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(No.3714)  フィリップ・ジャルスキー

2011.07.23 (Sat)

フィリップ・ジャルスキー&アンサンブル・アルタセルセ(紀尾井ホール)を聴いてきました。
メゾソプラノに近い、フランスの世界的カウンター・テナーです。CDより、数段よかったです。ステージから客席へと、すーっと声が広がっていくのがわかります。若々しいさわやかな声はのびがあり、リズム感がよく、しっかりとオペラを歌い上げます。年齢的にも、喉もいい段階なのではないでしょうか。コロラトゥーラと言われる小鳥の声に例えられる発声も美しく、よく響きます。スタッカートもみごとです。歌い方には天賦の才があると言われるのも、納得です。ヴィヴァルディ・プログラムも、合っていると思います。

アンサンブルも、ヴァイオリン3、ビオラ1、チェロ1、コントラバス1、テオルボ(14弦楽器)1、チェンバロとオルガン1という、バロックらしい響きでした。スタッカートやピチカートが多い演奏も楽しめます。チューニングにかなりこだわっていたコンサート・マスターのヴァイオリンは、さすがに味のある格調高い演奏です。個人的には、背の高いバス奏者のカッコよさに、密かに惹かれました。
客席からも「ブラボー」の他に外国語のかけ声がかかりました。応える奏者のそれぞれの笑顔が、すてきで印象に残ります。

(YOU TUBEの「フィリップ・ジャルスキー with L'Arpeggiata and Christina Pluhar」は、すばらしい声が聴けます。2曲目のアップテンポの曲では、男声部分も歌っていてお茶目な表情も見られます。テオルボも鉄琴も、先端がカーブしているツインク{リコーダー}も演奏)

上智大学横のソフィア通りは、蝉時雨で歓迎されました。開場まで時間に余裕があったので、向かいのホテル・ニューオータニのロビーをふらりと訪れました。国際的で大人のための空間でした。あと外国のお客様向けの雑貨店が、ちょっと浅草めいて感じられたのは、変な日本の土産品のためでしょう。おしゃれなバッグには、つい目がいってしまいました。

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<ヴィヴァルディ・プログラム>
第1部 
1.モテット「闇の恐れのあまりにも長く」RV.629
2.ヴィオラ・ダモーレとリュートのための協奏曲 RV540
3.「ニシ・ドミヌス」主が家を建てたまわずば RV608

第2部
4.歌劇「オルランド・フィント・パッツォ」RV.727 第1幕より アリア〈何を見るまなざしにも〉
5.歌劇「ウティカのカトーネ」RV.705 第2幕より アリア〈もしあなたの顔に吹き寄せるのを感じたなら〉
6.ヴァイオリン協奏曲 〈グロッソ・モグール〉RV.208
7.歌劇「ジュスティーノ」RV.717 第1幕より アリア〈この喜びをもって会おう〉
8.オラトリオ「勝利のユディータ」RV.644より アリア〈松明と蛇で身を護り〉
---------アンコール--------------
1.ポルポラ「ポリフェモ」~Alto Giove
2.ヴィバルディ「ティエテベルガ」~この胸に感じる涙の雨の中に(曲名違うかも)

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