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(No.4045)  ジャック・カーリイ「ブラッド・ブラザー」/籾山市太郎「アッティラ!」/小野上明夜「死神姫の再婚(13)」

2011.12.25 (Sun)



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フィギュア・スケート男子フリーは、熾烈な争いがすごかったです。
1位の高橋選手は転倒はあったものの、さすがの演技でした。2位の小塚選手も4回転を決めました。そして3位の羽生選手ががんばりました。4回転を始めどのジャンプ、スピン、滑りもパーフェクトかと思われましたが、ラストで3回転がシングルになりました。それでも、強くしなやかに成長した最高の演技だと思います。
14歳140cmの宇野昌磨くんの卓越した天才的な演技は、これからが楽しみです。きょうは女子フリーです。

先週の3作。
ジャック・カーリイ「ブラッド・ブラザー」
籾山市太郎「アッティラ!」
小野上明夜「死神姫の再婚(13)誰にも言えない初恋の君」


カーリイ。連続殺人犯の兄ジェレミーが施設を脱走した時を同じくして、新たな連続惨殺事件が起きます。カーソン刑事は捜査の間も、密かに送られてくる兄からのメッセージをたどっていきます。
無駄のない文章や描写、緻密なストーリー展開と登場人物たちの深さにも驚かされ、頭脳明晰な作家だと強く感じさせます。捻りもうまく、ジグソー・パズルのように解き明かしていく最後のピースが、みごとにはまります。凄惨な殺人と、美的とさえ言える論理性と衝動とのバランス感覚は、ほんとうにうまいなと思います。2作目のサイコ・サスペンスですが、前作より抜群に冴えています。

籾山さん。突然町に現れた大きなキャンピングカーの中で、アッティルカイラーと名乗る移動民族が、毎晩彼ら独自の音楽を演奏しています。少しの寂しさを抱える住人たちは、彼等の音楽と料理に引きこまれていきます。「恋は素敵! 酒はうまい! 子供はかわいい!」極彩色のフレーズが、住民たちの生活を鮮やかに染め上げていきます。
不思議で陽気な音楽が、頭の中で鳴り響きました。楽器や音楽描写がおもしろく、音楽で心が洗われ生き方を見直していく、そんな心理もうまく描かれます。こんなライブがあったら、ハマり そうです。

小野上さん。王宮へ連れて来られたアリシアは、夫・カシュヴァーン追放撤回を要求しますが、楽しげに笑う王によって図書館地下の牢に幽閉されてしまいます。現れた「息子」ルアークが、わずかなカシュヴァーンの情報を伝えます。心身ともに傷を負ったカシュヴァーンが、密かにアリシア奪還を心に決めて動き出します。はらはらして、次号を待っています。

「Book」読書日記に、詳しい感想をアップしましたので、見てくださいね~♪

(写真:ヨーロッパ・トウヒ&シクラメン:クリスマスらしいトウヒのシルバーがきれいです:公園)
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