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(No.4156)  磐木大「自殺請負人」/ラルフ・イーザウ「見えざるピラミッド」/森谷明子「矢上教授の午後」

2012.05.20 (Sun)

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会社の引っ越しが終わりました。
先週末の2日で、担当書類と雑貨類の荷造、荷解きと、肉体労働でした。最後は足の裏まで痛み、パソコンの設定は業者に任せて早めに帰りました。それでも酷使した体が悲鳴を上げました。週明けの後日提出各書類の大変さを思うとメゲそうになりますが、とにかく終わってほっとしています。

先週の3作。
磐木大「自殺請負人」
ラルフ・イーザウ「見えざるピラミッド 上・下」
森谷明子「矢上教授の午後」


磐木さん。自殺サイトで知った自殺請負人・津雲は探偵だったのです。トオルは話すうちに自殺を思いとどまり、彼の助手として働くことになります。自分を捨てた彼氏を困らせたい。前人未踏の方法で自殺したい。そんな自殺志願者たちの来訪に冷静に対処する津雲と精神科医に対し、直感的に行動してしまう性格のトオルはうまく進んでいきます。
対話することで相手の何を動かすのか、きっちりと分析、判断していくのがおもしろかったです。相当に編集者の手が入っているだろうと感じさせますが、それでもなお引き込まれてしまいます。

イーザウ。現代の地球、近未来世界、戦乱の中世ヨーロッパの三つの世界で同じ日に別々の世界に生まれた、フランシスコ、トプラ、レヴィルの3人の少年たちは、青いオーラを身にまとい不思議な現象を引き起こします。遺跡として残るピラミッドの不思議を絡め、壮大な物語になっています。三つの世界の征服を目指す男たちは、どんな世界にでもあることを思い知らされます。欲望で動いていく人間のおどろおどろとした形相は、現世界の反映のようです。

森谷さん。崩れそうに古い大学の研究棟が、豪雨と停電で閉ざされます。知らない男の死体が発見され、矢上教授は真相を追い始めます。殺人者はまだこの建物の中にいるのか。矢上を始めとする4人の教授と、助手や学生たちのキャラ立ちがいいです。レトロだったりハイテクだったりの組み合わせが、楽しめます。少し出来過ぎ感はありますが、それぞれの動きや言葉を時間軸の図式にしたくなりました。あまり好きではない謎解きが、楽しんで読めました。

「Book」読書日記に、詳しい感想をアップしましたので、見てくださいね~♪

(写真:トキワヒメハギ=常磐姫萩:鮮やかな色は南国産でありながら、高温を嫌うそうです:弘前城植物園)
 植木屋 王子園の王子さまから、名前を教えていただきました。
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*Comment

突貫作業のようで、本当にお疲れさまでした。
あらあらかなりくたびれましたねwwwww
どうか、お疲れが長引きませんように~

わたしも仕事では一度だけ大規模な引っ越しをしたことがありました。
研究所の建家が移転して、大型の測定器具とかもあって苦労しました。
ただし、外向きの事務的な仕事ではないので気は急いてもどこか気分は楽でしたが・・・・
yuiさんの場合はお仕事が遅れると迷惑も掛かるでしょうから大変でしたね。
えんてつ |  2012.05.21(Mon) 01:17 |  URL |  【コメント編集】

ほんとうに。電話会社、運送会社、パソコン会社と入り乱れて、配線やパーテーション、机の設置作業でした。ふーっ。
きょうになっても、まだ疲れが取れません(^^)。昨日は体中に(笑)湿布を貼っていました。

初めての会社の引っ越しです。あれもこれもあり、上司のはっきりしない指示に振り回されるのが、大変でした。
yui |  2012.05.21(Mon) 21:10 |  URL |  【コメント編集】

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