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(No.5897)ロジャーズカップ 錦織選手ジョコビッチにおよばず

2016.07.30 (Sat)


(モミジアオイ:夏の象徴のような赤です:市内)

暑い最中、珍しく風邪を引き一週間休んでいました。
喉と鼻はまだいいのですが、頭痛と全身の倦怠感で動けませんでした。梅雨の気温差と、いまごろ引っ越し疲れが出たのかも知れません。処方薬は残っていましたので、4種類の量を調整しながらなんとか乗り越えたようです。あとは食欲が戻ってほしいです。

ロジャーズカップ、錦織選手は2回戦からの出場で2:0でvsノビコブは勝利したものの、筋肉痛のせいかサーブもボレーも力が入らずコントロールも悪かったのです。決勝前に棄権もあるかと思わせるほどでした。
3回戦は調整がうまくいったようで、力が戻りました。vsラムも2:0で安心して見ていられました。
準々決勝はvsディミトロフは1セットは6:3で問題がなかったのですが、2セット目は昨日の疲れがまた痛みになったのか、3:6で負けフルセットへ。最後は無理をしてでも勝たなければならないという、強い意思を感じました。6:2で勝利しました。医師やトレーナーの調整を受けていることでしょう。なんとか短期間で回復してほしいです。
準決勝はvsワウリンカです。体調さえ取り戻していれば勝てる相手です。がんばって、決勝戦での対ジョコビッチの試合を見たいです。

<やりました!1セット目はタイブレイクで7:6。2セットはワウリンカがコントロールを崩し、6:1。2:0のストレート勝利〜〜〜!! 錦織選手、決勝進出おめでとう。対戦相手はおそらくジョコビッチでしょう。(9時からの試合結果による)
予想していた体の調整2回戦は30%。3回戦は50%。準々決勝60%。準決勝は80%。決勝100%の計画通りに進んでいます。>

PS:決勝戦。3:6。5:7。ジョコビッチとの力の差はまだ大きいです。前回試合より技術的にも向上しているし、次の対決に期待します。もうひとつ、メンタル面の更なる強化も必要でしょう。がんばれ!錦織選手!
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(No.5896)中山七里「どこかでベートーヴェン」/加藤鉄児「殺し屋たちの町長選挙」/J.G.バラード「ハイ・ライズ」

2016.07.29 (Fri)


(コンロンカ・ムッサエンダ・フリピッカ・オーロラ:雪の女王ドレス的な暑苦しさ:市内)

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(コンロンカ:涼しげな夏の白:市内)

梅雨明けをした関東は、連日30度越えの予報です。平然と亜熱帯という言葉さえ、なんの感慨もありません。年々暑くなり、集中豪雨と、いずれハリケーン並みの台風がくることでしょう。

今回の3作。読書は進むけれど、感想を書くのが億劫になってきています。嫌になったら(苦笑)止めるかもしれませんね。
中山七里「どこかでベートーヴェン」
加藤鉄児「殺し屋たちの町長選挙」
J.G.バラード「ハイ・ライズ」


「どこかでベートーヴェン」県立高校音楽科の生徒たちは、9月に行われる発表会に向け夏休みも校内での練習に励んでいた。ピアノがうま過ぎて周囲から浮いている転校してきた岬と、実力差がありながら鷹村は気が合った。だが豪雨で土砂崩れが発生し、校内に閉じ込められてしまう。電話も電波も通じない。二人は救助を求めるため倒れた電柱を橋代わりに渡ろうとする。辛うじて岬が渡り切り、やがて救助隊が駆けつける。だが授業をサボっていた岩倉が何者かに殺害されていた。警察に疑いをかけられた岬は自らの嫌疑を晴らすため、素人探偵さながら独自に調査を開始する。

才能、努力、勇気、運。音楽だけではなく、スポーツやあらゆる分野で、努力だけではたどり着けない高みがあります。力のないものの妬みの深さを描き切り、目を背けたくなりました。そして小さな村の利権絡みの親と子の関係も心が痛かったです。初期の「ドビュッシー」に戻ったような、ピアノ演奏の描写シーンはすばらしいです。そこだけに酔っていたいと思わせるほどです。なお「もう一度ベートーヴェン」(仮題)の次作も読みたいです。いろんな分野を書き分ける作者の器用さは評価しますが、やはり音楽に惚れ込んでいるのが伝わる作品が好きです。

「殺し屋たちの町長選挙」強迫神経症の斉藤は、その症状によって仕事を干された元一流の殺し屋。再起を図るべく斡旋サイトから選んだのは、愛知県の町長殺害・報酬100万円。かつて見たことのない安値に、ほかに手を挙げる人物はいないだろうと踏み、復活戦にちょうどいいと喜んだ。しかし斉藤のほかに3組もエントリー。かつてその名を馳せた殺し屋たち。役人コンビ、殺し屋組合の経理担当者など、激しいバトルが始まる。

殺し屋たちのユーモラスなキャラ立ちがいいので、楽しめます。もう一度確認しないと心配で失敗する斉藤のほかに、それぞれがなにか仕事に支障を来す症状持ちばかりです。町長殺人計画中に姉のアリスを探すミツルは、さらに生まれたばかりの赤ん坊の亜理須を託される。オネエキャラの斎藤がうまく緩衝剤になり、軽妙な後味が良い作品になっています。

「ハイ・ライズ」映画のCMに惹かれて読んでみました。1980年の作品なのですね。まだ高層マンションが少なかった時代でしょうか。40階マンションで閉鎖的な社会を形成し、下層階と上層階の対立で人間性を失っていくさまを描いています。冒頭ベランダで犬を電話帳で焼いて食べているシーンから、過去に遡って物語が始まります。

秩序立っていたはずの住人たちが、エレベーターの封鎖、停電、スーパーの商品が強奪される。ダストシュートが、トイレが詰まる。なにかに取り付かれたように野生に帰っていく狂気の激流に、一気に飲み込まれました。今の時代では起きないかも知れません。映画を見に行く気をなくしました。

「Book」読書日記は作家ごとの感想です。よかったらどうぞ〜♪
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(No.5895)フェルディナント・フォン・シーラッハ「テロ」/佐々木譲「犬の掟」

2016.07.13 (Wed)


(ユーフォルビア"白雪姫":小さな花の集まりが華やか:市内)

暑さの割に読書が進み、今回は2作です。
フェルディナント・フォン・シーラッハ「テロ」
佐々木譲「犬の掟」

「テロ」ドイツ上空で旅客機がハイジャックされた。テロリストがサッカースタジアムに旅客機を墜落させ、7万人の観客を殺害しようと目論んだのだ。しかし緊急発進した空軍少佐が独断で旅客機を撃墜する。乗客164人を殺して7万人を救った彼は英雄か。犯罪者か。結論は一般人が審議に参加する参審裁判所に委ねられた。検察官の論告、弁護人の最終弁論。有罪と無罪、ふた通りの判決が用意された衝撃の法廷劇。

論告、弁論、被疑者証言。あまりにも国家の正義、軍人の正義が定石通りの論理で、ほとんどほころびがありません。論理が揺れるのはごくわずかです。もっと深い裂け目を、期待し過ぎたのかも知れません。ゆだねられる読み手として、戸惑ってしまいました。

「犬の掟」東京湾岸で射殺体が発見された。蒲田署の刑事二人は事件を追い、捜査一課の刑事二人には内偵の密命が下される。所轄署より先に犯人を突き止めろ。浮かび上がる幾つもの不審死、半グレグループの暗躍、公安の影。二組の捜査が交錯し、刑事の嗅覚が死角に潜む犯人をあぶり出していく。

多数の登場人物と組織の構図を描き分ける力は、相変わらずすごいです。ただ今までの作品に比べ、一人一人の心の動きが深くなかったので、キャラ立ちしていない印象です。それが犯人像を浮かび上がらせにくくしてしまったかも知れません。あまりストーリーテラーに寄らないでほしいところです。

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(No.5894)ショーン・ステュアート「モッキンバードの娘たち」

2016.07.04 (Mon)


(朝顔:美しく塀を彩るブルーと白、そしてピンクの絞り。こういうお家に住みたい:市内)

引越を言い訳に今回はひと月ぶりに1冊のみです。
ショーン・ステュアート「モッキンバードの娘たち」
本物の魔術を使うことができ、自由奔放に生きた母。反発したトニは、大学を出て三十歳になる今まで、保険数理師という堅実な人生を歩んできた。だが母が亡くなったとき、奇妙な力を持つ六人の「乗り手」が降りてくる母の能力を受け継がされてしまう。トニは葬儀が終わった翌日、人工授精で妊娠することにした。父親になってくれる男を探す前に。だが国税局からは多額の母の滞納金の連絡が入る。預金のほとんどで充填したが、さらに会社から部署の廃止による解雇を言い渡され、仕事を失い妊娠3ヵ月のトニは途方に暮れる。

「乗り手」の力を借りないと男と付き合うこともできないトニは、次第に母の苦しみを理解するようになっていきます。お腹の子の成長とともにトニの成長が重なっていきます。魔法の配分は多くはなく、ラストが気持ちいいです。アメリカという国は、息子は父を乗り越え、娘は母を越えることが必要なようです。甘いけれど、日本でよかったと感じました。


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(No.5893)ウィンブルドン大会 錦織選手4回戦無念の棄権

2016.07.03 (Sun)


(西洋イワナンテン:艶のある葉と、小さな花がかわいらしくきれい:市内)

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(ベビーサンローズ:写真を撮っていたらいただいた苗です:ベランダ)

3回戦は雨で延期で翌2日です。
某国営放送は1日の延期で懲りたのか、放送はありません。まあ確かに穴埋めで数時間保たせるのも大変でしょうけど。ライストで見ることになりました。
錦織選手は前日の延期が夜遅くに決定されたせいか、不機嫌な表情を見せていました。勢いがあるクズネフォス選手は、コントロールが悪いので2:0まで追い込みあと1セットというところで、また雨で中断です。2時間後再開して、3ゲーム目で再度雨で中断です。勝てるだろうと思い、そこで観戦を中止しました。いつ始まるかわからない雨待ち試合は、見ている方も疲れます。もちろん選手が一番大変なのですが。翌日3:0ストレート勝利を確認しました。
4回戦はR9位のチリッチです。4日深夜になるでしょう。そこで勝利すると準々決勝でフェデラーと対戦です。楽しみな試合です。ジョコビッチがクエリーに3回戦敗退、5位ワウリンカが2回戦デルボトロに敗退しています。波乱の大会です。
4回戦。21:00スタート!錦織選手vsチリッチ。ラオニッチvsゴフィン。フェデラーvsジョンソン。ツォンガvsガスケ。マレーvsキリオス。全部の試合が見たい〜〜!(苦笑)目が5人分。TVとライスト4本を開いたらパソコンがダウンしそう。見たくてジタバタしてます。
<4回戦2セット途中で棄権。筋肉を痛めていた錦織選手ですが、ここで最悪の状態になりました。サーブに力を入れられない、リターンできない。なにより苦痛に歪んだ表情が見ていて辛かったです。調子のいい今シーズンなだけに無念でしょう。2年連続の故障による棄権。アスリートの体調管理の難しさを思い知らされます>
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