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(No.4554)  横山秀夫「影踏み」

2013.11.17 (Sun)



きょうも、冬晴れです。
スケート・フランス大会は、Pチャン優勝で羽生は2位でした。4回転サルコウが氷に引っかかり1回転に、4回転ループは転倒しました。ただここからが今までと違いました。気持ちを立て直し後は完璧なジャンプ、スピン、感情表現で、3ヵ月前のカナダより30点upの得点です。もし2回のジャンプが決まっていたらどんな点になったでしょうか。
GPSファイナル出場おめでとう。「Pチャンに他種クワド導入を考えさせるほど、羽生の存在は大きかった。オーサーコーチは『ここでPに勝つ必要はない。勝負は3ヶ月後』と前を向く=読売」夢の実現はソチ五輪ですね。

先週の1作。
横山秀夫「影踏み」
忍び込みのプロ・真壁修一は侵入した稲村家の、夫婦の寝室で殺意を感じた。妻は夫に火を放とうとしている。直後に逮捕された真壁は、二年後、刑務所を出所してすぐ、稲村家の秘密を調べ始めた。だが、夫婦は離婚、事件は何も起こっていなかった。真壁の思い過ごしだったのか。真壁は、母親の無理心中で死んだ双子の弟が、意識の中(中耳)に同居するという奇異な状況にあった。弟の無念を重ね、真壁は女の行方を執拗に追った。
破綻のない、ほんとうにプロ作家ですね。重い影と、深刻になるテーマを、意識の中の弟を設定することで、微妙に軽くしています。それも辛い話ではあるのですが。窃盗犯にも忍び込み専門や、下着ドロなどランク付けもあります。意識の中の弟と会話することで、刑事の側の思考も読ませストーリー展開のテンポがいいです。警察と反対の立ち位置での小説として、おもしろかったです。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:ツメレンゲ:猫の尻尾をおもわせます。ちょいと悪戯をしかけたくなる:花屋さん)
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