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(No.3361)  平山瑞穂「有村ちさとによると世界は」/石持浅海「顔のない敵」「君の望む死に方」/日明恩「ギフト」

2010.09.12 (Sun)



数日の気温の低さ(30度)で体がほっとしたのもつかのま、昨日は再び35度の猛暑日でした。
もういいかげんに涼しくなってくれと、誰かに向かってクレームを言いたい気分です。

先週の4作。
平山瑞穂「有村ちさとによると世界は」
石持浅海「顔のない敵」「君の望む死に方」
日明恩「ギフト」

平山さん。前作『プロトコル』以後のちさとと、取り巻く周囲の、個性的かつ魅力溢れる人々のそれぞれの事情が描かれます。理系思考の論理的な考証の仕方が、納得ができます。理系女子の 思考回路を覗いてみたい人にはおもしろいと思います。
石持さん。「顔のない敵」は、カンボジアで地雷除去作業をつづけるNGOのスタッフが巻き込まれる事件と、その表裏が描かれます。決して美談で終わらない現実があります。
「君の望む死に方」は、社長が社員の梶間に自分を殺させるべく仕掛けを作りますが、思いがけないゲストの行動で予定が狂います。ラストは、そうくるか、と感心させられます。
日明さん。死者の姿が見える少年に、手を差し伸べた元刑事のビデオ店の男が見たものとは・・。人がそれぞれ抱えている孤独と罪悪感が、とても痛いです。ラストで救われます。
「Book」読書日記に、感想をアップしましたので、見てくださいね~♪

(写真=ツリガネニンジン=釣鐘人参:ブルー・ベルが、ちりんと秋の音をたてそうです:公園)
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