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(No.5947)佐藤究「QJKJQ」/河野裕「最良の嘘の最後のひと言」

2017.03.06 (Mon)


(バコパ・デュフーサス斑入り:ライムグリーンの斑入り葉がかわいい新顔:ベランダ)

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(マーガレット:明るい色がほっとする新顔:ベランダ)

カレンダーの進み方と、意識のズレが起きる3月です。三寒四温でまだダウンジャケットが離せなかったり、暖房なしで過ごせる日もあります。ゆづくんのレジンペンダント作成が少しづつ上達しています(自己満足)。TVドラマ「カルテット」のエンディング曲「大人の掟」を、耳コピで楽譜作成中です。松たか子と満島ひかりの声。ピアノを入れた弦楽カルテットの伴奏。転調あり、リズム変化ありの難しさです。当分手直しが続きそうです。

今回は2作です。
佐藤究「QJKJQ」/河野裕「最良の嘘の最後のひと言」
「QJKJQ」猟奇殺人鬼一家の長女として育った、17歳の亜李亜。一家は秘密を共有しながらひっそりと暮らしていたが、兄の惨殺死体を発見してしまう。直後に母も姿を消し、亜李亜は父と取り残される。何が起こったのか探るうちに、亜李亜は周囲に違和感を覚え始める。

壮絶な殺人が起こり、描写も構成もしっかりしています。ホラーではない文章で引き込まれます。順当な結末ですが、いい書き手だと思います。次作に期待です。

「最良の嘘の最後のひと言」世界的な大企業・ハルウィンが「年収8000万で超能力者をひとり採用する」という告知を出した。審査を経て自称超能力者の7名が、前日の夜に街中で行われる最終試験に臨むことに。ある目的のために参加した大学生・市倉は、同じ参加者の少女・日比野と組み、「No.1」の持つ採用通知書を奪うため、策略を駆使して騙し合いに挑む。他メンバーも組んだり離れたり騙し合いとなる。

支給されたスマホの指示で動きつつ、誰かのスマホを奪い破壊するか。入社できなくても希望額をもらうことで降りるか。さまざまな思惑で動くメンバーたちが、スマホに監視されてもいるのです。真の目的は別にあるのではないかと思わせ、スピード感のある展開でした。超能力を使い過ぎず、高感度の持てるラノベでした。人間像の深さがもっとあったら本格小説として評価したいところです。

「Book」読書日記は作家ごとの感想です。よかったらどうぞ〜♪
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