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(No.4602)  アレックス・グレシアン「刑事たちの三日間」

2014.02.02 (Sun)



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住宅街の梅も咲き始め、確かな春の訪れを感じます。
ソチオリンピック&パラリンピックの、フィギュア・スケート団体戦が、開会式に先んじて始まります。10カ国がどんな演技をするのか、楽しみです。もちろん、わたしの最大の注目は羽生結弦選手です。

先週の1作。
アレックス・グレシアン「刑事たちの三日間 上・下」
1889年、ロンドン警視庁に殺人捜査課が設置された。年間数千件発生する殺人事件に挑む刑事は、わずか12人だった。幼児労働、人身売買、誘拐がまかり通っていた。かろうじて指紋操作が取り入れられ、科学捜査の第一歩が始まった。切り裂きジャックの恐怖が残る街で、捜査に忙殺される中、仲間の刑事が無残な死体となって発見される。捜査を命じられたのは、新米警部補のディだ。

煙突掃除のために幼児が使われたり、闇で子どもの誘拐・売買が行われている時代です。救われるはずの救民院の悲惨さなど、貧困を背景にして起きる殺人事件。科学捜査が発達した今とは違うのです。死体を切り裂いた凶器の特定や糸くず、指紋、アリバイからようやく推理実証するのが、いかに大変かが感じられます。それでも聞き回って収集した情報から、犯人を逮捕して行く刑事の勘と粘り強さを印象付けます。展開の早さと、信念を持った刑事たちの動きが、全体を重くせずに読ませてくれます。

「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:ヒウメ=緋梅 ①は鹿児島紅 ②は紅千鳥のようです(王子さま。ありがとう) 暖かければ来週にも見頃になりそう:公園)
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