2017年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

(No.4575) アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム「三秒間の死角」

2013.12.15 (Sun)



寒い朝の気温が、ますます下がってきます。
明け方に寒さで目が覚めるのは嫌ですね。足元に用意してある薄手の毛布を、引き上げると二度寝できます。就寝時では暑過ぎるので、自動的に引き上げる装置がほしいです。

先週の1作。
アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム「三秒間の死角 上・下」
麻薬密売組織の中枢まで上り詰めた、優秀な警察の潜入捜査員パウラが与えられた任務は、重罪刑務所に麻薬密売の拠点を築くことだった。法務省上層部の極秘の後ろ盾を得て、刑務所内へ潜り込み商売を始めたが、その任務を知らぬまま、入所前にパウラがかかわった殺人事件を捜査するグレーンス警部の追及の手が伸びる。刑務所内では、たれこみ屋と正体がばれ命の危険が迫る。助けを求めるが、法務省上層部は保身のためにパウラ切り捨てを決定した。

自分以外の誰も信じられない潜入捜査員パウラは、妻と二人の子のよき家庭人の顔を持っています。潜入前に妻に仕事の危険性を打ち明け、失敗した場合の身の振り方を伝えます。入念で緻密な計画と行動力のパウラが、それでも極限まで追い詰められてしまう過程の心理が、伝わってきてはらはらします。きっちりとした構成でスピード感があります。軍隊の狙撃手により撃たれるパウラのラストも、いくつも張られた伏線が最後でみごとに着地します。新しい手法はないけれど、いい書き手だと思います。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:オキザリス:きれいに花を咲かせるのは難しい。まばらで丈が揃わず、それでもかわいい:ベランダ)
関連記事
09:58  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 
 | BLOGTOP |