先日、脳の刺激に効果的とTVで紹介されたアロマを試していると、鼻の通りがすっきりする効用がありました。珈琲の香りも鮮やか、お茶や食品の香りも戻りました。花粉症の方は試してみてもいいかも知れません。
<朝3時間:ローズマリー2滴、レモン1滴/就寝2時間前から:ラベンダー2滴、オレンジ1滴>ふた付きの小さな容器にカット綿にしみ込ませます。簡単なのですが、注文が殺到しているらしいのでご注意してね。

(写真:オオカンザクラ=大寒桜<別名>アンギョウザクラ=安行桜:早く街路樹の桜が咲いてほしいですね:生け花展)
09:21  |  健康  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4619)  皇帝・プルシェンコ

2014.03.07 (Fri)



最低気温が氷点下の朝でしたが、日差しが出るとそこだけが暖かいです。
午前中はコーラス練習です。歌っていると全身の血行が良くなり、温まります。始めてからそろそろ1年になります。4月からのリーダー役を引き受けました。

フィギュアスケート界の皇帝・プルシェンコ(ロシア)が、オリンピック団体戦でみごとな滑りを見せました。けれどシングルで棄権する事態が起きました。練習で腰を痛めたということです。手術で、背中に埋め込まれていた4本のボルトのうち、1本が折れたと言います。宇宙空間でも耐えられるくらい強いものが、3回転半のアクセルで2つに折れてしまったというのです。現在は自身の骨が椎間板を十分に支えられる状態にあり、ボルトをすべて取り除き次の滑りへの意欲も見せています。
「でも僕は僕のままなんだ。フィギュアスケートが大好きで、リスクさえも愛している」1,500m全力疾走するほどの体力を使う演技、膝のじん帯裂傷や背骨が損傷するほどの衝撃が加わるジャンプなど、この競技の激しさを知らされます。
ヒキタクニオ作「My name is TAKETOO」のダンサーを連想してしまいました。

(写真:カンザクラ=寒桜:そろそろ散り始めました。風はまだ冷たいですね:公園)
15:01  |  スポーツ  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4618)  ブームのすごさ

2014.03.04 (Tue)



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オリンピックを機に、羽生選手の魅力にハマったファンが急増したようです。
ただtwitterで羽生選手ファンと高橋選手ファンとの、バトルが炎上してしまいました。最後に高橋選手本人がtwitter退会したことで、少し落ち着いてきたようです。試合後に心ない記者が高橋選手にインタビューしたのが発端です。わたしはその記者とTV局を許せません。

「たけしの健康・・」番組で、物忘れの予防策としてアロマオイルの紹介がありました。ついama◯◯でぽちり。4種のうち1種が出店者からの発送です。2/25注文で3点はすぐに届きましたが、1点が遅くなり、1週間後お詫びメールがきました。3月上旬発送になるということです。文面を一部手直して言い訳をしていますが、どうやら注文が殺到し仕入が間に合わなかったようです。急ぐものでもないので待つのは構いません。なにかがブームになるといつものことです。納豆、バナナなどが店頭から消えたこともありました。いずれ下火になるのは恒例ですが・・・。

(写真:ユキワリイチゲ=雪割一華:お気に入りの写真です。写真倉庫の整理をしなくてと思いつつ:公園)
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(No.4617)  野崎まど「[映]アムリタ」/福井 晴敏「人類資金1~5」

2014.03.02 (Sun)



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どんよりとした暗い空から、小雨が降っています。
ひと雨ごとに春が近づいていると考えると、花にとっては嬉しい潤いでしょう。きょうは読書日和にしようと思っています。

先週の2作。
野崎まど「[映]アムリタ」
福井 晴敏「人類資金1~5」

「[映]アムリタ」芸大生の二見遭一は、自主制作映画に参加することになった。その映画は天才と噂される最原最早の監督作品だった。監督担当の「天才」最原のコンテは二見を魅了し、恐るべきことに二日以上もの時間、読み続けさせてしまうほどだった。二見はその後、自分が死んだ最原の恋人の代役であることを知るものの、彼女が撮る映画、そして彼女自身への興味が先立ち、次第に撮影へとのめりこんでいく。しかし、映画が完成したとき、最原は謎の失踪を遂げる。ある医大生から最原の作る映像の秘密を知らされた二見は、彼女の本当の目的を推理し、それに挑もうとする。

しっかりとした世界観を持った作家の作品は、分野の好みを越えて受け止められるものでした。リアリティのある大学生活と、虚構である映画の中にあるものとの境界が入り組んでいきます。ホラーめいた設定と、さりげない仕掛けがとんでもない結末を呼び寄せます。それが作家の思惑だったと、読み終わってから気付くのです。心地よいSFでした。

「人類資金1~5」詐欺師・真舟雄一に仕事の依頼が入る。「報酬は50億。仕事の内容は、M資金10兆円を盗み出すこと」。リーマン・ショック。EU危機。大震災。福島原発事故。それでも、自分の尻尾を食ってでも成長し続けろと仕向けられている「俺」たち。誰も幸せになれない「ルール」を適用した何者かに戦いを挑み、暴走する「資本」という魔物に手綱を付けるチャンスは、いましかない。大貧民ゲームのようなこの世界を、変えることはできるのか。「お金のルール」とはいったい何か。日本、ロシア、アジア某国、そしてアメリカへ。この世界を陰で牛耳る何者かと繰り広げられる頭脳戦と肉弾戦。危険な旅の果てに、遭遇するものとは。

いかにもリアリティのありそうな「人類資金」の存在を追いかけていく真舟が、見ることになる国を動かす者の正体の一端を知ります。壮大な設定がおもしろく読み始めましたが、登場人物がキャラ立ちしていません、キャラに追いついたかと思うとまた手をするりと抜けていきます。一向につかめない仕掛けの正体が次第にいら立ちに変わってきました。しかも「6・7」はまだ先の出版だと言います。あとは結末だけ立ち読みして終わろうと思います。出版を待つというのは性格的にどうしても合いません。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:①キルタンサス=球根で届く予定が花が残っていて、ラッキーでした 
    ②オーブリエチア=①の根元が寂しいので、かわいい花をちょい足しです:ベランダ)
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(No.4616)  桃の節句

2014.03.01 (Sat)



hinakazari14_1.jpg

音楽ホールに、ひな飾りがありました。
桃の花も添えられています。故郷の家では段飾りはなかったし、もちろん今のマンションにもありません。デパートの展示とは違って、やはりちゃんとしたお祝いとしての印象がありました。布に描いたお内裏様とおひな様、あとはいつも遊んでいる人形を見立てて並べていた子ども時代です。人形の顔が怖かった時期もあったり、縁のないままです。自分用のミニひな飾りも、飽きっぽい性格には合わず飾らなくなりました。たぶんこれからも飾ることはなさそうです。
もう3月に入ったのですね。今週は寒さがぶり返し、来週からは本格的に春の陽気になりそうです。染井吉野の開花が楽しみです。
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