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(No.4713)  門谷憲二「クラウド 上・下」

2014.11.19 (Wed)



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青空で日差しがあっても、冷たい風が身にしみます。
すっかり初冬になった感じがします。そろそろダウンジャケットに代えようかと、迷う日が多くなりました。ただ電車に乗ったり、建物の中に入ると暖房が入っていて汗をかいてしまいます。先日姉からもらった、厚手のレインコートが活躍しています。赤に黒の細かいチエックが入り、袖の折り返しと裏は紅色でリバーシブルです。赤を着ることはあまりないのですが、このコートはお気に入りです。もっとも裏を着ることはないとは思いますが。

今回の1作。すっかり読書ペースが落ちていますね。
門谷憲二「クラウド 上・下」
政界、内閣官房を揺るがすサイバーテロと国家秘密漏洩、それに立ち向かう警察組織。激突する天才ハッカーたちの因縁の攻防。科捜研警部補・天音陶子率いる班は極秘の任務に着く。情報漏洩の脅しでの、与党幹事長の突然の引退、大手銀行2行へのシステム攻撃と相次いだ。山城室長と陶子たちの攻防で辛うじて、撃退した。だが元恋人の雑誌記者・久坂がスクープ記事を上げる。しかも公安からの情報源という事態だった。奥深いところでの暗躍が展開する。

硬質の文体ですがが引きつけられる展開でした。一気に読ませます。組織の難しさ、一員のできること、組織への憎悪などを背景に、テンポよく理系的思考でまとめられています。近未来で削り落とせるものを落とし、シャープな書き割りです。けれど、たぶんに人間臭さが根底にあり,そこに新鮮さがないため二時間ドラマ的な段階に止まってしまった感があります。後に残る希薄さが惜しいです。


「Book」読書日記に、作家ごとの感想があるので、見てくださいね〜♪

(写真:サザンカ=山茶花・一重咲きと八重咲き:冬にふさわしいお花です:市内)
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