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(No.3573)  森麻季ソプラノ・リサイタル

2011.02.02 (Wed)



森麻季ソプラノ・リサイタル:紀尾井ホール(2011年1月30日)
youtubeで聴き、声の美しさに惹かれたコンサートです。
期待のスタートでしたが、やさしく静か過ぎる曲でした。そしてマイクを使っての曲の解説と、曲目の間に入る甘いピアノ・ソロで睡魔にやられました。美しく優しく歌うだけでは、なにも伝わってきません。

後半のオペラは生き生きとして歌い上げ、声も華やかでした。森さんの声は日本歌曲では活かされないのではと思いました。衣装を3度変えています。女の美しさを誇るのは、目を楽しませてくれる反面、どこか嫌みに感じるのはわたしのひがみでしょうか。音楽そのものを聴きたいので、1着でかまわないから、ピアノ・ソロを削ってほしかったです。その分アンコール曲を最初からプログラムに組み入れ、アンコールは1曲でよかったです。ということは、構成・演出のまずさですね。

高音の小鳥のさえずりと言われるコロラトゥーラという声の美しさは、なかなかです。舞台映えがします。ただ高音部で張り上げて歌うのは、強さを出す効果はあるけれど喉を痛めてしまうのではないかと、気になりました。

紀尾井ホールは照明が美しいですね。シャンデリアや壁の照明が、クラシックな雰囲気を演出しています。重厚なホールの扉やイス、階段の手すりまでいい木材がすばらしかったです。
先日のオペラシティホールのときと同じく、開場後もピアノの調律を聞かせられるのは好きではありません。調律師の腕が悪いのか、ピアノが悪いのか耳に残ってしまいます。

外に出ると、生け花教室帰りの着物のご夫人たちなどセレブな街です。上智大学の下校と重なり、学生たちの列と一緒に駅に向かいました。

(プログラム)
グノー:歌劇「ファウストより」より/宝石の歌
ラヴェル:シャブリエ風に/歌劇「ファウスト」第2幕のアリアによるパラフレーズ(ピアノ・ソロ)
リスト:愛の夢
    夢に来ませ
越谷達之助:初恋
山田耕筰:からたちの花
別宮貞雄:さくら横ちょう
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ヴェルディ:歌劇「椿姫」より/あぁ、そはかの人か~花から花へ
ワグナー/リスト:イゾルデの愛の死(ピアノ・ソロ)
ヨハン・シュトラウス:オペレッタ「こうもり」より/私の公爵様
リスト:巡礼の年第1集スイスより/ジュネーヴの鐘(ピアノ・ソロ)
ヨハン・シュトラウス:ワルツ/春の声
---アンコール---
山田耕作:ばらの花に心をこめて
ヴェルディ:歌劇「椿姫」より/さようなら過ぎ去った日
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」より/ムゼッタのワルツ
久石譲:「坂の上の雲」より/Stand Alone

(写真:カリアンドラ・ハエマトケファラ・アルビフロラ:白いシベの花がきれいです:公園温室)
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