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(No.3937)  乾ルカ「四龍海城」/木内一裕「水の中の犬」/小野上明夜「死神姫の再婚(2)薔薇園の時計公爵」「死神姫の再婚(3)腹ぺこ道化と玩具の兵隊」

2011.08.21 (Sun)

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昨日の女子バレー・ワールドグランプリ対韓国戦は、競り勝ってみごと勝利でした。
前日のセルビア戦は3-1で負けていますが、韓国戦では立ち直りました。木村選手のサーブ、スパイク。迫田選手のアタック。各選手がそれぞれの力を発揮できた試合です。きょうは対ロシア戦です。また熱が入ります。

▼<やりました!。世界1位のロシアに、3-0のストレート勝ちです。山本選手のサーブ、木村選手、石田選手の活躍、そして159cmの竹下選手のサーブに加えスパイクまで決めました。全員がサーブ、スピードと変化があり、粒ぞろいの選手たちに拍手です。>決勝ラウンドは24日からです▲

先週の4作。
乾ルカ「四龍海城」

木内一裕「水の中の犬」
小野上明夜「死神姫の再婚(2)薔薇園の時計公爵」
小野上明夜「死神姫の再婚(3)腹ぺこ道化と玩具の兵隊」


乾さん。健太郎はふとしたきっかけで、インターネットにも載っていない海の城に入ってしまいます。閉じ込められた大人、そして「城化」した人々が働く「電力会社」と生活空間、そして暗い目をした少年、貴希がいたのです。二人は次第に心を通わせ、城を出るための「出城料」を共に探し始めます。ピュアな友情は、トランペットを吹く大学生との関わりで深くなります。朝日や夕日の美しさ、トランペットの音色が聞こえるような描写がすばらしいです。「出城料」は途中で想像がつきますが、ラストはせつないです。

木内さん。探偵の元に、恋人の弟にレイプされ追いつめられた女性の依頼が入ります。引き受けた探偵に、悪意と暴力が襲いかかります。ボロボロの探偵と、救われない闇の世界ですが、3編がラストに収斂されていく構成力がしっかりしています。よくあるダークな世界に終わらない、不思議な読後感の静けさが魅力です。

小野上さん。イラストに周囲の視線が気になりつつ、ついにシリーズを読むことになりました。領地をめぐる領主たちの生き方を、意外にしっかりと描いています。強公爵・カシュヴァーンと対照的に、妻の「死神姫」と噂されるアリシアがまだあどけない、それでいて観察力の鋭いキャラに不思議な魅力があります。殺し屋たちも個性的で、いいですね。
夫婦の親密度を増していくスピードはとても遅く、昨今の恋愛感とは対照的です。このまま半歩づつシリーズを引っ張っていく辺りを、一気読みしたい誘惑に駆られます。わたしにとっての、漫画的読書です。

「Book」読書日記に、感想をアップしましたので、見てくださいね~♪

(写真:クサギ=臭木:長いシベが魅力です。ブルーの実が印象的な花です:公園)
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*Comment

読書感想文は夏休みの宿題の定番でしたが、マジで苦手でした。
原稿用紙一枚書くのがやっとこさだった気がします。
yuiさんは、さぞかし得意だったことでしょうね。

臭木とは、辛辣なイメ-ジですが、花はとてもスマ-トで魅力的なんですね。
えんてつ |  2011.08.22(Mon) 09:23 |  URL |  【コメント編集】

宿題の感想文。嫌ですよね。これで文章を書くのが嫌いになる人が多くなるのだと思います(笑)
そうですね。小学校の先生にしっかり叩き込まれました(^^)本を読む習慣もそのおかげです。

クサギ。葉をこすると臭いらしいです。わたしは長~いシベが好きです♪
yui |  2011.08.22(Mon) 20:43 |  URL |  【コメント編集】

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