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(No.4296)  羽田圭介「盗まれた顔」/スティーヴ・ハミルトン「氷の闇を超えて」

2012.11.25 (Sun)



ウォーキング日和の青空です。
通勤では通らない道を歩いてみると、店舗が変わっていたり、同じ家の庭が荒れ果てていたりと新鮮に眼に映ります。しばらくは、楽しんでみることにしましょう。

先週の2作。
羽田圭介「盗まれた顔」
スティーヴ・ハミルトン「氷の闇を超えて」


羽田さん。警視庁捜査共助課の白戸たちチームは、指名手配犯たちの顔を脳に焼き付け、一日で百万もの「顔」が行き交う雑踏で、記憶との照合する「見当たり捜査」をしていました。不意に目の奥に親しみを感じる顔が目に飛び込んできます。指名手配犯人と判別すると、3人でチームを組み逮捕に向かいます。けれど中国人マフィアを逮捕したあと、「見られる」立場に追い込まれます。
人の顔の特徴をなかなか覚えられないわたしには、驚きの連続でした。多少の整形手術をしても基本的に見分けられるという説明にも、連続30日見つけられないときに感じる焦りや見誤りも、説得力があります。本格警察小説でいて、特殊な仕事の設定がうまいです。デビューから10年だそうで、いままでの酷評を払拭するおもしろさです。

ハミルトン。14年前警官時代にローズという男に撃たれた銃弾を胸にかかえたままの、私立探偵アレックスは、賭け屋の死体を発見したと友人から呼び出されます。連続殺人事件が発生し、刑務所にいるはずのローズからメッセージが届くのです。
スリリングで展開も早く、銃撃のトラウマや妻、友人、警察署長など人物像の描写がうまいです。引き込まれて読んでしまいました。無駄もなく、それでいて思考や心の動きが伝わります。ひねりもあり、ミステリの王道という感じがします。「解錠師」に次ぐ2作目ですが、うまい作家です。

「Book」読書日記に、詳しい感想をアップしましたので、見てくださいね〜♪

(イチョウ=銀杏:大きな枝と落ち葉の絨毯がきれいです。数年前のお気に入り:新宿御苑)
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