2017年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

(No.4405)  緒川怜「冤罪死刑」

2013.04.21 (Sun)



昨日は予報通り午後から雨になりました。
友人とお茶をしたファミレスの、窓際の席が寒いくらいでした。歴史好きで江戸の地図を片手に、建造物やお墓を見て回る健脚に驚かされます。ご高齢になられたのだと感じたのは、少し耳が遠くなったために会話がずれたり、ご家族の話題が多くなったせいでしょう。以前は嫌になるほど、執筆中の小説の話だけだったのです。
カラオケで思い入れのある懐メロを歌われ、ジャンルが違い過ぎわたしは選曲に困りましたが、楽しそうなのでよかったです。

先週の1作。
緒川怜「冤罪死刑」
緒川さん。3年前の少女誘拐殺人事件の山崎被告は、弁護士・希久子に無罪の弁護を依頼したのです。同じ頃、性犯罪と連続殺人事件で死刑執行を待つ栗原を、通信社記者で心理学者・大谷が接見していました。冤罪事件の、目撃証言に挟み込まれた意図、被害者の母の告発、埋葬された記念品など疑惑が多く、事件を洗い直す恩田と希久子は、次々と意外な事実に突き当たります。
死刑執行シーンのリアリティに引き込まれます。二人の被告の接点などストーリーもおもしろいです。ただ、些末な描写が多く、肝心の被告や事件の描写とのバランスが悪いのか、散漫な印象を残してしまいます。構成をもう少しドラスティックにしてほしい、読者のわがままです。

「Book」読書日記に、詳しい感想をアップしましたので、見てくださいね〜♪

(写真:ナガミノヒナゲシ=長実の雛芥子:小さなオレンジが、風に揺れています:市内)
関連記事
09:00  |   |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

読書といえば、村上春樹さんの最新作・・・ややこしい題名のは、もう読まれましたか? 

よく売れてたいへんだとか・・・

不思議なことに、わたしの周囲には読んだ人が皆無なんですよ(笑)。
えんてつ |  2013.04.25(Thu) 12:21 |  URL |  【コメント編集】

村上春樹さんは、初期の頃の作品が好きで「ノルウェイの森」で、離れてしまいました。最新作はまったく読んでいません。
出版社の話題作り戦略もしたたかですし、売れることでしょう。(なんて、冷ややか=笑)
yui |  2013.04.26(Fri) 09:19 |  URL |  【コメント編集】

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 
 | BLOGTOP |