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(No.3957)  こまつ座「キネマの天地 」

2011.09.13 (Tue)



こまつ座「キネマの天地 」( 紀伊國屋サザンシアター)を観てきました。
[劇作・脚本]井上ひさし
[出演]麻実れい / 三田和代 / 秋山菜津子 / 大和田美帆 / 木場勝己 / 古河耕史 / 浅野和之

1935年、日本映画全盛時代。築地東京劇場の裸舞台に、小倉監督に呼び集められた銀幕のスター女優4人は、監督の次回超特作『諏訪峠』の話と思っていたが、昨年好評を博した舞台『豚草物語』の再演話だった。しかもそこには亡くなった女優を毒殺したのは誰かを、明らかにしようという小倉監督の密かな思惑があった。

「蒲田行進曲」が低く流れる中、幾重にも重ねられた演技・演出にくるりとひっくり返されるストーリーが、芸達者な俳優たちによって鮮やかに艶やかにコミカルに展開されます。4人の女優の個性が際立ち、ほめ殺し、嫌み、いじわると丁々発止とやりあうのですが、どこかにくめない奇妙な女同士の連帯も感じさせます。刑事役の男がじつは役者で、じつは犯人で、じつは演技者なのです。毒を飲んで死に、また生き返る、別な毒でまた死に、再び生き返るなど、最後まで何が真実かわからない演出です。監督の俳優が少し軽すぎる演技が惜しいです。

(写真:トウテイラン=洞庭藍:ようやく咲き出しました。シルバー・リーフにパープルがきれいです:ベランダ)
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