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(No.4782)  五嶋龍ヴァイオリンリサイタル

2015.05.29 (Fri)


(バイカウツギ=梅花空木:よそのお庭を覗く怪しい人は、わたしです:市内)

五嶋龍ヴァイオリンリサイタル ピアノ:マイケル・ドゥセク(ミューザ川崎シンフォニーホール )

演奏を聴いてきました。ミューザ川崎は初めてでした。円形ホールが素晴らしい響きです。4Fでさすがに距離があり顔の表情までは見えませんでしたが、充分に音を楽しめました。楽器のよさを引き出した、美しい高音の響き、中低音部の力強さと広がりがあります。洗練された繊細な、凛と芯のある演奏でした。構成力、伝えたい物が伝わる技術も完璧です。
また聴きたくなる、あるいはこれから先にどのように円熟味を増していくのかを、聴き続けたい演奏家です。生まれも育ちも環境も、頭脳明晰なサラブレッットなのですね。ある意味での異世界のプリンスかも知れません。

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(No.4781)  弾丸行動

2015.05.28 (Thu)


(バコパ・ピンクリングの八重咲き:ひと目惚れ♪小さなバコパ・デュフュウサスは、白の一重が多いです:市内 )

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(シライトソウ=白糸草:群生と出会えて感激・・・。幻想的:都内庭園)

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(ホタルブクロ:木陰で涼しげにひっそりと咲いています:都内庭園)

イワタバコに会いたくて、都内庭園にまっしぐらでした。
残念ながら情報が10日前だったので、もう終わっていました。またの出会いを期待して、ほかのお花を撮ってきました。シライトソウの群生が、きれいでした。
情報をキャッチすると、その花のためだけにスポットで撮影に動きます。弾丸行動とか、スナイパー行動かと、ひとり苦笑しています。
09:04  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4780) 乾ルカ「ミツハの一族」/藤井大洋「アンダーグラウンド・マーケット」/早見和真「イノセント・デイズ」

2015.05.25 (Mon)

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(ミニ薔薇"グリーンアイス ":ピンクから白そしてグリーンに変わる小さな薔薇:市内)


(ミニ薔薇:中心の赤が主役。よく見かける種類です。大きく育つとみごと:市内)

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(白薔薇:青空に映えます:市内)

きょうの地震は埼玉県北部が震源でした。こちらの揺れは震度4です。茨城が5弱。かなり強かったです。
地震の発生、箱根や各地の噴火も怖いですね。地震国だという認識ですべてが進められますように。

今回は3作。レビューを書くのをサボっていました。
乾ルカ「ミツハの一族」
藤井大洋「アンダーグラウンド・マーケット」
早見和真「イノセント・デイズ」

「ミツハの一族」大正12年、黒々とした烏目を持つ、北海道帝国大学医学部に通う八尾清次郎に報せが届く。烏目役の従兄が死んだと。墓参りのため村に赴き、初めて水守の屋敷を訪ねた清次郎は、そこで美しい少女と出会う。未練を残して死んだ者は鬼となり、井戸の水を赤く濁す。そのままでは水源は涸れ、村は滅んでしまう。鬼となった者の未練を解消し、常世に送れるのは“ミツハの一族”と呼ばれる不思議な一族の「烏目役」と「水守」だった。過酷な運命を背負わされた「烏目役」清次郎と水守と、一族の姿が明らかになる。

明かりの元で物が見える「烏目役」と、暗闇の中で見える「水守」の目を想像してみました。そこには引き込まれるような強力な魅力さえ感じます。医学的に解明しようとする気持ちと、守り続けられる因習と血筋との淡いに立つ清次郎の葛藤が、興味深いです。「水守」に光を与えようとし、文字を教えハーモニカを与えます。そこに生まれた感情が悲劇を引き起こします。不思議な世界に引き込まれて読みました。こういう物語も書けるのですね。次作がまた楽しみです。

「アンダーグラウンド・マーケット」2018年、出稼ぎを求めて急増した海外からの移民と政情不安定な国からの難民であふれ始めた街東京。たび重なる増税は、日本に「地下経済」の爆発的流行をもたらした。当局に把握されないで税を回避できる商取引は、電子決済の一般化とともに社会に浸透。個人間電子決済の一般化と外国人労働者の流入。増え続ける移民と、開く格差が利用人口をさらに増やしていた。WEB周りのなんでも屋として企業の間を渡り歩く巧は、地下経済の恩恵を受けるフリーランスだ。仲間の恵、鎌田とともに請けたWEB開発案件はもちろん地下経済がらみで、早くもトラブルの匂いを漂わせていた。

極近未来世界を思わせるリアリティに、舌を巻きます。殺伐とした世界に、逞しく適応していく才能を持つ若者たちが頼もしいです。スピーディーな展開と、明確なキャラ設定がややライトな感じにしているのは、惜しい気がします。Web小説からのスタートと紙媒体小説との狭間に、作者は挑戦者として進んでいきます。応援したくなります。

「イノセント・デイズ」放火によって奪われたのは、元恋人の妻とまだ1歳の双子の命だった。確定死刑囚・田中幸乃の人生は不運と悪意に支配され、暴力と裏切りにも会う。小学校の「丘の探検隊」という遊びのグループの一人一人が、を信じていた。関わった周囲の人間から見える幸乃の人間像と人生を浮き彫りにしていく。死に至る病の幸乃は、生きることを止めようとしていた。

周囲の人間関係を克明に書けば書くほど、幸乃はひどい仕打ちを受けていたことが明らかになります。けれど、その執拗さの中に含まれている人間の心の中の冷酷さや打算に埋め尽くされて、読んでいてあまり気分はよくありませんでした。悪意によって悪人になると言いたかったのか。人間の嫌な面を暴くことに力が入り過ぎています。それにしては小学校の友人との繋がりに、寄りかかり過ぎています。ラストも想定範囲で終わります。新鮮さに欠け、残念です。

「Book」読書日記は作家ごとの感想です。よかったらどうぞ〜♪
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(No.4779)  日暈が虹のように

2015.05.22 (Fri)



22日14:30頃に、環水平アークが見えました。初めて見ました!
よく調べたら、日暈のようです。環水平アークは更に下の方に出るらしくビルの谷間で見えませんでした。
太陽の周囲に薄い雲がかかったときに、見える現象だそうです。雲の氷の粒に光が反射して虹色に輝くのだということです。きれいに見えた場所では太陽の周囲ぐるりに日暈と、鮮やかなアークが出たようです。自然現象とわかっていても、不思議な感覚ですね。
15:43  |  思い  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4778)  「マリアンナ・ピッツォラート」メゾソプラノリサイタル

2015.05.21 (Thu)



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(スカピオサ・エースオブスペード:美しい色がすばらしい:ベランダ)

「マリアンナ・ピッツォラート メゾソプラノ・リサイタル」(紀尾井ホール)(ピアノ:マーク・マーカム)を聴いてきました。
黒を思わせる赤い薔薇の、ベルベットの花びらに埋もれる感触の、すばらしい声でした。 SLAVAや美輪明宏の声に通じる、上質のやわらかさです。ゆとりのある豊かな声で、音の隅々まで配慮した情感あふれる歌が秀逸でした。出だしの声から、引き込まれてしまうのです。曲はほとんど初めて聴く歌でしたが、いつまでも聴いていたくなるのです。合わせるピアノもまろやかで、声と溶け合っていました。この歌手と出会えてよかったと思いました。

会場から出ると、雨が降っていました。冷房対策のはおりものを頭からかぶって、メトロまで急ぎ足です。電車の中でも、頭の中で歌声がリフレインしていました。

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(No.4777)  本とドラマ「贖罪の奏鳴曲」

2015.05.19 (Tue)


(チェリーセージ・ホットリップス:お庭の一画が華やかです:市内)

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(チェリーセージ・ホットリップス:エサをちょうだい!とさえずっているような:市内)

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(スモーク・ツリー:小さ過ぎて、お花は撮れなかったです:市内)

中山七里原作の「贖罪の奏鳴曲」のドラマを見ました。
弁護士・御子柴礼司(三上博史)は意外でしたが、別なイメージもアリで役にハマっていました。演技のうまさが光ったのは渡瀬刑事(リリー・フランキー)です。複雑な心理や刑事の立ち位置や、ドラマ全体を引き締めていました。正義と悪、償いを前面に、加害者と被害者の家族の悲惨さは見ている側の想像に託した作りです。元少年院の刑務官とのラストシーンで、ドラマはうまくまとまっていました。

原作の感想はこちら。→ 中山七里「贖罪の奏鳴曲」
09:05  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4776)  情報を拾う

2015.05.16 (Sat)



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連日30度が続いたあとの、雨の日です。じっとりと蒸し暑いです。
Twitterで拾う情報量が多くなりました。ずっと気にしていた肺活量の少なさを、改善してくれそうなアイテムが見つかりました。喘息が基本にあるためか、花粉症は終わったはずなのに、冷たい空気に触れると咳が続いていました。口からの呼吸を大きくして肺筋、横隔膜の筋力のトレーニングをするものです。最強はスポーツ選手向けの3段階がありました。もちろん、子ども用の低いランクの器具を選びました。
1回30呼吸を1日2回とありますが、脆弱な自分の体を考え1回5呼吸から始めました。効果は通常でひと月とあるので、ゆっくりペースで筋肉を痛めずに試してみようかと思っています。
話す声や、歌う声量が増えてくれたらうれしいです。

(①②ハクチョウゲ=白丁花:垣根がきれいに満開です。かわいらしいお花
 ③ロベリア=うさぎ耳がかわいい。
 ④シシリンチウム=庭石菖に似たパープル:市内)
08:56  |  健康  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4775)  花との出会い

2015.05.13 (Wed)


(エゴノキ:強風の中、静かな小公園で咲いていました)

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(見上げると青空がきれい)

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(この気品が好き)

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(落ちても可愛らしい花。落ちてもなお下向きがある)

仕事をしていた時には、知らなかった街の花たちとの出会いがうれしいです。
朝ウォーキングで写真を撮ると、それぞれのお家の庭やプランターにも個性がありますね。いままで知らなかった小さな公園で、思いがけない花を発見したりします。時間があり、気持ちに余裕があることで目に飛び込んで来るのですね。

「ヒマラヤの青い芥子」幻の花です。そう思っていたところ、バスツアーを見つけたので6月の予約を入れました。上三依水生植物園の群生を見てくる予定です。お天気に恵まれますように。
08:36  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

(No.4774)  幸田浩子ソプラノリサイタル

2015.05.09 (Sat)

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(モッコウバラ&白モッコウバラ)

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幸田浩子ソプラノリサイタルを聴いてきました。(紀尾井ホール)
ピアノ:藤満建 ヴァイオリン:西江辰郎・福田理貴 ヴィオラ:御法川雄矢 チェロ:川上徹

ピアノだけの曲と、弦楽器の入った美しい音色の曲の、すべてがすばらしかったです。幸田さんの張りのある高音の美しさも、コロラトゥーラも変わりません。ピアニッシモのよく通る声も、感情を込めた歌に酔わせてもらいました。アリアを歌う難しさを、コーラスを始めて見てなおさらわかるようになった気がします。
ピアニストとも、一緒に音楽を作ってきたという言い方に感心しました。編曲もそうですがピアノとの絶妙な呼吸が必要なのですね。
すてきな空間と時間に身を置けた幸福感を胸に、しばらくは歌の魅力に浸っていようと思います。身体が楽器になる歌手。その声を維持していくことがどんなにか大変なことか、波もピークもあるでしょう。いつまでも聴かせてほしい歌手です。2010年に初めて聴いた時より、少し声量が小さくなった気がするのはわたしだけでしょうか。

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(No.4773)  牧野記念庭園・牧野富太郎企画展

2015.05.05 (Tue)

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牧野記念庭園(サイト):練馬区の企画展「漫画『ドミトリーともきんす』の住人 牧野富太郎」に行ってきました。
和建築の美しい展示室に、150年前の植物研究者の筆や測量計や採取道具などが並び、想像をかき立てられます。居住していた部屋に歴史がまだ続いているような錯覚を起こします。よく手入れされた樹木の高さと新緑が美しい庭園でした。

今回初めて知った牧野氏は、日本の植物分類学の父とされ1862(文久2)年高知県高岡郡佐川町生まれ。ほぼ独学で植物の知識を身につけ精力的に研究発表を重ね、『日本植物志図篇』(1889)や『『大日本植物志』(1900)などの刊行にたずさわり、1940(昭和15)年に刊行された『牧野日本植物図鑑』は、現在まで改訂を重ね植物図鑑として広く親しまれているそうです。

いつものオフ会は今回は女子会になりました。喫茶店、お食事処でおしゃべりで盛り上がりました。フィギュアスケート好きが3人いたことで、つい夢中で弾丸トークになってしまいました。映画や本の話題と尽きることのない楽しい時間を過ごしました。くらさん、いつも企画してくれてありがとうございました。また、お会いしましょう。


(モチツツジ)

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(ヤマツツジ)

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(ムラサキ)
17:43  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑
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