(No.4762) フィギュアスケート世界選手権大会
2015.03.29 (Sun)


フィギュアスケート世界選手権大会が終わりました。
なんだか壮絶な試合だったという印象です。各選手たちが怪我や高熱を押して滑り、気持ちをコントロールして自分の出せる力を振り絞っていました。
ゆづくんは、よく銀賞を手にしたと思います。まだお腹の傷も足首の捻挫も完治せず、さらに股関節も痛めていたと終わってから知りました。3月に練習を再開してからも、週に数日1日数時間しか練習できなかったとは言葉もありません。オーサーとメール連絡をして指導を受けたとは言え、実地の指導とは違います。病気と怪我と孤独と向き合っての練習だったのです。
盟友ハビエルの優勝を笑顔で讃えながらも、自分がまだできたであろう演技を表彰式前まで確認し「悔しい」と言わせる強さに改めて畏怖の念さえ持ちます。彼のファンであることを誇りに思います。小塚、無良選手のがんばりにもどれほどの思いがあったことかと、胸が痛くなりました。
女子の宮原知子、本郷理華、村上佳菜子選手も全力を出せたと思います。ラジオノワ選手が高熱での演技も、よく滑り切りました。
アスリートは言い訳をしない。強い自己コントロールで、自分を高みに引き上げていくだけです。ライストでエキシビションを見ながら、それぞれの人生に思いを寄せています。
(写真①:桜=染井吉野:満開に近い木もあります。桜につながる想い出が胸に迫ります。
②:キュウリグサ:桜の足元の2mmほどの美形。わたしの希望の大きさほどの:市内)
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