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(No.3367)  ボストン・テラン「音もなく少女は」/橋本紡「猫泥棒と木曜日のキッチン」/石持浅海「人はミイラと出会う」

2010.09.20 (Mon)



連休最終日です。
でも23日も休みですから、今週は気分としては休みの間に出勤するという感じですね。のんびりと、ゆったりとした時間が過ぎていきます。

先週の3作。
ボストン・テラン「音もなく少女は」
橋本紡「猫泥棒と木曜日のキッチン」
石持浅海「人はミイラと出会う」


テラン。これはすごい作品でした。暴力をふるう麻薬密売人の父のため、クリスチャンの母の苦悩は極限に達します。耳の聞こえない娘は、銃の代わりにカメラを武器に一瞬を撮り続けますが、母と恋人を失い、ついに戦うことを決意します。ノワールな世界でありながら、人々の表情や手話の手の動きや写真が詩情に溢れ繊細で美しく、絵画的に印象に残ります。

橋本さん。母が家出をしても、弟と淡々と日常生活を送る高校生のみずきは、道路でひき殺された子猫を庭に埋めます。けれど捨て猫の原因を知ったみずきたちは、計画を立てます。突っ込みどころはあるけれど、痛みを感じひたむきに考える姿は好印象です。

石持さん。短編集です。留学生のリリーが見る、江戸の風俗が息づくパラレル・ワールドがおもしろいです。さらに「人柱」を職業にする男が、持ち込まれる謎を解くのに納得させられ楽しめます。
「Book」読書日記に、感想をアップしましたので、見てくださいね~♪

(写真:ワレモコウ=吾亦紅:暗赤色が、秋を感じさせます:公園)
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