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(No.4186)  デヴィッド・ゴードン「二流小説家」

2012.06.24 (Sun)



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ぐずついたお天気が続いています。
急に暑くなったり寒くなったりで、こまめに服を調整しています。会社では冷房の効く範囲にバラツキがあり、カーディガンを脱ぎ着していますが、どうも冷え過ぎの感じがします。風邪を引きそうです。

先週の1作。
デヴィッド・ゴードン「二流小説家」
しがないゴースト・ライターのハリーは、かつてニューヨークを震撼させた連続殺人鬼・ダリアンから、告白本の執筆を依頼されるのです。死刑執行を3ヵ月後にひかえた死刑囚の本は、ベストセラー作家になり周囲を見返す魅力があり、ハリーは、刑務所に面会に向かいます。

ハリーが言われるままに取材に訪れた先で、ダリアンが後ろから付いてきてしでかしたような、残忍な殺人事件が起こってしまいます。殺し方が過去のダリアンと、そっくり同じなのです。ハリーは第一容疑者扱いされながら、これまでの作家家業で身に付けた推理で、なんとか危機を切り抜けていきます。
ダリアンの語るストーリーが本当なのか嘘なのか、混沌とした虚構の世界です。しかもハリーは彼に動かされているのではないかと感じてしまいます。入れ子細工の迷宮に足を踏み出したかのようです。

作中のヴァンパイア小説やSF小説がじつにうまく、熱狂的なファンがいるのも頷けるレベルなのです。でも、もっとも作家になりたかったのはダリアンだったのかも知れません。ラストまでくるりくるりと幾度も結末が反転し、テンポもよく推理もみごとで、すっかり虜になりました。他に翻訳されていないのが残念です。 ハヤカワ・ポケミスは、粒ぞろいでおもしろいですね。

「Book」読書日記に、詳しい感想をアップしましたので、見てくださいね~♪

(写真:ネジバナ=捩花:白は数年前のお気に入りです。まるでガラス細工のような繊細さです。
   ピンクは見かけと違い、毎年増えていく暑さにも強い花です:ベランダ)
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*Comment

他人の体験と自分の体験が重なるとしたら、殺人鬼より宇宙飛行士がいいな~
と思いました。

ねじ花面白いですね。
わたしも好きなので育てていますが、いつも葉っぱをバッタに食べられて
すごい姿になるんですよ。バッタの食べ方は葉っぱの中に穴を開けるので
すぐ分かります。花穂はまだ出る気配もありません。
えんてつ |  2012.06.25(Mon) 12:46 |  URL |  【コメント編集】

宇宙飛行士。いいですね~(^^)。できることならわたしも宇宙に飛び出したいです。

ネジバナ。えんてつさんも育てていらっしゃいましたか♪
あ、バッタに食べられるのですか!それは無惨な姿になりそうですね・・・。
白も育てたいと思っています。
yui |  2012.06.25(Mon) 21:00 |  URL |  【コメント編集】

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