2017年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

(No.4548)  宮内悠介「ヨハネスブルグの天使たち」

2013.11.10 (Sun)



急に寒くなりましたね。
ようやく、冬物に衣替えです。コーデュロイパンツ、ネックカットソー、ダウンの前にとりあえずパーカー、靴下も足首からその上までのもので押さえました。それでも歩いてビルに入ると汗ばむ、微妙な気温です。
7時38分ごろ、茨城県南部を震源の地震がありました。こちらは震度4。最初の一撃が強く、そのあとも長い時間揺れが続きました。先日の3度より明らかに強かったです。壁の絵が落ちることもなく、洋服ハンガーそのものの揺れだけでした。

先週の1作。
宮内悠介「ヨハネスブルグの天使たち」ヨハネスブルグの見捨てられた耐久試験場で、無数の日本製の少女ホビーロボット・DX9が雨のように落下してくる。近くに住む戦災孤児のスティーブとシェリルは、ホビーロボット9の一体を捕獲しようとする。泥沼の内戦が続くアフリカの果てで、生き延びる道を模索する少年少女を描いた表題作「ヨハネスブルグの天使たち」。9・11テロの悪夢が甦る「ロワーサイドの幽霊たち」。アフガニスタンを放浪する日本人が“密室殺人"の謎を追う「ジャララバードの兵士たち」など、国境を超えて普及した日本製の玩具人形を媒介に人間の業と本質に迫り、国家・民族・宗教・戦争・言語の意味を問い直す。

連作5篇の短編集です。全てがモノクロに見える世界です。耐久試験場で繰り返されるロボッットが降る光景は、想像するだけで絶望感に襲われます。かろうじて生き延びた先の世界に、未来はあるのでしょうか。でもかすかな希望を持ち続ける者たちがいます。あえて徹底して感情を排除した描写の中から、見えるかすかな道の先に光りがあることを願いたいです。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:ダイモンジソウ=大文字草:見るとやはり、かわいさに惹かれます:ベランダ)
関連記事
09:39  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 
 | BLOGTOP |