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(No.4363)  森谷明子「FOR RENT 空室あり」/神永学「イノセントブルー」

2013.02.24 (Sun)



寒さはまだ続きそうです。
お庭や玄関先の鉢植えの梅が、咲いているのを見かけます。そこだけが早い春を感じさせます。

先週の2作。
森谷明子「FOR RENT 空室あり」
神永学「イノセントブルー」


森谷さん。桂子は、観察眼に優れている年下の恋人・塚本と暮らしています。彼の肩にある痣の秘密は母親の死に関わっているらしく、過去を調べようと16年ぶりに故郷のアパートを訪れます。そこで祖父母の相次ぐ死の真相と、それに繋がる彼と姉と母との過去が現れます。
塚本に関わるそれぞれの人が、小さな日常の出来事に過ぎないことに大切な意味を見出していきます。それが彼にとっては、過去への手がかりです。過去に目新しさはありませんが、おもしろい展開だと思います。ただ、二十歳の男性を「少年」と書くのには違和感がありました。

神永さん。海辺のペンションオーナー・森川は、海辺で倒れていた男・才谷を助けます。才谷には「前世」を見せる不思議な力があり、森川は殺人の情景を体験します。けれど納得がいきません。偶然引き寄せられた宿泊客は、それぞれ心に悲しみを抱えながら巻き込まれていきます。
ピアニストの千里はストーカーに追われ、客室にまで侵入してくる事件を起こします。「前世」「現世」は繰り返されるしかないのか、ペンションのアルバイト・陽子の前向きな姿勢で、空気は変わっていきます。ファンタジィとしてさらりと楽しめます。

「Book」読書日記に、詳しい感想をアップしましたので、見てくださいね〜♪

(写真;ヒウメ=緋梅:赤の強烈さと梅のかわいさがアンビバレンツ:公園)
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*Comment

なかなか美人の花梅ですね~♪

うっとこの梅も蕾が大きくなってきました。でも開花はまだまだ先のことです。
いつもながら、yuiさんの読書意欲には感心してしまいます。
そして、同居するようになった母がその日の新聞を全部読んでいるようなので
それにも感心しています。
えんてつ |  2013.02.25(Mon) 21:55 |  URL |  【コメント編集】

梅はシベも好きで、写真写りのいい(笑)お花ですね。腕の振るいどころです。
開花はまだ先ですか。こちらもようやく2分咲きくらいです。寒さで、遅いです。
読書は通勤がなくなってからペースが落ちました(苦笑)
通勤だと満員で立ったままのストレス防止のために集中して読みますが、家で読むとつい眠くなります。

お母様のご様子、お世話は大変だと思いますが、やさしいえんてつさんの家で安心していらっしゃると思います。
新聞を読めるなら、かなりしっかりしてますね〜♪
yui |  2013.02.26(Tue) 09:32 |  URL |  【コメント編集】

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