2017年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

(No.5958)エリザベス・ウェイン「コードネーム・ヴェリティ」/岩木一麻「がん消滅の罠 完全寛解の謎」

2017.05.06 (Sat)


(クレマチス:ツートンがきれいなピンク系:都内公園)

krematis17beni_1.jpg
(ベルベットのような、真紅の花びらもすてき:都内公園)

連休も明日で終わりですね。
久しぶりに植物園に行き、読書も進み、歌練も継続しました。ハンドバッグの直しを2点うまくできたと思います。ベランダの鉢植えの整理と掃除も終え、遊びのお出かけもし、充実した連休でした。

ただ親戚の子が腹痛で救急搬送され「尿膜管遺残症」との診断で、膿を取り除く処置がされました。6日間の痛みは、激痛でナイフで刺された(経験はないけど)ようで歩けないほどだったと。羽生結弦選手が2年前に痛みを2週間こらえて、GPFと全日本大会を滑りきり演技後入院したことも記憶に新しいです。「あの痛みでスケートの試合をするなんて信じられない」と。100人に3人ほどの症例だそうです。体力や精神力が極限になると、ウィルスに感染しやすくなるそうです。

今回は2作です。他に読みかけて止めたのが2作ありました。
エリザベス・ウェイン「コードネーム・ヴェリティ」
岩木一麻「がん消滅の罠 完全寛解の謎」

「コードネーム・ヴェリティ」第二次世界大戦中、ユダヤ人の女性飛行士マディと、無線技術士でイギリス特殊作戦執行部員のスパイの任務のクイーニーが、小型飛行機でフランスに飛び立つ。だが攻撃を受け墜落寸前の危機に立たされる。パラシュートで脱出したクイーニーはナチスの捕虜になった。彼女は親衛隊大尉に、尋問をやめる代わりに、イギリスに関する情報を手記にするよう強制される。その手記には、親友のマディの戦場での日々が、まるで小説のように綴られていた。

ややこしい手記に始まる長い物語は、真実みを帯びた嘘なのか曖昧なまま進行します。第二部で真実が明らかになっていきます。戦時下の過酷な状況にも関わらず、目を背けさせないストーリーのわずかな希望があります。過去の思い出が時おり、明るい青春の空気をまといます。こういう書き方もあるのかと、新鮮でもありました。結末はハッピーではないけれど、読後感はよかったです。

「がん消滅の罠 完全寛解の謎」余命半年と宣告された患者の病巣が、生前給付金を受け取った直後に治ってしまう。連続して4人もとなり、患者を担当した医師・夏目に、生命保険会社に勤務する森川から確認調査が入る。だが詐欺ではない。夏目と、友人でがん研究者の羽島が謎に挑む。政財官界のセレブたちが治療を受ける、がんの早期発見・治療を得意とし再発した場合も完全寛解に導くという病院にたどり着く。

医師と保険調査員の視点が複合的で、物語を深くしています。想定範囲内の謎というのは、明らかにミステリ読み過ぎのわたしの意見です。他の方が読むと、きっと驚きがあり、神か悪魔か審判に迷い楽しめると思います。がんで亡くなる割合が多くなっているのは、高齢化が根源にあるのでしょう。でも友人を亡くしていると、すがりつきたくなりますね。

「Book」読書日記は作家ごとの感想です。よかったらどうぞ〜♪
関連記事
18:22  |   |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 
 | BLOGTOP |