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(No.5858)  佐々木譲「憂いなき街」/伊坂幸太郎「ガソリン生活」

2016.03.30 (Wed)


(ペチコート水仙:小さな花が開きました:ベランダ)

テニスのマイアミOP、フィギュアスケート世界選手権と続いています。
合間にわずかな読書、今回は2作です。
佐々木譲「憂いなき街」
伊坂幸太郎「ガソリン生活」

「憂いなき街」サッポロ・シティ・ジャズで賑わう初夏の札幌市内で宝石商の強盗事件が起きた。捜査していた機動捜査隊の津久井は、当番明けの夜に立ち寄ったバー「ブラックバード」でピアニストの奈津美と出会う。彼女は、人気アルトサックス・プレーヤーの四方田純から声がかかり、シティ・ジャズへの出演を控えていた。ジャズの話をしながら急速に深まる津久井と奈津美の仲。しかし、そんななか中島公園近くの池で女性死体が見つかり、奈津美に容疑がかかってしまう。

純情という言葉に値する津久井の奈津美への思いは、警察官としてのきっぱりとした線引きが好印象です。シティ・ジャズ薬物が捌かれる情報に包囲網を敷き、逮捕に至る合間に見せる人間関係が魅力的な展開です。店や街、人間関係さえも、古風でタバコの煙のような雰囲気がいいですね。

「ガソリン生活」緑の旧型デミオへの愛着のある免許取り立ての良夫と、年齢以上に聡明な弟・亨がドライブ中に乗せた女優が翌日急死する。パパラッチ、いじめ、恐喝など一家は更なる謎に巻き込まれていく。語り手が車で、いろんな駐車場で会話する。

ひさしぶりに伊坂さんの作品を読みました。いつも通りの暮らしの中で起きる事件を、解決していく展開が緩やかで楽しかったです。またミステリに飽きたら寄り道したいですね。

「Book」読書日記は作家ごとの感想です。よかったらどうぞ〜♪
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